セキュリティ性の高い安全なパスワードの考え方。〔第3回〕
と言うわけで、実際に高セキュリティのパスワードを考えてみます。
自分の名前をパスワードにするのはおすすめしません。
なので、好きな偉人が徳川家康だと仮定します。
徳川のアルファベット表記はtokugawaです。
このままでも桁数が多いのですが、小文字のアルファベットのみなので、ちょっとイジってみます。
そこに、自分だけのルールを埋め込みます。
例、アルファベットのoを数字の0にします。
アルファベットのuはかならず大文字のUにします。
アルファベットのaは記号の-(ハイフン、マイナス)にします。
と言う感じのルールを決めます。
すると、トクガワは t0kUg-w- となります。この時点で、何がなんだかわからないパスワードですな。
そして、さらにフェイスブックやツイッターやネットバンクなどのインターネットサービスの種類ごとにパスワードを作っていきます。
例えば、さっきの徳川パスワードの前にそれぞれの属性のネットサービスをつけて、アンダーバー(_)でつなげる。というルールにします。
さらに、さっきとパスワードには大文字アルファベットをあまり使っていないので、この属性部分は全て大文字アルファベットにする事にします。
例えば、ブログなら
BLOG_徳川
や、証券会社なら
KABU_t0kUg-w-
という感じになります。
いかがでしょう。
このパスワードなら、コンピューターによるシラミつぶし方式の解析方法や、人間による類推解除もほぼ不可能になります。
ただ、このルールや法則を誰にも言わない事が最重要です。
かなり堅いパスワードです。
そして、このルールに従ってネットサービスごとにパスワードを作っていけば、忘れにくくなります。
ただ、自分が死亡や意識不明の状態になった時に、そのパスワードが必要になる時があります。
その時に、パスワードの解除方法のメモを封印して、家族の誰かにそのメモの置き場を教えておきましょう。
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