ZZR1400GTR's Tagebuch(日記)

主に独逸・墺太利・瑞西・南チロルの欧州事情を発信。

フロントフォークのバネ

2009-11-01 18:57:47 | ZZR1400

これは最近に交換した 1000GTR のフロントフォークのバネです。左右長 1.5㎜ の差がありました。新品は社外品でバネレートを約15%高いものにしてあります。

"フロントフォークのO/H" は、普通は内部洗浄やオイルとシールの交換などですが、バネを洗ってもどうすることも出来ません。視認して納得するしかないからです。

私の 1000GTR は、来年で製造後10年ほどになり、距離数も6万を越えて、思い切って交換することにしたのですが、"ヘタリ + 15%高レート = 30%高レート" の様な図式となって、フロント回りに安定感がでました。

左右長 1.5㎜ の違いが最初からなのか、両方とも縮んだのだけれども片方がより縮んだのか、もう少し後だったら長い方も短い方位に縮んで、抜いた時に差が見えない程になったのか、検証は困難です。

新車を買ったばかりの人がフロントフォークを分解して、「本当に油面が指示通りなのか」とか、「バネの左右長は?」とか、普通は確認しないし、確認する人は 「まず居ない」 と考えられます。そうすると、新車から乗っていても永遠に分からない部分があることになります。

でも、現状が良くなったのだから、結果オーライでしょう。でも、「ヘタリ」 って便利な表現です。科学的ではないけれども、直感的なので、「何かが不足している欠乏感」が伝わり易いからです。

 

 


何気無さ

2009-11-01 02:33:08 | ZZR1400

このタンクバック(?)の使い方を見た時に、「何気無さ」 を感じました。「ポイっと引っ掛けた」 ような使い方、でもバックの下にはマグネットが入っていて落ちるような事も無い。

何でも無い光景に一瞥をくれた時に何か感心することに出会う、そんな瞬間に 「ハッと」 した事を楽しみました。

本当は仕事中でこんな写真を撮っている場合ではなかったのですが、全然違う素材にカメラを向けていた私に他の人たちは不思議に思ったかもしれません。

でも、何をしていても気になる物に心を奪われる事があり、そんな時にいいアイデアが湧くこともあるので、自分の心はなるべく弛めに縛るようにしています。

 


晩秋のショートツーリング

2009-11-01 01:04:36 | ZZR1400

晩秋の南ドイツは最低気温4度最高気温11度晴れ時々曇りな天気でした。土曜の10時スタートのツーリングは午後3時までのショートなものでしたが、黄葉を求めて地道を走り回り、村に毛が生えたような町のお肉屋さんが隣棟で兼業している小さな食堂で昼食をとりました。

「今日の定食」 を頼んだのが写真の2番目(スープ)と3番目(主菜)。スープは日本の豚骨に似ていて、冷えていた体が芯から温まるような感じでした。主菜は豚のヒレの焼いてデミグラソースのようなものがかかっていて、ヌードル(シュペッチェレ)は 「手つくり」 であることの注釈がメニューについていました。それにサラダ添えです。ビールのように見える飲み物は 「リンゴジュースの炭酸割り」 です。

ここの食堂は70歳位の白髪のおばあさんが給仕をしてくれていて、なじみ客との話しの内容から察するに日本で言う 「女将」 、つまり持ち主の奥さんだと思います。このおばあさんがまた人の良さそうな人で、なじみ客との話しの間に私の所に来ては、「どこから来たの?」、「もう寒いでしょう?」、「美味しかった?」 等と気を回してくれたのが嬉しかったのです。

晩秋も佳境で、11月中旬迄には落ちるべき葉たちはすべて落ちて、冬がやってくるでしょう。来週末には女房のクルマのタイヤを冬タイヤに交換(これは私の仕事)、パジェロは 「改造」 に出すのですが、やはり事前に冬タイヤにはめ替え(これはタイヤ屋さんに頼む)てから渡さねばなリません。11月の3週末には改造済みのパジェロが上がってくる予定です。