tamiのブログ

このブログ・・・妄想ー空想大好きな私が、勝手に楽しんで・・・勝手に文字にしています。ボロボロですが(笑)

ラブホ!bat・・マイHouse -33

2018-01-27 00:41:27 | <R>ラブホ!but・・・マイHouse
南川に乗せられ、奥へ座っていた彼に苦笑いだった。
南川との話に持ち込めず、気づく南川も一瞬だけ目配せて助手席に乗った。

『(笑)暇を作った?』
『いーや(笑)送るだけだ。いつまで?』
『3日かな(笑)。リルが来てるから向こうだけど?』
『 ・・・』

『久しぶりの約束は守らなきゃ(笑)だから、お仕事頑張って!』
『それはするが、部屋から出しとけよ・・・寝泊まりしてくからな』
『あー・・・邪魔なしオーケー?』
『 ・・・』

『(笑)前回は譲ってくれたの、覚えてる?』
『それでも夜は戻れよ(笑)。サラを待った俺は?次の日の力は誰がくれる?』
『 ・・・』

苦笑いをして笑うだけのサラは声にせずに見返した。
久しぶりだと抱き寄せる二階堂に、苦笑いをして見つめた。

『すみません変更して貰います(笑)。寄らずに走らせます』
『寺嶋?』
『すみません(笑)俺の携帯が止まらずです』

眺めれば光り、誰かと出ていた名で項垂れた二階堂は彼女を倒した。
彼の膝へ頭を凭れたサラが笑みながら二階堂のクビへ腕を回し引き寄せた。

『頑張れる(笑)』
見つめ囁くサラに苦笑いしかない・・・優しく口付ける・・・抱き込んで触れる二階堂の手に笑みが溢れた。

『到着・・・』
『はえーよ!』
『すみません・・・』
笑うサラが起きて二階堂を見つめる・・・
『(笑)待ってるね!』
『頼んだ(笑)。遊び過ぎんなよ!』
『おっけー(笑)』
笑うサラが頬へキスをした事に苦笑いをした。


走り出す車の中で、深くため息をする二階堂に、すまなそうに携帯を渡した。
息を吐ききり気持ちを切り替える二階堂・・・目配せに気づく寺嶋はアクセルを踏むのだった。




二階堂の車が見えなくなりホッとしたのは南川だった。
笑みを浮かべたサラは、上がらずに支配人室へ入り込んだ事でもっと苦笑いだ。
静かに話を始める南川に、驚き、口を引き苦笑いをした。

『童貞くんだから責任は果たすけど・・・そこまでって・・・普通ないよね』
『もしかしたら気質はあったかもしれないが・・・
フラないと彼も先へいけないだろうし・・・体は・・・ブランと落としてくれないか?』

『落ちなかったからリルから連絡来てるんじゃなく?』
『ちゃんと出来てるようだが・・・好きな感情が止まらないとは聞いてる』
『テンテンは?』
『落ち込みはフォローするから、体の方だけ頼むとさ・・・
今はブランが入る時に特別に一人だけと天川が連れて来てる』

『それで慣らしたら?また入ったら私がヤバくない?ブランまで大丈夫じゃなくなるんじゃない?』
『だから東寺をブランに付けた・・・(笑)我慢して東寺が堪えてる』

『そっか・・・
んー(笑)リルと話して考えてから、その子に会うか決めてい?』
確かにと頷く南川は、今日までの事を全て伝えサラを室内へ入らせたのだった。


リルが起きて待っていた事に笑み、客間へ戻り着替えたリルに笑った。
ガウンから部屋着に替えて飲み物を持ってきた。

『ララちゃんに(笑)狙われてない?』
『(笑)諦めた・・・ふざけてケイ君が触ったからお返ししたら反撃食らって参ったよ・・・』
『ケイは?』

『もー日々反省(笑)。そこに衝立買って視線が飛ばないようにしたよ。ごめんね、ココも普段も借りてる(笑)マジで私までヤバくなるのよ』
手前の空いていた部屋を指さして呟く彼女に笑み返した。

『それでも許せる場所にケイが行ってたんだねー(笑)良かった良かった』
笑みながら呟くサラに苦笑いで返し彼女を見つめた。

『言いにくい?』
『新人君・・・
激しくレッドが落としたんだけどね、次は拒否して(笑)私だけに言ってくる。
丁寧にゆっくりって・・・出来ないって落とすけど何度も頼み込んでくる』

『イケてない?』
『早いよー(笑)でも起きるから狙うしジェルを広げるだけでもいく・・・

何か自分が男を犯してる気分になるの・・・彼から望まないし大丈夫だから頼むとしか・・・
ここは違うでしょ?可哀想になっちゃって・・・

イキそうになってブラックを辛そうに呼ぶの・・・会いたいって泣くのよ。
でね、一度拒否したら連れ込まれちゃって・・・レッドが助けたんだけどね・・・もーどーしよーもないわ、あれ』

