とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

ニールセンの交響曲 CATV スカイA

2007年03月02日 | LPレコード
VoxのLPであることからすれば、秋葉原の石丸か御茶ノ水のユニオンであろう。いずれにしても就職して間もないころだろう。
まだカラヤンとBPOは出ていなかったはずだし、ニールセンの名もさほど知られてない頃だ。
ニールセンと言うよりは好きだったマルケヴィッチの掘り出しを見つけた思いで購入した。私自身も買って初めて知った曲だ。
演奏はすばらしいものだ。王立デンマーク管弦楽団の演奏を聴くのもお初だが、やたらティンパニーの音が主役となるこの曲は面白いと思った。
その後CDの時代に入ってバーンステインの指揮する交響曲2,3,4,5番を手にした。現代音楽を聴いていた耳には無骨ともいえる響きに新鮮さを感じた。
もっとニールセンが聴きたくなった。
そんな折にN響定期にブロムシュテットを聞き、そのすばらしさとマルケヴィッチに師事した経歴に興味を持った。
その彼が指揮するニールセンの廉価版CDを輸入版コーナーに見つけ購入した。
残念ながらこの時には交響曲3番と4番を購入しそびれ全集にならなかった。その代わりヴァイオリン、フルート、クラリネットの協奏曲を聴くことができた。
その後に録音したサンフランシスコ交響楽団との全集が評判になったが、私にはデンマーク放送交響楽団との旧盤のほうが好ましい。



ローカルカラーが色濃く出た演奏をCATVのスカイAで見た。放送スタジオでの演奏だが、無骨なそして表現は悪いが、田舎の香りがする演奏が何故か心地よい。
ラグビーを見るために入れたCATVだが、最近はCATVのスカイAの番組に注意を払っている。思いがけない演奏に出会える楽しみが増えた。

Schowandt,Michael Danish National RSO の演奏はDVDに焼いて保存した。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