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光と風に乗って地域産品の創出

NPO法人光と風&地魚料理海辺里

かわら版34号

2022年08月01日 | いいおか津波復興かわら版
      震災から4年目のかわら版34号
 旭市防災士・介助士ネットワーク代表の前田さんから防災士の資格をとろう!という記事を掲載した。前田さんは10月29日の市民懇談会でも資格取得の助成金を要望、市長にも要請したが残念ながら関心は示さなかった。
 今回から<特産品シリーズ>を計画、第1号に「とまとKIDS]を取材、来年に控えた「旭道の駅」や6次産業化に望む事業者の商品開発に注目して行きたい。
 人物紹介は飯岡地区出身で詩人の高橋順子さんを取上げた。先に「海へ」で藤村記念暦程賞」を受賞、近々では10月26日の日経で『津波の「安全神話」』が掲載された。
 かわら版は現在、隔月7000部発行し旭市や防災教室などで配布している。発行を継続する根拠は過去に由来し将来へ委ねる意思に尽きる。
 今回の被災を受けた地区は江戸時代各地から集まった人たちが軒を連ね形成した集落である。元禄津波で壊滅的な被害を受けているがその記録は乏しい。災害で残る記録は再三の海難事故や水争いが紙面の大半を占めている。
 災害の歴史を正と負が織り成す共同から未来に協働へ転換する道は出来ないのか。この3年間、後世に伝える作業は多くの賛同者と過去を辿り、地域の明日を考え親から子へ、子から孫へという試行錯誤といえる。
 
 
 かわら版表面

 

 かわら版裏面
 

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復興かわら版32号

2022年08月01日 | いいおか津波復興かわら版
    かわら版32号
 復興住宅に入居が終わり6月から仮設住宅の解体が始まり今月中には終了の予定である。
NPO法人光と風ではこの仮設住宅を防災教室の教材として三協フロンテア㈱へ譲渡の申し入れを行なって来た。こうした要請を受け入れて下され、無償での譲渡の話しが進み今月17日に引き渡しとなった。
 また、今月中には旧いいおか荘1階に市の防災資料館が開設することにもなっている。

       

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復興かわら版31号

2022年08月01日 | いいおか津波復興かわら版
     いいおか津波 復興かわら版31号
 かわら版は今月号から隔月発行となる。発行部数は従来どおり7000部、飯岡地区には全世帯に配付、その他の旧旭地区、海上地区、干潟地区には各世帯に回覧が市・区長会の協力で実施されることになった。
 震災から3年、仮設住宅から復興住宅へ、被災者も普通の生活者へ転移して行く。震災にまつわる事情を日常に沈殿しながら生活域を歩むことになる。
 紙面もこうした事情を反映し、震災だけではなく旭市のまちづくりを取材・構成へちからを注いで行く。
 

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いいおか津波復興かわら版30号

2022年08月01日 | いいおか津波復興かわら版
    震災から3年目の復興かわら版 旭市全域へ回覧
 間もなく震災から3年目を迎える。紙面も時間に寄り添って推移して行く。4月から仮設から復興住宅へ、過去を引き摺りながら被災者から普通の生活者へ、固有の課題を担い一歩前へ、障害者と暮らす小野さんに聞いた。二面は市内の動向を追っている。
 今月号から旭市全域に区長さんの協力で回覧が出来ることになった。飯岡地区には全戸配布3000枚、その他の旭・海上・干潟地区の122地区へ1522枚、お手をかける各区長さんのご協力を頂戴したい。
 この号を契機に震災後に生きる被災者の様々な姿、そして、まちづくりの課題が紙面となる。
 30号表面

 裏面

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復興かわら版29号

2022年08月01日 | いいおか津波復興かわら版
      いいおか津波復興かわら版29号
 予定よりやや遅れて発行した。震災から3年目を向え紙面も変化しつつある。
昨年12月に市議会選挙が行なわれ6名の新人議員が誕生した。この号ではその内3名に「議員として何をやりたいですか!」と考えを聞いた。いずれも従来とは何か異なる意気込みを感じた。
 この3月に仮設住宅が無くなり復興住宅に入居される方、別なところに転居される方、被災者から生活者に転移される。これまでかわら版は被災者の津波体験の記憶を記録し後世に伝える役割を任じて来た。しかし、被災者が普通の生活者に転移するに従いその役割は変移せざるを得ない事態に直面しているのが実情である。
 また、発行資金を頂戴している復興どんぶりの実行委員会が5月に解散など継続に当って幾つかの課題に直面している。




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