・・・といってもチェーザレ・ボルジアなる人物はよく知らないのですけど。
なんか聞いたことあったよねって程度。
始めの一巻は登場人物のややっこしい名前が覚えられず、大学内の派閥もわからず・・・。
苦しかったです
が、名前が誰が誰やらわからなくっても・・・読んでるうちになんとなく分かってきます!
☆ ☆ ☆
アンジェロ・・・おとぼけなのか賢いのかわからない癒し系の主人公。
田舎から出てきたばかりのため大学の微妙な派閥や背景がわからず・・・。率直な物言いをするため、周囲が肝を冷やす展開になることが多いです。・・・見ててイタいたいしい・・・というか、読みつつ「ぎゃっ」っと言い頭を抱えてしまうくらいコッチの心が苦しい~ この人の失敗をみるのが怖いけど、ついつい心配で読んでしまう・・・そんな読み方をはじめの方はしていました。
チェーザレ・・・ボルジア家の次男で(多分)、将来を期待されている文武両道の人。
自由奔放で掴みどころがない。読み進むうちにカッコよすぎて・・・
ミゲル・・・チェーザレの側近。いい人~(あくまで私的に・・・)
☆ ☆ ☆
1巻:アンジェロが大学編入。成り行きで暴れ馬に乗ってるところをチェーザレに助けられる。
2巻:ピザの貧民街らしきところ()を見に行くアンジェロとチェーザレ。チェーザはレラファエーレとロレンツォの和解を画策する。
3巻:フランスの顔が怖い人(名前がわからない)を正当な発言で怒らせてしまい追いかけられるアンジェロ。ミゲルの名誉のために、アンジェロを助ける結果になるチェーザレ。
アンジェロを信用していると言われ「信用などしてない 奴は無意識に従っているだけだ ということは無意識に裏切る 意思をもたぬものなど誰が信じるか」と語る。
ミゲルはアンジェロに、いずれチェーザレに失望すると告げる。
4巻:チェーザレの妹登場。将来への布石として、ジョヴァンニ閣下のために工場を作るチェーザレ。
5巻:変装して祭りに行くアンジェロとチェーザレ。
・・・って、今から読みます~
☆ ☆ ☆
セリフがいちいちカッコいいのです。
「もしも私が裏切られるようなことがあったら・・・それはもう私が間抜けというよりおまえが人知を超えた何者かであるということだな」
と、言うのですけど。
心配だ~~~~~なんかのフラグ?
今後アンジェロがチェーザレに自分の意思で協力していくのか、それとも最後は無意識に裏切ってしまうのか・・・気になる~・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます