暇になっても忙しい

定年を迎え、会社との雇用契約も終了。以前よりもだいぶ自由になる時間が増えてしまった今、さて何をしようかと。

カメラ付きデジタル・サイネージに反対 続き

2010年06月27日 | どうなっているのか
実験に参加している企業から返事では、確かに撮影はするが、映像を保存することはないので、プライバシーの問題はないとの連絡がありました。

以下は、その回答に対して、再度私から、返したメールの内容です。

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折角のご説明ですが、私の懸念は、まったく解消されていません。

人に断りもなく、公共の目的でもなく、営利目的だけのために、不躾にカメラを向けていることには変わりありません。

個人的に想像してください。

見ず知らずの人に、いきなりカメラを向けられて、文句を言うと、「いや、これは、データをとるだけで、映像を記録している

わけではありませんから。」 と説明を受けて、安心して納得するでしょうか。

本当に、皆さんを信用するとしても、その保証は、どのように担保されているのでしょうか。 

運営するデジタルサイネージ推進プロジェクトメンバーの中に、今後、悪いことを考える人間がでないのでしょうか。 

企業も個人情報保護に関して、十全の準備と対応をとっていると誰もが言いますが、それでも、漏洩することが、いくらでも事例としてあるではないですか。

このような仕組みを、個人の性善説に基づいた設計で行うのは、やめていただきたい。

駅構内の特定の場所で、その広告が、どんな人に見られているのか、どうしても広告主にデータ提供サービスをしたいのなら、

カウンターを持ったアルバイトを配置すればよいでしょう。 その方が確実だし、こちらも、ひと目見るだけで、その意図がはっきり

するし、できることが、限定的であることも明確ですから、心配することもありません。

悪いことは、言いませんから、このプロジェクトからは、手を引くべきでしょう。 

カメラを見る人に向けると言うバカげた行動のために、デジタルサイネージの可能性の芽をつぶさないでいただきたい。

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