ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

去る者は日々に疎し

2006-12-16 21:07:22 | Weblog
去る者は日々に疎し、と云われるけれど逝った人は日々心を占めて来る。今年は姉をおくり、そして母をおくった。寂しくなった。昨日は里帰りしていた妹と母のお墓、姉のお墓、妹の嫁ぎ先のお墓にお参りした。行く先々で在りし日を思った。日頃は不信心な私でも墓前に立つとホッとする安らぎを覚えるのは不思議である。そこには何かはかり知れないものがきっとあるでしょう。帰り際に義兄の家に寄って姉の仏前に線香をあげていると、義兄が「今日は有り難う。月命日で丁度半年経った」といった。当事者には一日一日が厳しい日々なのでしょう。私は月命日を忘れていた。少し後ろめたかった。夫婦とは紆余曲折はあっても時間をかけて血よりも強い結びつきを作って行くものなのだと知らされた・・・それにしても子供がいないのも寂しいらしい。