光と風に乗って地域産品の創出

NPO法人光と風&地魚料理海辺里

あんこうの卵巣

2010年03月17日 | ノンジャンル
 あんこうの卵巣は別名、ヌノ・オビとも呼ばれている。形態が長い布や帯のようなので喩えての言葉と考えられる。
 この時期から4月末にかけ卵巣が成長し、例えば10キロのあんこうだと3キロぐらいになる。これまでに最長の卵巣は4メートル、幅が30センチであった。肝は逆に三分の一ぐらいに縮小する。言い換えれば値打ちが半分ぐらいになってくる。
 この卵巣を食べた方は少ないに違いない。時期も過ぎ漁も無くなってくる。また、一番美味しい旬はほんの一瞬である。手頃な卵巣が入ったときは片栗粉を用い湯引きして食する。想像してもらうしかないがつるりとした食感の喉越しの味は格別である。
一品として召し上がって戴くとことの他喜ばれる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 魚食文化の大ピンチを救え!... | トップ | 屏風ヶ浦 今年の課題 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ノンジャンル」カテゴリの最新記事