光と風に乗って地域産品の創出

NPO法人光と風&地魚料理海辺里

あんこうの卵巣

2010年03月17日 | ノンジャンル
 あんこうの卵巣は別名、ヌノ・オビとも呼ばれている。形態が長い布や帯のようなので喩えての言葉と考えられる。
 この時期から4月末にかけ卵巣が成長し、例えば10キロのあんこうだと3キロぐらいになる。これまでに最長の卵巣は4メートル、幅が30センチであった。肝は逆に三分の一ぐらいに縮小する。言い換えれば値打ちが半分ぐらいになってくる。
 この卵巣を食べた方は少ないに違いない。時期も過ぎ漁も無くなってくる。また、一番美味しい旬はほんの一瞬である。手頃な卵巣が入ったときは片栗粉を用い湯引きして食する。想像してもらうしかないがつるりとした食感の喉越しの味は格別である。
一品として召し上がって戴くとことの他喜ばれる。
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魚食文化の大ピンチを救え!ザ・築地

2010年03月15日 | 魚食の文化

  魚屋さんの将来-ザ・築地ルポ を読んで
 今から24年前、飯岡町(現旭市)で宿泊・飲食業を始めたころ、狭い町内に12軒の魚屋さんが軒を連ねていた。海辺の町で賑わいは魚屋さんが独り占めしていたような風景を思いだす。
 現在は6軒ほどになっている。そして、数年後にはまた半分になる姿が脳裏を掠める。スーパーの店頭がこれに代わってきた。実際、鮮度・値段・取り扱い方など旧態以前の魚屋さんでは衰退の途を辿る以外にないと思える。しかし、、、だが
 こうした現状に中央から警笛を発する文章に出逢った。詳しいことは判らないが文章の間に築地市場や漁の現場に足を運び取材した姿が彷彿できる。
 
コメント (6)
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