私の課題

　いかなる事が起ころうとも、くよくよせず、未来の心配も一切しない。
　そのような精神状態になっている事が、私の、緊急の課題だ。
　このような状態になって、はじめて、人間としての進歩を始める事ができる。
　

信頼と緩み（ゆるみ）

　何かに対する信頼・信用は、本人の安心につながる。
　そして、安心は、身体がリラックスする元だ。
　私達が何かを信頼すれば、その分だけ、私達がいだいていた無用の緊張が無くなる。
　もし、ある人が、万事万象（宇宙の意志）を信頼することができれば、この上なきリラックス状態に、その人の身体がなる。
　宇宙の意志を信頼するようになるためには、宇宙を好きになる必要がある。
　宇宙が好き、という事は、怪獣も好き、バクテリアも好き、石ころも好き、全てが好き、という事だ。
　１つ１つの万物に、余すことなく全て、波動として、宇宙の意志が活動している。

世の中の多層性（波動の多層性）

　世の中はすべて、波動によってつくられている。
　それは、あたかも、全ての固体が、不可視の原子でできているのと同じ様なものだ。
　１個の原子をとってみても、それは、波動が粒に見えているのである。
　どこからともなく、絶え間なく、私達の宇宙に流れ込んでくるエネルギーは、波動そのものである。
　波動には、宇宙の意志からのダイレクト波動と、人間の感情のような、副次的に生じるものとがある。
　私達は波動を探求し、より精細なる波動（ダイレクト波動）に気づきつづけることが大事だ。
　それは（ダイレクト波動は）、人間の情感とも言える波動と並存しつづける。
　感情的になっていた人の心が、いったん沈静化すると、それまでその人が持っていた激烈な感情の波動が、無くなったように見える。
　感情は、ときとして、人を不健康にするが、それは、自然治ゆや肉体の維持に使われるべきエネルギーが、波動としてしぼり出されるからである。
　感情の力は、時として、生活を豊かにするために、建設的に利用されることもある。
　そういった感情の波動と並存して、宇宙の意志からのダイレクトな、精細な波動が万物に満ちており、万象をしきっている。
　これに気づきつづけていくことが、感情の浪費や、失敗を減らしてゆく秘けつとなる。
　＊　ダイレクト＝直接の
　

電気エネルギーとしての波動の活用

　植物は、根から栄養をとり入れると同時に、太陽光の波動（電波）エネルギーを活用して生きている。
　太陽光のエネルギーは、電波と同じ電気的エネルギーである。
　人間も、大気中を行き交うエネルギーをとり入れて生きる力に変えることができる。
　人体は細胞と神経線維（せんい）とからなる巨大なアンテナである。
　人間が活用するべき電波の種類は、いたるところに遍在するものが望ましい。
　それは神の息吹とも言えるものだ。
　これに身体を同調させるには、まず、自然万物（動・植・鉱物、気体、液体、すべての固体）の全てを余すことなく、常に、そして永久に活動させている、波動に気づく必要がある。
　神の息吹である。

テレパシー

　外見から、人の気持ちは、分かりません。
　もし、私が、他人の気持ちが分かったならば、そのとき、私は、自分のテレパシーの能力を、開花させた事になります。