とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

巣籠り正月の年の瀬 音楽雑誌読み比べ

2008年12月31日 | Weblog
今年は還暦にもかかわらずあまり良いことがなかった年だった。喪中のため、正月準備というものもなく、むしろ来年こそはと、20年経過した我が家の大掃除をし、巣籠り準備で音楽とラグビー(高校・大学選手権)の日々を送ろうと決め例年のゆく年の夕日とくる年の初日撮りも中止した。とりあえずレコード芸術の新年号を購入。700号記念ということでおまけに過去のレコードアカデミー受賞作品リストがあった、第1回の時中学生だ . . . 本文を読む

ラグビー大学選手権 順当勝ち

2008年12月28日 | Weblog
試合は早稲田ー筑波大しか見てないが、試合結果をみると実力差が出た順当な結果となった。今年の正月の国立は、伝統校と新興大、リーグ戦対対抗戦グループ、外人部隊導入大ー純国産大 と言った見出しの組み合わせになった。 試合運びで見るならば、強力フォワード対バックスだ。 希望としては決勝戦は日本ラグビーの原点である、走り切るバックス戦の早大ー法大を望むのだが、今日の早稲田の試合では東海大には通用しない。 早 . . . 本文を読む

あんこう鍋は味噌が命

2008年12月26日 | Weblog
12月24日仕事で水戸に行った。11月下旬に横浜、12月上旬 彦根そして水戸を意識していなかったが、駅について気づいた。横浜開港150周年が来年だ。そして彦根の井伊直弼、そして彼を暗殺した水戸浪士。県立図書館に仕事で立ち寄ると、幕末の水戸藩が図書館のテーマとして掲げていた。幕末の日本が繋がっていた。 でも食いしん坊の私は、冬場の常陸路は「あんこう」でしょう。 ただ一人で昼間に鮟鱇鍋を食べさす店があ . . . 本文を読む

サラマンダーは炎の中に

2008年12月25日 | この本は面白い
先週の金曜日、雨の中宇都宮へ出張に行った。行き帰りの電車の中で読んだ小説だ。すぐに土曜日に風邪をぶり返し、かみさんにうつした。そんな訳で土日に続きを布団の中で読んだ。 この小説でカレのメッセージは何だったのだろう。「寒い国から帰ったスパイ」の強烈な印象とこの小説との関連付けを無視はできないだろう、ベルリンの壁の前で冷酷にも自国のために働いたものが自国から抹殺される結末を引きずり、今回もまた、ベル . . . 本文を読む

オリベ・メシアン生誕100年

2008年12月25日 | LPレコード
今年はメシアン生誕100年とのことで、メシアンがクローズアップされるかと思ったが、メシアンでは商売にならぬとみたか、市場はカラヤン生誕100年一色で終わったようだ。 私自身メシアンを知ったのは1979年にフランスのエスプリシリーズとして、1枚1500円のLPが出た時に、プーランクなどとフランス近代の作品を買い求めた時にはじまる。 セルジュ・ボドは大阪万博の時に来日して「忘れられた捧げもの」を演奏 . . . 本文を読む