ザウルスの法則

真実は、受け容れられる者にはすがすがしい。
しかし、受け容れられない者には不快である。
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“ブラ下げた”男が女子トイレに入る権利ありとの判決:“ジェンダーカルト”に呑まれる日本?

2019-12-13 22:41:26 | メディア時評

“ブラ下げた”男が女子トイレに入る権利ありとの判決:ジェンダーカルトに呑まれる日本?

 

当ブログでは、“性同一性障害” についてはすでに1つ記事を書いている。国立の女子大に「俺の心はオンナなんだ」という男性も入学可能にするという馬鹿げた決定についてのものであった。

「お茶の水女子大、トランスジェンダー受け入れ」 性同一性障害は “カルト”?

   

今回は、「俺の心はオンナなんだから、職場で女子トイレを使わせろ!」 という男の訴えである。裁判官は 「ブラ下げていても、女子トイレを使わせるべし!」 という判決を下したということだ。やれやれである。

 

一面から3面に記事は続く。

当人の「性自認」、つまり「俺の心はオンナなんだ」 という主張を尊重した、「性の多様性を尊重する意義のある判決」 だそうだ。

しかし、その肝心の 「性の自認」 には、何の客観的、科学的な根拠も証拠もないのだ。DNA鑑定でもないし、染色体検査でもないのだ。当人が勝手に 「俺の心はオンナなんだ」 と思い込んでいるというだけなのである。つまり、“妄想” を主張しているだけ なのである。

女装すれば男でも女子トイレに入れるのか?

普通の女性はそういった男を歓迎するのか?

緑でハイライトした部分をよくご覧いただきたい。“人権思想イデオロギーの勝利” を手放しで称える、朝日新聞に典型的な論調である。“個人 vs 組織” という構図があると、自動的に “個人” の側に正義があるとする “偏向思想” である。「個人の自由、個人の性の選択の自由、性の自認、万歳!」 なのである。

 

いわゆる “性同一性障害” とは、以下のような主張にもとづくもののようだ。

● 人間には “身体の性” とは別に “心の性” というものがあるのだそうだ。(しかし、その存在は誰も証明に成功していない)

● 多くの人は “身体の性” と “心の性” とが一致しているが、不運にも一致していない人もいるのだそうだ。(“心の性” なるものが実在しなければ、一致も不一致もないだろう。単に “身体の性” があるだけだ)

● そういった “一致していない少数の人たち” は “性同一性障害” というものに非常に苦しんでいるのだそうだ。(何かの精神障害で苦しんでいるかもしれないが、実体のない “性の不一致” が原因とは限らない)

● そして、彼らは 自分の “間違った身体の性” を “正しい心の性” に合うように変える ことによって、そうした苦しみから解放されるのだそうだ。(入れ物と中身をマッチングさせるという、子供じみた理屈に納得するのは子供だけである。また仮にマッチングさせるにしても、心を身体に合わせるほうが自然でダメージも少ないだろう)

● そういった “性的少数者(セクシュアルマイノリティー)の苦労を理解し、彼らの権利” を認め、彼らが差別されることなく生活できるようにしなければならないのだそうだ。(妄想に苦しむ人たちがいたとしても、彼らを特別待遇しなくてはならない理由はどこにもない)

 

これは、1つの “カルトの教義” である。何ら科学的根拠のない主張である。“人々を惑わす有害な信念体系” という意味でゆうに “カルト” と呼べるものである。実際、英語では transgender cult,  trans cult   トランスジェンダー カルト、トランスカルト と呼ばれている。

まず、“身体の性” は客観的、科学的、生物学的、実証的に証明できるものである。これは誰にでも理解できる。

しかし、“心の性” なるものは、客観的、科学的、生物学的、実証的には何ら証明できるものではないのだ。そういったものが、存在すると思うことじたいが、何ら科学的裏付けのない、トランスジェンダーカルトの “教義” を受け入れることなのである。“心の性” という虚構 を受け入れることから “トランスカルト” に引き込まれていく。これはまさに “スピリチュアル系のカルト” である。

 近年 “トランスジェンダーブーム” に乗せられて、ネット上のこの “カルト” に “染脳” され、“性転換手術” などをする人間が世界的に増えている。

しかし、“カルト” と同様、“染脳” から次第に目覚め、“脱染脳” する人間も必ずいる。そして、まともな考え方に戻った人間は “性転換” をしたことを “誤り” だったと “後悔” する。浅はかだったと反省する。

このように“性転換者” が不完全ながらも元の性に戻るケース、つまり “逆・性転換” もしくは、“性転換リバーサル” のケースが日本にも存在する。以下の新聞記事はその貴重な証拠である。

 このひとは “男→女→男” の過程を経たわけだが、完全に “男” に戻れたわけではない。女性になる決意でタイにまで渡航して自らの男性器を切除しているので、最終的には “男マイナス男性器” という状態になったわけである。