『特別な事もしてないのよ?ジェルを付けまくってイカせただけだもん・・・怖そうだからアイマスクしたけど、数回目で取って(笑)落としたんだけどね・・・』

『テンテンに聞いたから、してみたけど(笑)レッドの手でも反応は時間がかかった気がする・・・
一度済めば後は簡単だったけどねー』

『なら(笑)枷なしで跨いで見下ろして全部にジェルを回してみてくれない?』
『私?』
『あー目隠しして始めて途中でチェンジは? 誰の手でもイケる事は出来るって(笑)教える為に』

『可哀想だから目の前で落とした』
不意に言ったリルに驚いて見返した。
『それは体を売った?なら辞めて貰うよ?』
『 ・・・』

『身を売る場所じゃない!
リル・・・快楽の助け・・・身の危険な人を助けたりとかで・・・繋がりは違うのよ?。
来た客としたいなら他へ行って・・・』

『ごめん・・・彼だけだし、一度だけだもの。次からはしてない・・・
自分のした事に驚いて・・・彼が来ても行けなくて・・・だから助けて欲しくて・・・』

『リルが落ちた?』
驚いたサラの呟きに今度はリルが焦った・・・気持ちは出すなと言われていた。
快楽の手助け・・・間違った客への躾・・・ただそれだけの場所だ。

笑みを目覚めさせる繋ぎの役目もして、一緒に居る人と上り詰める事を助けるだけ・・・
なによりララの声もない事に違和感は残った。

『ララちゃんもマメに遊んでる?』
『あー今はたまに(笑)。ケイ君が来てない時だけ・・・それでも廊下で数発(笑)部屋に入り込んで覗いたり・・・』
そんな感じだと呟くリルだった。


『サラちゃん!(笑)3人で遊びに行こ!』
顔を覗かせたララが呟いた。
『私も?』
『(笑)テンテンの子、助けて遊んであげて。来たってよ?』
『抱かないよ?』
『触りはブランだけに(笑)眺めて命令するのはどう?』

『リル(笑)覚えてた?』
『あー思い出せる(笑)。本当に?』
『ブラックは眺める係りでー、私は他で遊びまくるかなー』
『ララ!』

部屋から叫んだのはケイだった。笑い声が室内を響くが早く戻れと・・・色んな駄目だしが叫ばれていた事に笑うサラ達だった。



ブランの姿もブラックと同じにして部屋へ入り込んだ。
楽し気に遊ぶ声が廊下へも響く・・・特別デーとホテル側は部屋の扉を全て解放した。

廊下で始める人達へ鞭を落とす・・・ベッドというルール無視は遠慮なく振るった。
ただひたすら貰いに来ては、笑み身を焦がしていく人もいた。

仮面は必須・・・それでも常連は知るだけに笑うレッドが楽しげだった。
縮小される事は客に知らせ向かわせていた・・・昂りたくて我慢する・・・すんでに交わされイキまくる。

唸りは激しく部屋から部屋へ流れるように楽しむレッドだった。

天川が連れてきた・・・誰かへ振るう鞭の舞いにも気にせずに反対のブラックの手を戸惑いながら触れて膝まついた彼の姿に驚いた。

両手でそっと包み、大事そうに額へ当てて願いを乞うような仕草と知った。

『誰が許した?』
『 ・・・』
『お前に身を許した覚えはない』
『それでも・・・貴女に触れたかった・・・焦がれ過ぎて・・・可笑しくなって・・・気が狂いそうで・・・しっしたくて』

『お前とする気はない』
『初めてだから・・・』
『それは違う・・・Sexは互いの気持ちで昂り肌を合わせられる。
心が無ければ繋がる意味はない。
誰かをイカせるが、中までの思いはココではない!』

『一度も』
『ない!持ち込む事もない! 特別に会う事も断る、仕事であってプライベートへ流す気もない』
『俺は・・・貴女だけと』

『恋心でもないと気づけ。気持ちのない行為は恋愛とも違う・・・
初めての行為が仕事だった事は残念だったろうが、その感情を私へ押し付けるな』

『貴女は?思いを運べる人が?』
『いる。それはお前でもない・・・
心のソコから抱きたい女は、お前が心から愛した女とするんだ。
仕事をしながら、その中の誰かを対象に向けるんじゃない』

『思い出しても貴女だけだ・・・』
『ならば試してやる、この場なら誰にでもたつ・・・あからさまにな・・・』

彼を寝かせアイマスクをさせると手足を拘束した。
枷で動きは止まるが、何が起こるか気づくと それだけで身は震え昂りが始まった。
だからと彼の手を自分へ運ばせ今の状態を教えた。

今まで声にしなかったブランを眺め、準備したカップを始めろと渡して促した。
ゆっくりと触れていく・・・先に始めた手は、反対側でブラックが始めた。
次はブランの手を使い強弱をつけて促した。

