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takoのラン日記

橘湾岸スーパーマラニックW273チャレンジ−5

2013年10月15日 12時06分27秒 | 大会記

痛みはハンパじゃなかったけど
完走するためにはがんばらないと。
エイドで少し休んだら少し走れそうになったので
くだりをそろそろと走り出しました。
そのうちにだんだん走れるようになってきたので
必死にくだりました。
くだりきったら、さっき抜かれた2人組が見えました。
このふたりが見える範囲で進みたいと思いました。
でも、少し行くとくねくね道で見えなくなりました。




じゃがいもエイドではkimiさんたちがいてくれました。

唐比をすぎて千々石の海岸線に出る頃には
日が暮れてきました。

必死に走っていると、nisidaさんがとぼとぼ歩いていました。
oobaさんとharadaさんとで来ていて
この唐比の海岸線への入口に迷って遅くなったそうです。
ふたりは先に行ったようです。
で、リタイアすると言ったけど、kimiさんから
それでも小浜までは自分の足で行きなさいと言われたそうで
しかたなく進んでるそうです。
きつそうでしたが、大丈夫そうだったので
わたしは先を急ぎました。

でも、千々石海岸は足下が不安でほとんど歩きました。
千々石海岸にはmatuoさんとてくさんたちがエイドをしてくれていました。
162.3キロ地点。
ここを19時03分に出発しました。
小浜まで11キロ。
いまのペースでいければ、20時台に到着できるんじゃないか、
と望みをつなぎ、また先を急ぎました。

でも、この先は、ちょっと不気味な軽便鉄道あとの道です。
こわいな、と思いながら走っていると
前方からライトが進んできました。
ランナーです。
Hさんでした。
道がわからなくなって、おなじところをぐるぐるまわってる
と言うので、こっちですよ、
と一緒に行くことにしました。
でも、ペースが遅いです。
からだが傾いて、ふらふらしていて、
とてもひとりにしておけません。
どうしよう、遅くなってしまう。
でも、ここで彼をほったらかして
仮に完走できても、後味がわるいんじゃないの?
なにがだいじなの?
完走?
仲間はだいじなんじゃないの?
レース中にこんな悩みをかかえるなんて
考えてもいませんでした。

しょうがないよね。
レース、のまえに、人としてどうかだろう。
そう考えて、Hさんと行くことにしました。

そんなわたし自身も2日目の夜で
ときどきぼ〜っとしていました。
それで、国道に出るところを間違えたと勘違いし、
Hさんに休んでもらって、少しあたりを
行ったり来たりしたこともありました。
そんなこともあって、
国道に出るまでにずいぶん時間がかかってしまいました。

Hさんは、すっかり気力を失っていて
タクシーで小浜エイドに行くから、と言いました。
しばらく一緒にタクシーを探しましたが
Hさんが、いいよと言うので、わたしはひとりで
小浜エイドを目指すことにしました。

でももう、この時点で21時20分を過ぎていました。
でも、やれるだけのことをしようと思って
ここから小浜エイドまで、必死に走りました。

走ってたら、前からじゅんじゅんが来ました。
ちゃんぽんを食べに行くところだったそうですが、
わたしと一緒に小浜エイドまで走ってくれました。


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