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東北地方太平洋沖地震全難聴対策本部

阪神大震災を超える超大型地震の難聴者等支援情報提供

東北地方太平洋沖地震 (75)

2011-03-15 20:20:20 | 災害情報
建屋残骸で異常放射線量=4号機建屋に穴2カ所-燃料プール、温度上昇・福島第1

東日本大震災で被災した福島第1原発3号機(福島県大熊町)建屋付近で15日未明に検出された毎時400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)の非常に高い放射線量について、東京電力は同日午後、水素爆発で飛び散った3号機建屋の残骸や、使用済み燃料プールの水など高濃度の放射性物質が原因となった可能性が高いと発表した。
 同原発敷地周辺の放射線量は、15日午前9時に正門付近で毎時1万1930マイクロシーベルトを記録。午後3時半時点では毎時596.4マイクロシーベルトに下がった。
 経済産業省原子力安全・保安院によると、福島第1原発は1~3号機とも、原子炉圧力容器への海水注入が続いている。15日午前に格納容器の圧力抑制室が破損したとみられる2号機の炉内水位は、同日午後1時時点で、核燃料棒の上端より1.7メートル低いところまで回復した。
 また、15日午前に爆発し、火災を起こした4号機原子炉建屋の北西側側壁に、8メートル四方の穴2カ所が開いていた。
 同建屋内には深さ約8メートルの使用済み燃料プールがあり、783本の核燃料棒が入っているが、通常約40度の水温が14日未明の段階で84度に上昇。核燃料棒は核分裂反応を抑えるホウ素製のケースに収められており再臨界の可能性は低いが、高温のままだとプールの水が蒸発して核燃料棒が露出、損傷の恐れもあるため、東電は海水の注入も検討している。
 このほか4号機と同様に運転停止中だった5、6号機でも、使用済み燃料プールの水温がわずかに上昇しているという。


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