とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

小松英典とその仲間たち(1)、クルト・モル&ファスベンダー

2009年05月06日 | Weblog
1990年、日本はバブル経済の崩壊は加速度的に進んだ。そんな中、花火で有名な大曲で地味だが質の高いコンサートが、500人も入れない小さな会場で行われた。
これは「ROMANTISCHE DUETTE」という1枚のCDがきっかけで始まったとのことです。メンデルスゾーン、A.ルービンスタイン、リスト、コルネリウス、シューマン、ブラームスのメゾ、バリトン、バスによる二重奏の歌曲を集めためずらしいCDの発売に、小松氏の郷里大曲の芸術愛好家の方が支援したことがコンサートの実現につながったとのことです。私自身仕事の上でも大変お世話になりましたが、東京でもコンサートゴアーだった私ですが、まさか大曲でこんなにも素晴らしいコンサートに巡り合えるとは思いもかけなかったことから非常におどろきました。
悪戦苦闘しながら、なんとか24bit,96kHzでデジタル化された音を聴き、当時を思い出し改めて感動しました。



クルト・モルについては、モーツァルトをはじめ好きなワグナー、リヒャルトシュトラウスのオペラでは手持ちのDVD,CDでたのしんでいますが、バスということもあって単独のCDは上記の2枚だけですがこれも素晴らしい出来です。




大曲での最初のコンサートはB.ファスベンダーだったそうそうです。残念なことにこのコンサートには立ち会えませんでした。ただ私がファスベンダーのファンだったことでお付き合いがはじまりました。


彼女のDVD,CDの手持ちは好きなだけに多いが、その中の1枚としてワイルの7つの大罪は外せない名盤だと思う。小松英典の仲間たちが彼女を中心に集まり、コルト・ガーベンがピアノから指揮者になって作り上げている。



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