怪しげな “トランスジェンダー” というカルトに染脳され、最後は “復元不可能な深刻な身体的損傷” が残る結果となったのだ。

たしかに本人の自己責任ではあるが、この新聞記事にもあるように、このひとに性同一性障害との診断を下した医師自身が 「本人が強く思い込んだことで誤診した」 と白状している点は見逃せない。

つまり、“医師による性同一性障害の診断” などというものは、“患者本人の思い込み次第” なのである。客観的な身体的な検査に基づいたものなどではないのだ。当然だろう。何しろ 「身体の性」 ではなく、実体のない、虚構の、怪しげな 「こころの性」 を問題にしているのだから。医師や心理学者などがカウンセリングしたところで、けっきょく本人の主張以外に決め手はないのだ。

記事中、「性別の自認は『揺らがない』という前提だが、まれに揺らぐひとはいる。」 とあるが、要するに当人の自認が “揺らぐ” か “揺らがない” かがすべてという、実に非科学的な、客観性のない、あやふやな、 まさに “揺らいでいる” 前提なのだ。けっきょく患者と一緒に医師の診断も揺らいでいるということだ!

こんなあやふやな診断で、男性器切除、乳房切除、卵巣摘出 などをしようという人間も正気の沙汰ではないが、こんな無責任な診断でそういった手術をして金儲けをしている医者のモラルも疑わしい。こういう医師のしていることは、未開部族の呪術師と変わらない。

ふつうのひとは “医師の診断” は 客観的、科学的 と思ってしまうが、大間違いなのである。

あとで泣き言を言われないようにしっかり同意書を取ったうえで、犬猫の去勢・不妊手術のように、切除、摘出のルーティンワークでガッポリ稼いでいる医者が目に浮かぶ。笑いが止まらないほど儲かる商売だろう。

さて、「まれに揺らぐひとはいる」 とのことだが、実際にどれだけ 「まれ」 なのか、海外の状況をリサーチしてみた。

 

驚いたことに “性転換” したことを “後悔” しているひとたち は決して「まれ」ではない。YouTube には、そうした “後悔の悲痛な声” が溢れている。  

 transitioner

= 性転換者

 

regret = 後悔


Ex-Transgender

= 元性転換者

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Transitioning 

=性転換手術

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで終わりではない。

  

 

 

 

 

 

 

 

 Detransitioned

 = 性転換リバーサルをした

 

 

 

 De-transition

=性転換リバーサル

 

 

 

 

 

  FTM

= Female to Male

=女→男

  

 まだまだ続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

De-transitioning

=性転換リバーサル

 

 

 

 

 

 

いかがであろうか?

 

これは、YouTube での例にすぎない。

後悔している人が全員YouTube で告白しているわけではない。

 

これらは氷山の一角に過ぎない、ということだ。

 

 まだ続く。

 

 

これらは たまたま transitioner,  regret  というキーワードで検索した結果に過ぎない。

別のキーワードで検索すれば、別の同様の動画が出てくるかもしれない。

 

日本人がこうした動画をアップロードすることは想像しづらい。

日本人だったら、後悔しても、泣き寝入りするか自殺だろう。

海外には、自分の失敗を告白し、区切りをつけて前へ進もうとする人間がいる。

また、自分の失敗を世間に公表し、教訓、警告にしてもらおうとするひとがいる。トランスジェンダーの表面的な流行に流されている軽佻浮薄な日本人もせめて参考にすべきだろう。

 

さらにトランスジェンダーの海外の動向をリサーチすると、昨今 “性転換リバーサル” が急増しているようだ。

 

Don Ennis

ABCテレビの編集記者。男に戻ったテレビマン。

 

 

 

 

 

 

 

 

Walter Heyer

“性転換リバーサル” の草分け的存在。現在は、“Sex Change Regret” というウェブサイトで、カウンセリングをしている。

  

 

 Debbie Karemer

 父親からの性的虐待が原因で、自らの身体を嫌悪し、性転換をする。しかし、11年間男性として過ごしたのち、やっぱり私は女なんだわ、と思い直して、性転換リバーサル。

 

   

 

Carey Callahan

田舎のお転婆な少女として育ったが、ネットでトランスジェンダーカルトにかぶれて、男性ホルモン投与を始めるが、思い直す。

 

 

  

 Bruce Jenner

 アメリカで最も知られた “性転換リバーサル” セレブ。

元オリンピック金メダリスト。

 

 

    

 女性に “転換” したが、テレビで涙ながらに後悔して、再び男性に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 Rene Jax

心は女性なのに男性の身体に囚われていると感じ、女性になるために性転換をする。しかし、男性器の切除は間違った判断だったと後悔。

 

 

 作家として、トランスジェンダーについて警鐘を鳴らす羽目に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 Billy Burleigh

長年の念願だった女性への性転換後も、違和感が解消されず、7年後にホルモン療法を打ち切る。

 

 

 

 

 Peter Benjamin

 

女装癖が高じて、性転換手術を受け、男性器を切除する。しかし、その後のホルモン療法、美容整形手術にもかかわらず女性になり切れず、結局、“不完全な男性” に落ち着く。

 

  

もちろん、こうして表面化しているケースは、海外でもほんのごく一部である。トランスジェンダー(性転換者)が増えれば増えるほど、 Trans Regretter トランスリグレッター= 性転換後悔者 も増えているのだ。

なぜ、 “後悔” か? 転換手術によって、自分の生殖器官を切除・摘出してしまい、決して元には戻らないからだ。

しかし、こうした海外の赤裸々な “トランスジェンダー” のダークサイドをふつうの日本人はどれだけ知っているであろうか?

