暇になっても忙しい

定年を迎え、会社との雇用契約も終了。以前よりもだいぶ自由になる時間が増えてしまった今、さて何をしようかと。

防衛省の広報

2008年03月02日 | あなたがもし当事者だったら
「あたご」の事故とその後の対応について、

もし、自分が防衛省の広報責任者だったらどう受け答えるか考えてみました。

基本方針としては

1.おきてしまった事、事実については即刻発表し、必要なら謝罪する。

2.事態の背景、推移、原因あるいは原因と関連すると憶測されるような事象につい  ては確証がとれるまで一切コメントしない。

  裏も取れていない、確証のないことについては、そのような条件をつけても
  決して発表しないし、言わない。条件というのは「現在調査中ですが」とか
  「現在わかった範囲では」など、発表する側は条件をつけて言ったつもりでも、  聞いた方は、そのような条件など忘れて、後から「こう言ったではないか」と
  言うのは目に見えている。

3.毎日定時会見を公式の場所で行う。ただし、2.に関することは「調査中に    つきコメントできない。もう暫く時間がかかる。」を貫く。「いつまでかかるの  か」と言う質問にも。「それもコメントできない。」と答え続ける。ただし、開  き直った言い方ではなく、ソフトに誠意を込めて「その件に関しても今はコメン  トできません。」と言う。 
  定時会見は常に同じ広報責任者が行う。

4.確証が取れた時点で、良いことも悪いことも含めて、完璧に準備をした上で、
  一度に大々的に発表を行う。 何度も中途半端な発表は行わない。
  丁寧に受け答えする。悪いことはその場で謝罪。想定外の質問や、指摘が
  あってもあわてない、わからないことについてはあいまいな答えをしないで
  「調査」を約束する。どうせ完璧に準備したつもりでも、抜けるところが出てく  るだろうし。


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