おきらくごきらく

社会人大学院(早稲田大学大学院商学研究科プロフェショナルコース)へ通う、のんきなサラリーウーマン実録

良い広告を作るために

2005年09月26日 | お仕事

私のやっている仕事のひとつに、ネット広告を作って出稿するという仕事があります。数年前は1年ほど地方新聞誌の広告も担当したのですが、最近はネットのみになりました。

新聞・雑誌でもインターネットでも、私が実際に広告を作るわけではないので、どういう人が対象で、どんなメッセージを訴求したいか、広告代理店に伝えて、うまいクリエイティブを作ってもらわないといけません。

この広告代理店に説明する作業を弊社ではブリーフィングと言っていますが、自分の思い通りの広告案が上がってこなかったりすると「私のブリーフィング、そんなにマズかったかなぁ・・・」と落ち込むこともあります。

今いる会社ではブリーフィングの際、こちらの言いたいことやターゲット層を明記した書類を作って、それをもとにミーティングをするのですが、春学期にとった授業でそのブリーフィングがまだまだ甘いということが分かりました。

広告代理店のクリエイターは、自社製品を売り込むためのアピールを形にしてくれる人であり、いかにその人に製品やサービスを理解してもらうかが鍵となる、というのです。

あるパン会社は、新製品のパンを売り出すにあたり、ホテルの一室を借りて、きっちりとテーブルセッティングされた朝食を用意し、そこで新しいパンを広告代理店のクリエーターに食べてもらったそうです。我が社の新しい食パンは、こんな食卓で頂く朝食にふさわしい、そういうイメージなんです、と。

毎回毎回そんなブリーフィングをするのは大変ですしコストもかさみますが、大きなプロモーションやイベントに関する広告なら、それくらいやっても良いのかもしれません。

今まで自分がやっていた広告のブリーフィングは、果たしてクリエーターに伝わっていたのだろうか。その商品・サービスを、クリエーターは本当に良いと思っていてくれたのだろうか。ちょっと反省します。この反省は、次の広告に生かそう!