がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

新型肺炎対策について

2020-05-01 08:28:10 | 健康・病気

新型肺炎については、軽症だった人が突然重症化して亡くなる場合もあるのに、いまだに治療だけでなく検査すら受けられない状況が続いているようなので、自衛のための対策をまとめてみました。

まず、新型肺炎で軽症者が突然重症化する理由と対策が、東洋経済オンラインの『

OGPイメージ

コロナ「突然重症化した人」の驚くべき共通点 | The New York Times

私は30年間救急医療に携わっている。1994年には、挿管法を指導する画像システムを考案した。呼吸を助けるための管を挿入するプロセスを指導する...

東洋経済オンライン

 

』という記事に書かれていたのでご紹介しましょう。

この記事によると、新型肺炎は重症化するまで患者本人に自覚症状がないことが特徴で、肺炎の進行によって血液の酸素飽和度が正常値(94%以上)から大きく下がっても呼吸困難にならないのだそうです。

そこで、感染が疑われる場合には、パルスオキシメータという測定器で血中酸素飽和度を毎日測定すれば、重症化する前に対処することが可能になるそうです。

次に、予防薬・治療薬についてですが、『ながい消化器内科クリニック』のホームページには、『広東省のある病院では、SARS患者全員に漢方薬「荊芥連翹湯」と「補中益気湯」を服用させたところ、一人も死者が発生しなかった』という話が掲載されています。

前回ご説明したように、新型コロナウイルスの正式名称は「SARS-CoV-2」ですから、これらの漢方薬がSARS(サーズ)に有効だったのなら、今回の新型肺炎にも有効である可能性は高いでしょう。

実際、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)に関しては、この薬で院内感染を防いだ医師が『⑦新型コロナウイルス:荊芥連翹湯による院内感染予防効果:医療・介護従事者、救急隊・警察官必見』というYouTube動画を投稿しています。

また、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は、本来は慢性の病気で衰弱した人を元気にする薬ですが、インターネット上には、補中益気湯に抗ウイルス作用があることを報告した学術論文があるので、こちらも試してみる価値はあると思います。

さらに、漢方には予防灸というものがあります。『保健長寿漢方治療 皇漢医話』(久米嵒:著、下田文栄堂医学書店:1930年刊)という本によると、身柱(しんちゅう)と風門(ふうもん)に灸をすえるとカゼを引かなくなるそうです。

1918年に流行性感冒が世界的に大流行した際には、日本でも休校する学校が多かったそうですが、著者の久米氏が嘱託で勤めていた私立女学校では、約8割の生徒に予防灸を施した結果、学校を閉鎖せずに授業を続けることができたそうです。

なぜ予防灸でカゼを引かなくなるかというと、呼吸器系の免疫力が高まるためだと思われますから、これは新型肺炎にも有効なのではないでしょうか?

ちなみに、身柱は督脈経(背面中心線)で第三胸椎と第四胸椎の間にあり、風門は足の太陽膀胱経で第二胸椎と第三胸椎の間から左右に4~5cmくらいのところにあるそうです。ご興味のあるかたは、お近くの鍼灸院でお試しください。

最後に、自宅待機中に不幸にして発症した場合ですが、『経験漢方治療学』(鮎川静:著、春陽堂:1942年刊)という本によると、軽度の気管支炎・肺炎には小柴胡湯(しょうさいことう)が、喘鳴(ぜいめい)を伴う場合には小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が、呼吸困難には竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)がそれぞれ有効だそうです。

こういった漢方薬は、本来は体質と症状に合わせて漢方医に処方してもらうべきものですが、今回の新型肺炎では、自宅待機中に死亡する場合が少なからずあるようなので、健康状態に不安を感じている人はあらかじめ準備しておくのがよいと思います。

なお、これからがんの治療法を選択する人には、免疫力を高める治療法を選択することを強くお勧めします。そうすれば、新型肺炎を恐れる必要はなくなります。がんの三大療法(手術、抗がん剤、放射線)は、いずれも免疫力を著しく低下させる処置であり、治療法とよぶに値しないものですから、くれぐれもご注意ください。

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