所沢フィルハーモニーを所沢ミューズで聴く

先週の土曜日に続き、２週続けてアマ・オケを所沢ミューズで聴く。
今週はわが町所沢のアマオケを聴く。さすが地元だけあって観客は先週よりは多く私の定席の３階席にも人がいた。
入場時に配られたプログラムに仰々しく市制施行６０周年記念演奏会　「所沢市管弦楽祭」と銘が打たれ主催が市管弦楽祭実行委員会となっていた。おまけに開演に先立って市長の挨拶もあり、セレモニーも加わり、「所沢市管弦楽祭」というからにはこのコンサート以外にも催し物があったのだろうか？



先週のプログラムに比べると、「魔弾の射手」序曲、「未完成」ベートベンの７番の交響曲
とアマオケ的なプロだったが、「祭」と言うからには派手な協奏曲か所沢ゆかりの演奏家？
か地元日大芸術学部のゲスト出演があってもよかったかも？

続けて聞いたせいもあるが、技術うんぬんではなしに先週のアッパショナートの人たちは自分たちが楽しんでいる気持ちが伝わってきて文字通り音を楽しんでいたが、所沢は音楽へのひたむきさは感じたが、選曲にもよるのだが、音学が聞こえてきた。もっと「音楽は楽しい」を叫んで欲しかった。



狭山丘陵の自然に魅せられ所沢に移り住んで２２年、所沢ミューズができてからは、このホールの音に魅せられ、通勤の苦痛も薄れ所沢に住んでよかったと思えるようになってきた。市制６０年とのことだが、これからの所沢は「自然と音楽のあふれる街へ」をスローガンに市政を運営して欲しいと願いたい。