健康断食のススメ

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心筋梗塞 ほんとの原因

2011-08-04 12:17:39 | 断食
心筋梗塞は、心臓に血液を送る冠動脈が何らかの原因でつまってしまい、心臓自身の細胞への血液がストップして心臓の細胞が死んでしまう極めて致死率の高い病気です。(だから虚血性心疾患といいます)




狭心症との違いは、狭心症が一時的なものであるのに対し、心筋梗塞の場合は症状が元に戻らないのが特徴です。




狭心症(不安定狭心症の場合)も最悪の場合、心筋梗塞に移行する場合もあります。




症状は、狭心症の場合1分~15分(たいていは1~2分)で治まりますが、心筋梗塞の場合30分~数時間、耐え難いような痛みに襲われます。




心臓付近の痛みはもちろんのこと、肩や顎、胃の辺りが痛むこともあり、心筋梗塞と気づかずに対処が遅れることがあるので注意が必要です。










心筋梗塞の原因の一つだと言われているのが活性酸素です。




今回、サッカー元日本代表の松田選手が心筋梗塞で倒れてしまいましたが、過度な運動による活性酸素が原因だと多くの人は考えると思います。




活性酸素がLDLコレステロールを酸化させ、それが血管の内壁に取り込まれそれが動脈硬化の原因となるという考え方です。




ただ、運動には強力な抗酸化作用があり、LDLコレステロールが高い人の方が長生きするので、あくまで過度な運動に問題があるわけで、運動やLDLコレステロールに問題がある訳ではありません。ここは、とても大事なところです。







松田選手が横浜Fマリノスを戦力外通告を受けたことによるストレスが原因になったことも否めません。




松田選手に関してあまり詳しくはないのですが、報道を聞く限りでは、サッカーを愛する真摯な態度が、自分でも気づかないうちに怒り(解雇による)やストレスになり、それが血小板の凝集を招いていたことも考えられます。


“いい人”になると、ストレスが多くなります。






心筋梗塞の予防方法は以下の通りです。




●タバコを止める

(受動喫煙も注意亜が必要)




●カルキ(塩素)の入った水は飲まない

(塩素には強力な酸化作用がある)




●ニンニク、玉ねぎ、小松菜、唐辛子、椎茸、イワシ、鮭(天然物)、亜麻仁油(魚が嫌いな人はオススメ)麻の実油など、血管保護因子を含む食材を食べる。




●適度な運動を行う

(強力な抗酸化作用と血管の柔軟性を高める)




●鉄のサプリメントはとらない(鉄欠乏症以外の人)←鉄は酸化を促進する




です。





欧米人に心臓病が多いのは、カルシウムの過剰摂取(マグネシウム不足)が原因です。カルシウムの摂取量がマグネシムの4倍以上になると虚血性心疾患になるといわれています。

(欧米の土地はカルシウムが多いので、そこに住むだけでカルシウムの摂取量が多くなってしまいます)



そのため、カルシウムを体外に排出する食べ物(肉、コーラ、乳製品、砂糖)を好んで食べますが、マグネシウムの供給源となる“主食”という概念がないため、カルシウムに摂取量に対してマグネシウムの摂取量が追いつかないと考えられます。



欧米では心臓病が多いので、とても恐れられています。



それとは反対に、欧米で心臓病に対してガンが少ないのは、カルシウムの摂取が多いからです。



カルシウムは、体内の情報伝達に(ガンの発生を知らせる)働くからです。





一方、カルシウムの少ない火山の国日本は、カルシウムがするためにガンが多くなります。



日本人の二人に一人がガンになり、三人に一人がガンで死亡しています。



虚血性心疾患で亡くなる人は、ガンで亡くなる人の約半分です。



日本人の場合、土地や水にカルシウムが少ないのでカルシウムの過剰摂取(イオン化されたカルシウムサプリメントを摂っている人は注意!)による心臓発作はありえませんし、ご飯を食べているのでマグネシウム不足も考えられません。



ですから、日本人の心臓病の原因は欧米の人とは違い、カルシウムの過剰摂取ではありません。



日本人はカルシウムが(沖縄・奄美を除く)不足します。 



特に、最近では、お肉や乳製品、砂糖、清涼飲料水など、食生活の欧米化に伴い、さらにカルシウムが不足している状態です。



カルシウムが不足すると、骨から血液中にカルシウムが供給されますが、この状態が続くとカルシウムは血管の内壁に沈着する性質があり、これが日本人の動脈硬化、つまり、心筋梗塞の原因となります。



また、骨から血液中に流出してカルシウムが細胞に到達すると、細胞ではカルシウムの過剰な状態になり、情報伝達機能が正常に働かなくなり、これがガンの原因となります。





私が、断食後にカルシウムをお勧めするのは、このような理由からです。断食は素晴らしい健康美用法ですが、カルシウムが減少するという弱点もあります。断食を安全に行うにはカルシウムはかかせませんし、日本人の健康維持にもカルシウムはとても大切な働きをします。



健康を科学的に考えたとき、カルシウムは日本人とって極めて大切なのです。







なんとなくですが、松田選手の魂は、まだサッカー場にいるのではないでしょうか?



魂を体に戻すには科学の力では・・・。





佐下橋聡 拝







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