日々の気付き

自分への提言

神としての大自然

2021年02月05日 19時22分22秒 | 日記
 私たちの恣意性が反映されない、大自然のありのままの姿は、私たちがこの世に登場する以前の神と万物の関係を表している。
 私たちの希望や心配が反映される「認識」は、元の自然の姿を、私たち自身から隠す役割を果たす。
 私たちは、立ち木と人工樹脂とを分別出来ないほど「極端に恣意的な」認識の連続の中にある。
 私たちは、貪欲であり心配性なのであって、その心理状態に則した「事実」に埋没しているのである。
 ところで、私たちが希望や心配を忘れた時に眼前に広がる世界は、神と万物の関係を映し出すので、自身が「神」となって、万物を創造し指令を与えることになる―その時、私たちは「道端の石からアブラハムの子供を作り出す」ことも可能となり、その実体を運命づけることも可能となるのである。

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