まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

高機動型可変機体

2017-01-29 16:41:09 | その他


飛翔する殺意


先日、ボークス707テムジンを撮影し直しましたが、それから割とすぐに、懐かしの海洋堂モノシャフトドライブシリーズのサイファーを発見。中古で開封済みではありましたが、破損欠品なしというまぁまぁ良い個体でした。


とっくの昔に絶版になっており、しかも今から15年以上も前に発売されたアクションフィギュアですが、今やすっかりプレミアが付いており、破損品でもモノによっては諭吉さん1枚以上の値段が付くほど。


しかし、かつての愛機で思い入れが非常にあり、なおかつキット化の可能性が低い(ボークスさん・・・)サイファーだけに、思い切って買ってしまいました。諭吉さんよ、さらば。


左右非対称で、全て1軸可動の独特の関節配置とクセのある造形。そして非常に壊れやすいことで有名なシリーズ(特に初期)ですが、オラタン機体が結構リリースされていましたね。


今回私が入手した個体も、例に漏れず開封後ちょこちょこ破損。こんなところまでゲーム中の紙飛行機っぷりを再現しなくても・・・。


そのため突貫作業で各部の補修と加工を加え、何とか戦線復帰です!





塗りや造形は甘い部分が目立ちますが、非常にカッコイイ。可動範囲も今の目で見ると決して広い訳でなないのですが、独特の関節配置とアレンジの効いた造形のおかげで派手なアクションをしているように見えるのがポイント。








さすがにかなり古いためか、パール塗装っぽい部分が剥がれてきている箇所が目立ちます。もしもう1つ格安で手に入ればRNA使用にリペイントしたいですね。





地味に内部のディスクも再現してます。


付属品は豊富。











各種手首に近接時のソード。








ダガー3本。マイザーにも使えそうですね。





ここまで来たら、CW用エフェクトパーツが欲しくなります。


あと、空中でのポージングに対応したスタンドが一応付属するのですが、接続軸が非常に細く、保持力もあまりないため使用していません。








変形機構はさすがにありません。このあたりの再現はプラモに期待したいところですが、うーん。


加工部分はこんな感じ。基本的にピンバイスと瞬着でできるお手軽なものですが。











首、腰、股関節に関節技を埋め込みました。特に、首はデフォルトでは上か下しか向けない(2か所ある穴に差し替える方式)のですが、この加工によって正面向けるようになりました。


腰の接続は細い軸1本で、当初は真鍮線で補修しようとしたのですが、強度が足りず断念。周辺を少し加工してBJ化しました。





ウイングの右側は根元からポッキリ折れてしまったので、真鍮線にて接続・補強。あと手首の軸も少し削り渋さを調整しました。





ボークステムと並べてみました。サイファーの方が少し小さいです。





今回は珍しく、非プラモ品の紹介でした。


バーチャロンの立体物は、今やハセガワからプラモが細々と展開しているだけです。またこういうシリーズが出てきて欲しいものですね。





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