がんに克つ

父のがんを治すためにがんを研究しました。がんは意外と簡単に治ることを知ってもらえたら、亡き父も喜んでくれると思います。

RCSセミナーハウス

2016-05-29 11:09:46 | 健康・病気

今回は、『医師が知らない余命を延ばすがん養生生活』(シャムレッフェル・レックス:著、三交社:2014年刊)という本をご紹介しましょう。

著者のシャムレッフェル・レックス氏は、会社の経営者として忙しく働いていたそうですが、60歳を前に保険の見直しをすることになり、気楽な気持ちで健康診断を受けたところ、ステージⅣの腎臓がんが見つかります。

医師は手術不能と診断し、ソラフェニブという抗がん剤を使った治療を開始したのですが、副作用の強さに、レックス氏はすっかり身体が衰弱してしまいます。

また、医師から5年生存率4.6%という数字を知らされたこともあって、レックス氏は一時的に死を覚悟しますが、家族の支えもあって、生きる努力を開始します。

まずは、4か月目からアフィニトールという抗がん剤に処方が変更された際に、自分の判断で、副作用を感じない4分の1の量まで薬を減量し、体調の維持を最優先します。

また、ジャンクフードが大好きで、体重も86kgと太り気味だったことを反省し、食事に気を配るとともに、朝は野菜ジュースだけにして25kg減量します。

さらに、中国医学の専門家に食事療法と生薬の指導を受け、次第にがんと闘う体制が整っていきます。

その後、ゲルソン療法、バドウィッグ療法、ニンジンジュース療法、断食、ビタミン酵素断食などを試しますが、レックス氏がもっとも効果を感じたのはケトン食療法だったそうです。

ただし、これらの療法でもがんが完治したわけではなく、がんと共存する生活が現在も続いているそうです。

なお、レックス氏は様々な物理療法も試していて、なかでも、びわ葉温圧療法とマニュアルリンパドレナージュはお薦めだそうです。また、腹巻の着用とホカロンの装着も有効だそうです。

レックス氏は、医師の予想を裏切って、余命を伸ばすことに成功したわけですが、その後、この自分の体験を多くの人に伝えたいと思うようになり、静岡県の伊東市に、RCSセミナーハウスという、がん患者のための宿泊施設をオープンします。

ここには、北投石の自然放射線温泉や、高温風呂、低温サウナ、ゲルマニウム鉱石温泉、岩盤浴など、がんに有効とされる様々な設備が完備していて、各種物理療法やケトン食を体験したり、健康セミナーを受講することもできます。

RCSセミナーハウスは、がんの宣告を受けて、これからがんの勉強を始めようと思っている人には最適の施設だと思われますので、ご興味のある方は、一度訪ねてみてはいかがでしょうか。

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