ウィキリークス(12) 偽装の証拠?「11/5 アサンジュ・インタビュー」 に合成の痕跡
ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 は偽装? で限りなく疑わしいインタビュー動画としてすでに紹介してあるが、この疑惑を裏付けると思われる証拠が挙がってきた。この動画はザウルスの作品ではない。根気強く分析した、すぐれた動画である。
Julian Assange wikileaks dead? Fake interview?
https://www.youtube.com/watch?v=ApG1XdI-Dd4
眼の “異常”
このYouTube 動画は短いものだが、アサンジュのインタビューという元動画が合成されたものであることを強く示唆するものである。合成でなかったら説明がつかないような箇所が数か所あるのだ。
合成のために、眼が不自然で奇形的な状態になっている。垂直に貼り合わせているように見える。
動画ではスローモーションで眼の動きを明らかにしているが、眼球の黒眼の動きが明らかに “異常” である。
上のコマ写真よりはふつうに見えるが、それでもまぶたの幅が途中で変わっており、上の眉にもある縦の不連続面といっしょに考えると、垂直の合成があるように見える。
シャツの襟の “異常”
平らであるはずの襟にスジが入っているように見える。
明らかに異常な折れ方をし始めたように見える。
比較的まともな状態に戻ったように見える。
しかし、このシャツの襟の “異常” な形状変化は、00:18:47:06 から 00:18:47:17 の間に起きている。なんと、0,11 秒の間ということにある。
実際にアサンジュのシャツの襟に形状変化が起きたと考えるよりは、映像合成の結果として生じたもの と理解するほうが無理が無いだろう。
以下の別記事でふれた “なりすまし動画ソフト” の完成度がまだ低いという可能性もある。
======= ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 は偽装? から一部引用 =======
“なりすまし動画ソフト” 使用の可能性?
7) 「ウィキリークス(8)」への読者からのコメントに 「CGで生きている人のように話せる動画が作れるプログラムが完成したという記事を読んだ事がありますが、多分それかもしれませんね。」 というのがあった。さっそく、その可能性もあると思い、調べてみた。 “なりすまし動画ソフト” とでも呼ぼうか。
左上の人間の表情が、右のターゲット人物に反映したまま変化する。
どういうものか、ぜひ YouTube 動画 で確かめて頂きたい。
https://www.youtube.com/watch?v=ohmajJTcpNk
Face2Face: Real-time Face Capture and Reenactment of RGB Videos (CVPR 2016 Oral)
これは凄いソフトである。マルチメディアもここまで来ているのか!と、怖気がふるうのはわたしだけであろうか?少なくともこのソフトを使えば、アサンジュ本人がいなくてもアサンジュのインタビュー動画が作れることがわかる。上の 2) で指摘した、2人が同時に映っていない理由の説明にもなるように思える。このソフトでは同時に成りすませるのは一人なのだ。
どうやらRTニュースが、この “なりすまし動画ソフト” を使ってインタビュー動画をでっち上げた可能性が出てきたようだ。このソフトは、上の 1)の インタビューの日付を出せない理由の説明にも当然なるだろう。なぜならば、インタビュー動画の撮影にはインタビュアーの他に最低3人くらいの撮影クルーが機材とともに動員されるが、そのクルーがロンドンのエクアドル大使館に車で乗り付けて正面玄関から入って行けば、必ず視覚的記録に残るはずだからである。
======= ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 は偽装? から一部引用終わり =======
ぜひ動画を直接ごらんいただきたい。
https://www.youtube.com/watch?v=ApG1XdI-Dd4
ウィキリークス(9) 「11/5 アサンジュ・インタビュー」 は偽装?
ウィキリークス(10) 「アサンジュ、すでに逮捕?」 YouTube
ウィキリークス(11) CIAに乗っ取られる:スタッフの証言 YouTube
ウィキリークス(12) 偽装の証拠?「11/5 アサンジュ・インタビュー」
ウィキリークス(13) 「アサンジュ最新インタビューはCGI合成」 を証明!反論不可能!