”鳥がしゃべれたら・・・”
反ふくろうカフェ ポスター No.4
“フクロウを飼うひとたちの罪悪感”
興味深いことに、ふくろうカフェの店員やフクロウ販売業者、そして個人の飼育者たちは一様に、「足かせは生まれた時から付けていますから、もう “慣れっこ” で、別にストレスとかはないですよ」 などと言うのだ。
彼らは同じ生き物として、さすがに多少の後ろめたさがあるのだろう。だからそう言ってみずからを正当化せずにはいられないのだ。
しかし、フクロウたちがしゃべれないことをいいことに、“明らかな事実” をうやむやにできると思っているのだろうか。“生きものとしての基本的な自由” を奪っているという明白な事実を。ペンギンを自宅の浴室で飼っているのと変わらないことを。「慣れさせてしまえば、どんなことでも許される」 と思っているのだろうか。
今までのポスターと同様、AバージョンとBバージョンがあり、Bのほうには以下の1行が小さな文字で入っている。“ふくろうカフェブーム”にモノ申す根拠への参照を可能にするためである。
Bバージョン追加文:
詳細 ブログ: ザウルスでござる 記事: ふくろうカフェ、動物虐待?
どちらでも選んで大いに活用して頂ければ、ふくろう達にとって、さいわいである。
わたしのしているドンキホーテじみたことを、せせら笑っている人間がいるだろうことは重々承知の上である。人間の無知、驕りによる動物たちの苦しみが、少しでも減らせることができるのであれば、どんなに笑われてもわたしはかまわない。自分の支配欲を満たすために、罪のない動物の基本的な自由を奪うような人間にはなりたくないというだけである。
A4以上のサイズで、できれば、写真用か、スーパーファインの専用紙で印刷して頂けたらありがたい。以下の画像をクリックするとダウンロードページに飛ぶ。
これを参考にして、ぜひご自分でポスターを制作して掲示してみてはいかがであろうか。
フクロウたちの境遇を憂慮すると同時に、日本人としてこうした流行を放置していることは問題であると思うはずである。違うだろうか?
こういう問題を扱うとすぐにヒステリックに「何が悪い?!」「外国が正しいのか?!」「動物園もダメかよ?」等と騒ぐ愚かな人達がありますが、それはただのヒガミや問題のすり替えです。西洋も科学や研究とともに、こうしたらこの動物にはよくない、いい、等を学びつつ動物園にしても、飼育にしても、改善を重ねて来たのです、そして今でも新たな良い方法や方向があれば改良しているのです。どの国が正しいとか間違っている、とかどっちが偉いとかそういう問題ではない、よくないことは改善、いいこと推進、それが人間だから出来ることだと思うのです。これからも応援しています。
日本の動物愛護団体の動きがほとんどないのがさみしいですね。
海外の代表的ないくつかの動物愛護団体、野鳥保護団体に意見を訊いても、返事が返ってきません。金持ち日本からのヒステリックな反応を恐れているのです。言質をとられたくないのです。他国のことへの言及は “介入” ととられることに警戒しているのです。
たしかに日本のことは日本人で解決すべきかもしれませんね。気づいた人間から始めればいいのでしょう。