HG“本家”の名曲で歌手デビュー (スポーツニッポン) - 1月6日6時5分更新
お笑い芸人のレイザーラモンHG(30)が歌手デビューすることになった。5日、都内で行われた所属事務所「吉本興業」の年始会に乱入し発表したもの。
フリンジが付いた新しい“衣装”で登場。「06年、このままの勢いを続けるために、いろんな手を打っていかなければならないと思う」と抱負。そして、高らかに「CDデビューします。フォー!」と宣言した。
デビュー曲は西城秀樹もカバーした「YOUNG MAN」。自ら作詞し「♪男なら腰を振り 話のコシを折れ」「♪こびぬ ひかぬ かえりみぬ 空気は読まぬ」など、HGの“生きざま”が盛り込まれている。プロモーションビデオでは腰を振りながら熱唱。相方のRGこと出渕誠(31)も出演している。2月8日発売。
同曲の原曲は米グループ、ビレッジ・ピープルの「Y・M・C・A」。同グループはメンバーがゲイであることを公にし、鍛え上げられたマッチョな体を派手な衣装でアピールしていた、まさにHGの“本家”に当たる。
会心の選曲にご満悦のHGは「全人類に共通する深いメッセージを込めた」と不敵な笑み。プロレス、歌手と次々と新境地を切り開いているが「次はハリウッドしかない」と鼻息も荒い。
06年版の新ギャグ「ワッショーイ!!」も披露。M字開脚で、手を股間から勢いよく上にあげるパフォーマンスだ。
当時、西城秀樹は「Y・M・C・A」を健康的にカバーして「YOUNG MAN」を大ヒットさせて、歌謡大賞を受賞したのを覚えています。
しかし、さすがにレコード大賞は逃してしまったような記憶があります。
子どもから大人まで、みーんな「Y・M・C・A」と歌って踊っていたのが、原曲のことを考えると不思議でなりませんでした。
今回、お笑い芸人のレイザーラモンHG(30)がCDデビューするに際して、この曲を選択したことで、「Y・M・C・A」もホモ賛歌として認められる時代が来たんだと感じています。
そういえば、ピンクレディーも「イン・ザ・ネイビー」をカバーしていました。