高速増殖炉もんじゅとは、「核燃料サイクル計画の構想」ができたのは1960年代で、施設をつくりだしたのは1980年代。動きだしたのは1990年代なんだけど・・・。
その「もんじゅ」の監視カメラが壊れてたニュース!
実はこのカメラの設置は、1995年の「ナトリウム漏洩火災事故」から学んで、2007年に運用が開始されていた監視カメラ180基設置。実は、その後に原子力機構は「以前から故障のことは知っていた」ようです。
わずか約8年で三分の一が壊れ、製造中止???で、新機種の入れ替えになった。一般の三家電でも8年以上持ちますよねー。
でも、安全の為には、新品交換もしょうがないのかも。これって、すべての機器(センサー・感知器・配電盤・配管バルブ計等々)に共通するんじゃない。大丈夫?だって、最低25所の主要機器があり、経年劣化で全部交換しないといけませんよね!
それでかどうか、停止中の維持費に年199億円(1日5500万円)の費用がかかると報道されているんですね。国民一人当たり、年180円を払っている!!! 因みに、当初の5,900億円から、現在までの「もんじゅ」の総予算2兆4000万円を超えている???
高速増殖炉もんじゅは
核燃料サイクル計画の構想の上に成り立っている。
この事が問題だ!
そもそもの核燃料サイクル自体が・・・無理なんじゃないのかな。最終処理が決まっていない事実こそが問題だなのです!
1980年代につくりだした設計の施設は、最先端ではありえない。そして、止められないところに、戦後の日本の可笑しさがらる。登山家の登頂目前にの天候判断に似て、安全の為に中断を下す勇気が無い。戦争末期、「負けると解かっていても本音で語らず」に同じだ。
未来の子孫は
高レベル廃棄物の為に
今後も税金を投入し続けなければならない。