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コロナ騒動:鎌倉が激震地?LAVAの次は市役所か?ヨガマット経由説
前回の記事「コロナウィルス:親子3代クラスター爆弾? LAVAママの足跡をたどれ!」 の続編となるが、この ホットヨガ LAVA 鎌倉店の目と鼻の先にある鎌倉市役所にも飛び火して “クラスター爆弾” がさく裂しているかのようだ。
以下の地図の通り、LAVA 鎌倉店は、鎌倉市役所の職員の鎌倉駅への帰宅途上にある位置関係で、鎌倉市の女性職員の中に会員がいても不思議はない。ちなみに、ホットヨガLAVA は女性専用である。
鎌倉市役所の女子職員がいったい何人、問題の50代のLAVAママと一緒にヨガをしていたのかが気になる。
今回の記事によれば、LAVAママがLAVA 鎌倉店を利用したとされる2月13日(木)に 同じLAVA店 を利用した女子職員が 少なくとも2人いた。
しかし、その2人が LAVAママ と一緒(同室)だったかどうかについては記事はつまびらかにしていない。この日のLAVAママ の利用は朝の 8:30から昼過ぎの12:30 までである。市の女子職員たちが、いくらLAVA 鎌倉店が職場のそばでも、平日のこの同じ時間帯でヨガをしていたとは考えにくい。また、もし同じ時間帯であれば、報道記事では、「同日の同時間帯で」と明記するはずだ。
なので、ふつうに考えると、女子職員たちは、平日の木曜日に市役所の仕事が終わって退勤後、駅に向かう途中で LAVA に寄ったのではなかろうか?
そうだとすると、5時からか6時からの時間帯と推定される。LAVAママが利用してから5時間以上は軽く経過していることになる。ということは、いわゆる “濃厚接触” とは言えない状況である。記事の肝心な箇所を再度引用しよう。
鎌倉市の女子職員の1人は 2/13 の13日後の 2/26 に発症しているのだ。ここがむしろ怖い点だ。“飛沫感染” や “エアロゾル感染” による濃厚接触でなくてもゆうに感染している可能性があるということだ。LAVAママは船橋市の息子のところに行って一泊して、その息子は3日後に発症している。“濃厚接触” の典型かもしれない。これなら感染しても仕方がないと普通の人は思う。
“ヨガマット経由説”
しかし、今回の LAVA店 の場合は、決して “濃厚接触” とは言えない状況なのだ。ヨガスタジオで同時に同じ室内の空気を呼吸、共有していたのではなかった。5時間以上経過していたのに、スタジオ内の空気にコロナウィルスのエアロゾルが残留していたのか?科学的に言って、飛沫やエアロゾルが5時間も空気中に浮遊していたとは考えられない。
飛沫でもエアロゾルでもないとしたら、“接触感染” だろう。ウィルスを含んだ飛沫やエアロゾルがヨガスタジオのフロアに “付着” していたのか?それともスタジオのドアノブ?更衣室のドアノブ?トイレのドアノブ?それともヨガマットにくっつけて持ち帰ったのか?
4時間ヨガで汗をかくほどだったら、ウィルスが、吐く息(エアロゾル)に乗って大量に放出され、それがフロアに沈殿したことも考えられる。会員は皆自分のヨガマットを広げるので、衛生的で安全のように思える。
しかし、レッスンが終わって持ち帰るために、巻いて丸めるときには逆にフロアに接していた裏面を自分の手で触りまくることになる。しかも、自分がマットの上に乗っていたのだから、圧力がかかってフロア上のウィルスを弾力性のあるマットに広範囲に圧着していたかもしれない。結果的にフロアを素手で触りまくるのと同じことになってしまうのだ。
つまり、“濃厚な接触感染” となった可能性がある。
会員たちは、フロア表面のウィルスをそれぞれ自分の手とヨガマットにしっかり圧着して大事に持ち帰ったのかもしれない。
もし、この “ヨガマット経由説” が正しいとしたら、LAVA鎌倉の会員は自分のヨガマットを徹底的に洗うか、廃棄した方がいいだろう。また、LAVA鎌倉に限らず、ヨガ教室でヨガマットを使う人たちも、しばらくは毎回洗うようにした方がいいかもしれない。
5時間経過していても室内のさまざまな表面にコロナウィルスは生きていて、拾ってもらう機会を待っている。ヨガ教室に限らず、アスレチッククラブなどでの感染例が報道されているが、運動をして呼吸が活発になるスポーツ施設は要注意だろう。“飛沫感染”、 “エアロゾル感染” だけでなく、“濃厚な接触感染” すら起こり得る。
鎌倉市役所はウェブサイトで以下のように、市職員にLAVA鎌倉の会員がいたというふうに公表した(3/2)。
さらに、本日(2020.03.03.)の夕方には以下のような緊急の「広報かまくら」の特別号が、鎌倉全市の全戸、全家庭のポストにポスティングされたようだ。
A3サイズのアート紙のウラオモテ印刷のもので、こんなにでかい広報は前例がない。
鎌倉市が緊急に編集して印刷し、業者を使って一斉にポスティングしたのであろう。相当金も人手もかかったはずだ。
しかし、ウラオモテのどこを見ても、LAVA での感染者発生や、LAVA会員の女子職員の発熱についての言及は一切ない。
要点は、以下の赤丸の4点だ。
以下はウラ面。閉鎖したスポーツ施設、中止したイベントのリスト等。
さて、感染が “鎌倉LAVA” の 2/13 の利用者から出てきたわけだが、発症に2週間近くかかっている 点に注目すべきだろう。最初の記事から別の箇所を引用する。
● LAVA鎌倉会員で発熱した女性職員、
● この女性職員の同僚、
● LAVA鎌倉に通う別の部署の女性職員、
● 家族にLAVA鎌倉の利用者がいる職員、
この53人の範囲で抑え込むことができれば、ヤマを越えることができる。しかし、これらの4つのグループの外にすでに拡がっている可能性もある。
鎌倉市で最大の医療機関である 湘南鎌倉総合病院 には現在すでに コロナウィルス感染者が 約30人収容されている というかなり信頼性のある地元情報がある。
鎌倉市は高齢者の多い街である。コロナウィルスは高齢者ほど致死率が高い。市民は戦々恐々の日々かもしれない。