<大分空港道路>謎のスリップ事故多発で通行止め (毎日新聞) - 1月14日2時1分更新
大分県杵築市八坂の大分空港道路(総延長20.4キロ)のほぼ同じ場所で10、12の両日、スリップが原因とみられる車の物損事故が計6件起きた。現場は昨年12月に水はけのよくなる舗装をしたばかりだが、雨でもないのに路面は無色無臭の液体でぬれていた。道路を管理する県道路公社は「原因が全くわからない」と首をひねるばかり。12日から当面、全線通行止めにして原因究明を急いでいる。
現場は、杵築インターから日出(ひじ)方面へ約2キロの緩やかな坂のカーブ部分。県警によると、10日午後3時ごろ、下り車線を走っていた乗用車が対向車線にはみ出し、上り車線の路線バスと接触するなど2件の事故が起きた。現場付近の路面約200メートルは触ると手がぬれるほど湿っており、通行止めにして清掃し、約15時間後に通行止めを解除した。
ところが、12日午後2時10分ごろ、同じ現場の上下線で乗用車が相次いでガードレールに衝突するなど計4件6台の事故が発生。この時も路面がぬれていたという。
空港道路は91年11月に開通。公社によると、1日平均約5700台が通行するが、このような事故は初めて。現場付近約6キロは昨年12月、粒子が細かく水はけのよい「排水性舗装」をしたばかりだが、今月7日以降雨はなかった。
状況から何者かが液体をまいた可能性は低く、公社はアスファルトの分析を県建設技術センターに依頼する一方、専門家も招いて原因究明する。【井上元宏】
私の住んでいる近くの国道でも、交通事故が他の場所に比べて多いということで、粒子が細かく水はけのよい「排水性舗装」をしてからは安全になったという話を聞いたのですが、その逆効果というのは解せないNEWSです。
確かに、高速道路でも最近の舗装は「排水性舗装」で、特に雨の日などの走行性は抜群に解消をされています。