日々の気付き

自分への提言

見ることと気づくこと

2012年12月20日 01時09分33秒 | 日記
 何かを見た瞬間、人は、その物体の正体、存在の理由に気づいている。
 しかし、次の瞬間、正体、理由についての気づきを失ってしまう。
 そして、形と色だけが、脳みその中に、残像のように残ることになる。
 私達は、一瞬の間に、こんなことが起こったことを忘れて、「これは何だろう? あれは、何のためにあるのだろう?」 と、考える。
 見えることと、物事の真相に気づくことは、当初は一つなのだが、結局、残像としての色、形だけが、記憶として残る。
 だから、私達は、見えるということが、色・形だけの認識であると、思ってしまうのである。