始まる昂りはいつもと頷くブラン・・・関係ないと、ソコは触れずに進めと道を案内し巡らせた。
玩具を使ってブランに見せる・・・同じ触れで彼へ向ける・・・

ジェルを垂らし追加と笑うブラックに苦笑いをした・・・手の中で芽生え始めたと気づいたからだ。
果てビクついても狙いは止めず、優しく触れていく手は止めなかった。

撫で上げていく・・・枷を直しブランのいいように動かしていくブラック・・・何で知ると笑うブランの手が震えるが、それは彼へ昂り熱さは駆け巡り出していった。

全部の触れが熱いとブラックの手と感じ笑みながら耐えた彼・・・弾ける瞬間にマスクは剥ぎ取られた・・・目映い光りに慣れ始め、マスクを取ったのはブラックで優しい触れはブランだと知った。

驚きは一瞬で消え去り、互いの笑みが残る・・・沸き起こる昂りは熱さが巡り身が焦がれていった・・・

やっと吸い込めた息・・・呼吸が出来た笑みのようで可笑しかった・・・気づけばブラックは椅子に座り見学という顔でブランの手を眺めていた事に辛くなった。

『繋がりはなくても触られたら誰でもいく・・・止めようもない男の疼きと知るだろ。
残された気持ちが相互の関係だ・・・』
『それでもブラックが触れたのは』

『手(笑)それだけだ・・・
勘違いをして勝手にイッたのはお前だ・・・ブランへ預け感じたまま吐き出したろ。
似てないか?自分でする行為と・・・(笑)自慰の果て・・・これが恋愛のはずはない・・・』

『ブラン・・・もう一度・・・うっ!』
彼の呟きにブラックは鞭をお腹へ振るい落とした。
『ブランの体を売ってもいない。したいなら別の場所でしてこい・・・
ここは互いに連れて来て楽しむ場所だ・・・お前の体験の為にあるんじゃない・・・』

『 ・・・』
ふと溢れた彼の涙に苦笑いをした・・・顔を覆い自分が情けないのか、繋がらない悲しみがさせるのか分からなかった。

『一時間だけ部屋を貸してやる。その間に帰るんだ・・・
好いた女が出来たら上の部屋を使い抱いていけ・・・思う存分に女へ自分をさらけ出せ(笑)本当に愛した女だけに・・・』

溢れた涙を拭ってやるブランに苦笑いをして早々に出したブラックは静かに部屋のドアを閉めたのだった。


『彼が好きなの?』
小声でブランへ聞いたブラック・・・戸惑いがあったような顔つきに驚き、隣へと引き連れて出した。

ブランに鍵はない・・・出入りはララか南川がしていた。
防犯の意味もあり、ララの下で動いていたからだ。一人出す時は迷わずにララが連絡してから出していた。

リルも守りたいララだったからだ・・・泣きながら上がっていく姿はララが驚いた・・・

『客に落ちたの?なら、これからは使えないな・・・
ブランはクビにする・・・いい?』
『頼んだ(笑)。レッドは?帰る?』
『久しぶりだから遊んでいい?』
『おっけ(笑)。なら1号から順番にー』

やったと楽し気に向かうレッドの姿に天川の姿が見えても気にせずに一つの部屋に入り込んだ。
『すみませんでした(笑)』

『初めてさんはパスがいいね(笑)。触れられてイケた喜びと勘違いしてただけ。
好きだから触れる、好きだからする・・・それが仕事の行為と重なってただけと言っといた(笑)
勘違いをしてた(笑)マジでね』

『はい?』
『んー(笑)気質はあったから、ジェルだけで変化した。ココの手だけでね(笑)。
それは自分でも知ったはずだから少しずつ思い出して気持ちの整理は出来るはずよ』

『ありがとう・・・(笑)』
『こちらこそ(笑)。これ最高(笑)』
鞭の事だと満面の笑みで返した天川だった。

『結局は(笑)良いものは、そのままに・・・変えたいなら別のモノで(笑)』
『確かにね(笑)。人それぞれの快楽もある・・・皆が同じと限らないのに玩具は同じじゃ使えないしね(笑)』

確かにと唸る天川に笑うブラック・・・その間にも願いを乞う人達へ舞う先は空をきる・・・振りきられた場所にわざとに身を起き笑う人まで現れて驚いたのは天川の方だった。

『んー変人(笑)その一言に限るね』
フッと笑う天川が頷く姿に、不意に撫で上げられ息を飲む天川だったが・・・溢れた熱い吐息は壁へ凭れ身を支えた。

楽し気なレッドの手・・・ブラックまでが加わり一気に昂りは増し突き抜けていった・・・
ハァハァと息を慌て調える天川・・・床へ手をついて項垂れていた。

『二人の手は息が止まるので・・・出来れば・・・あー・・・時間差で・・・』
やっとの事で呟き見上げれば、二人は居ず・・・より項垂れた天川だった。