“トランスジェンダー” と聞くと、カタカナ語の流行に惑わされて、何となく 「弱者に寄り添った、いい風潮なんだろう」 「かわいそうなひとたちなんだから、助けてあげなくちゃ」くらいに思っている人間がほとんどではないか?

自分の娘や息子が、「わたしは性同一性障害だから、性別適合手術を受けたい」 と言い出した場合、最近はLGBTだのトランスジェンダーだの、性の多様性といった 流行に敏感な “理解ある親” が子供の「性の自認」 を尊重して、同意するケースが増えているようだ。

 

あらためて今回の判決の記事をざっと見て頂きたい。

“心の性” という “トランスカルト” にどっぷりの、ブラ下げている女装の原告・・・

“カルト信者の権利擁護” に使命感を覚える人権派弁護士・・・

“グローバルなトランスジェンダーカルトの波” に呑まれているだけなのに、「先進的な意義ある判決」を下したつもりで内心ドヤ顔の裁判官・・・

そして、海外の実態を何も知らずに、「「性自認」尊重を、職場も学校も」 という、そそのかすような無責任な見出しで報じる朝日新聞・・・

 

性の多様性、性的マイノリティーの権利保護、ジェンダーフリー、LGBTに対する理解の推進といった “流行のプロパガンダ” に乗って “トランスジェンダーカルト” は確実に広がっている。

そして、取り返しのつかない乳房切除、男性器切除、卵巣摘出といった手術を進んで受ける無知な人間や、無知な親の同意を得た青少年が増えている。

2018年4月から、性同一性障害の性別適合手術に対して “公的医療保険の適用” が始まり、トランスジェンダー予備軍にとって朗報となっている。

 

“精神的な問題” が “外科的な手術” と “性ホルモンの注入” で解決できると安易に思うところに根本的な誤りが潜んでいる。

 

親も医師もマスコミも、そして行政も司法もこの異常なグローバルな流れを押しとどめるどころか、一緒になって国を挙げてトランスジェンダーカルトの普及の後押しをしている有様である。

 

性転換をしたひとたちのうち、

20%が “後悔” している 

と、専門家は指摘している。

 

 

 

 

 

 

 

「お茶の水女子大、トランスジェンダー受け入れ」 性同一性障害は “カルト”?

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7 コメント

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Unknown (sy)
2019-12-17 06:21:41
ザウルス様
此の問題 日本人は余り真剣に受け止めていない様です
よくぞ課題として取り上げて頂き、この後の展開
期待しています、
ザウルス流 深堀お願い致します。
sy さま (ザウルス)
2019-12-17 08:49:34
トランスジェンダーカルトの本場の欧米では最近 “後悔” するひとが増えて社会問題になっています。自殺したり、かえって精神障害になったりと問題が深刻化しています。日本でも同じことが起きるのは時間の問題です。

精神的な問題を身体の性を変えることによって解決できると安易に考えるところに根本的な誤りがあります。

客観的、科学的根拠など何もない “性同一性障害の診断書” というものを、医師が金儲けの為に乱発していることにも問題があります。
今回は、裁判所の裁判官までがこの危険なカルトに呑まれておかしな判決を下しています。

医師や裁判官のみならず、国立大学、文部科学省、自治体といった権威がトランスジェンダーにお墨付きを与えているので一般大衆は自動的に染脳されていきます。
ほっとけばいい (通りすがり)
2020-01-03 19:31:50
バカな人間がバカなことをやって後悔しているだけじゃないですか?ほっとけばいい。
Unknown (Unknown)
2020-02-03 07:56:54
馬鹿馬鹿しいことに一生懸命になって言うのはアニメのエロ買春漫画や全てがカルトです 日本解体には何でもやることを
Unknown さま (ザウルス)
2020-02-03 12:26:19
文法的にも意味的にも相当日本語が 「解体」 していますね。
ヘンな不完全な日本語を書くひとの頭の中では、伝えるべき考え自体がまともではないのが通例です。
Unknown (Unknown)
2020-02-22 04:30:26
通りすがりです。
ご存知でしたらすみません。イギリスのカレンホワイト事件などが起こらない限り日本は変わらないかもしれません。
↑ カレンホワイト事件 (ザウルス)
2020-02-22 07:23:49
カレンホワイト事件への言及ありがとうございました。

ぶら下げている犯罪者が服役に際して当人の主張どおり女性刑務所に入れてもらって、今度はそこの女性受刑者を二人も暴行したという事件は笑えます。

人権尊重、トランスジェンダー尊重のイギリスならではの滑稽な事件ですが、日本でも起こり得るでしょうね。
https://1ovely.com/transgender/

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