とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

アパッショナート管弦楽団のサン・サーンス交響曲3番

2010年07月19日 | Weblog
朝暑さで起きた。すぐにエアコンのスイッチを入れた。昨日までは、6月にツィメルマンのショパンを聴きに行ったとき会場でもらったチラシで知ったアパッショナート管弦楽団を聴きに行くとカミさんに伝えていた。初めて聴く名の楽団が、所沢ミューズでサン・サーンス交響曲3番を無謀にも行うと、カミさんにその話をしていた。しかしこの暑さで外出をためらっていたが、最近地元の写真クラブに入会したカミさんが、コンサートの写真を撮りたいと言い出し連れて行けとせがまれた。

入場無料のアマオケならば、演奏中でなければ写真を撮らせてもらえるかなと勝手に解釈し、私自身もカメラに18-200ミリをつけ、サブにFUJIのHS10をもって出かけた。



全席自由の無料とのことでミューズでいつかは聴きたいと思っていたサン・サーンス交響曲3番が聞けるとあって、躊躇なく4階に上がった。知名度とアマオケのPR不足もあってか客席は空席がめだったが、演奏は健闘していた。ミューズの最上階はオケの力量が一番わかる最上席だ。パイプオルガンの重低音をどう活かすかが楽しみだった。結果は指揮者のホールの響きの認識不足だと思う。もう少し事前にオルガンとのバランスを研究しておくべきだった思うのだが、それも多分初めての経験であれば致し方ないことなのか?



曲目は、正直アマオケがここまでやるのかと思う出来だった。しかも曲目から練習ではパイプオルガンの響きとの調和が確認できぬまま本番に望んだことと思うが、まずまずのバランスはとれていた。しかし、せっかくのミューズ音響の良さを指揮者が生かせきれていなかったのが悔やまれる。音量をあげるよりも下げて調和を求めたら、粗が目立たずにすんだと思うのだが。シベリウスのバイオリン協奏曲については、たまたま連休中に神尾=BBC交響楽団、諏訪内=フィルハーモニア との来日LIVEのDVDを聞いていたことから差は歴然だったが、生で聴く楽しさは味わえた。
気になったことがひとつ、譜面台の色はなんの意味があるのだろう。ブルーだったり、オレンジにかわったり、聞き方からすると煩わしい色彩におもえるのだが?

肝心の写真はミューズの音響の良さまでは表現できないがポスター写真ていどの出来には取れたかな?







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