昨日ゴルフをした。
ゴルフが趣味だ、ということがおこがましい程度のゴルフ好きだ。
冬の寒い3ヶ月間くらいと、熱暑の3ヶ月間ほどのプレイは、家人の「もし倒れたりしたらみっともない」との嫌味とも忠告とも取れる言葉に従って休眠状態となっているので、実質ゴルフ可能期間は年間6ヶ月程度。
その間に月に2度程度のゴルフだから、年間十数回というのが小生のゴルフだ。
心臓の手術を受ける以前の3,4年前までは時折80台前半のスコアが出て、もう少しなんとかすればその内にエージシュートの可能性も見えてくるかなという意気込みと過信を持っていた。練習場にも頻繁に通ったものだ。
それが手術後の養生期間をへて、医者がもうゴルフもいいでしょうという言葉を受けて再開したゴルフは自分自身でも呆れる程の下手さ加減だった。
第一に打球の飛距離が激減した。練習場でドライバーを打つと明確にわかった。
病気以前には、勿論若い頃に比べればもうすでに落ちていたのだが、それでもその練習場の200ヤードのバックネットにダイレクトでは届かいないにしろ数バウンドして届いていた。それが思い切り打っても届く気配はまったくないし、その前の180ヤードと書かれて看板にも届かない。ボールの飛距離は、休止期間中に確実に20%程度は落ちた。
それに加えてアイアンが芯に当たらなくなっていた。少々ダフったり、時にはトップしたりして、芯を喰った打感が全くない。
結果は明白だった。病後のゴルフはこの所100を切るのがやっとの状態になっていた。
ゴルフを初めて間もない初心者の状態に逆行してしまった気がしていた。
人に見てもらうまでもなく原因は明確だった。
老化だ!ゴルフ休止期間中に老化が急激に進んだと言うことだ。
75歳を過ぎて筋肉が急激に落ち、それに伴い筋力が極端に低下した。
歩行速度がこの所みるみる落ちたのもこれが原因だろう。
ゴルフクラブを振るスピードが落ちて当たり前だ。そうなれば必然的に打球の飛距離は落ちる。
しかしそれ以上にゴルフに悪影響を及ぼした原因は、筋力のアンバランスが生じたことだと思っている。
歳を取れば筋肉が落ちるのは当たり前だ。その落ち方が問題だと思う。
下半身の筋肉の落ち方が、上半身のそれに比べて激しいようだ。歩くのがしんどくなったり、歩行速度が極端に低下したことを実感する機会は日常的に嫌というほど味わっている。しかし腕力とか胸筋が衰えたと自覚する事はあまりない。
つまり年寄りは下半身から筋肉の老化が進行するようだ。
ジジイと喧嘩する場面を想像してほしい。
ジジイと殴り合いをしたら案外ジジイは強いだろう。
しかしちょいと突けば、意外なほど簡単に腰から脆くも崩れ落ちるだろう。
下半身が退化しているのだ。
ゴルフは腕でボールをうって飛ばしているようだが、その実下半身先導で全身を使って打っている。
上半身だけを使ったゴルフは下手なゴルファーの代名詞だ。
歳を取ってその大切な下半身の筋力が衰え、上半身とのバランスが崩れてしまったのが、ゴルフを下手にした真犯人なのだ。
・・・・・・と、この頃やっと理解できるようになった。
これが100点ゴルフの真犯人だった。
ジャーどうする?
これがまた難しい。80近くになって、今更下半身の筋肉強化に乗り出すほどの意欲も持ち合わせていない。
練習場に通いながら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら一応の結論を導き出した。
下半身の筋力が衰え、上半身とのバランスが崩れた結果がゴルフボールを打つことにそれほどのマイナスだったとしたら、逆に上半身の力をそれに合わせて落とせばバランスは保てる!
上半身の力を抜こう、脱力しようと決心した。
しかしこれがなかなか難しい。ボールを打って遠くに飛ばそうと思うと、本能的に上半身、特に腕に力が入ってしまう。
若い時の下半身に十分な筋力があるときでも、上半身に力が入りすぎて打ち損ねる事が多い。
今更上半身の力を意識的に抜くと言うことがこんなにも難しいことだと練習場で再確認した。
80才近くになって、練習場で初心者のような練習は何となく面映い。
しかしこれが何となく効いてきたような感じだ。
昨日のスコアは「83」だった。
数年ぶりの80台。
いけるかもしれない・・・・・・・・・・
ゴルフの出来るのも後数年。
惰性でするのではなく、歳なりの努力はしたいと思いながらゴルフを続けよう。
ゴルフが趣味だ、ということがおこがましい程度のゴルフ好きだ。
冬の寒い3ヶ月間くらいと、熱暑の3ヶ月間ほどのプレイは、家人の「もし倒れたりしたらみっともない」との嫌味とも忠告とも取れる言葉に従って休眠状態となっているので、実質ゴルフ可能期間は年間6ヶ月程度。
その間に月に2度程度のゴルフだから、年間十数回というのが小生のゴルフだ。
心臓の手術を受ける以前の3,4年前までは時折80台前半のスコアが出て、もう少しなんとかすればその内にエージシュートの可能性も見えてくるかなという意気込みと過信を持っていた。練習場にも頻繁に通ったものだ。
それが手術後の養生期間をへて、医者がもうゴルフもいいでしょうという言葉を受けて再開したゴルフは自分自身でも呆れる程の下手さ加減だった。
第一に打球の飛距離が激減した。練習場でドライバーを打つと明確にわかった。
病気以前には、勿論若い頃に比べればもうすでに落ちていたのだが、それでもその練習場の200ヤードのバックネットにダイレクトでは届かいないにしろ数バウンドして届いていた。それが思い切り打っても届く気配はまったくないし、その前の180ヤードと書かれて看板にも届かない。ボールの飛距離は、休止期間中に確実に20%程度は落ちた。
それに加えてアイアンが芯に当たらなくなっていた。少々ダフったり、時にはトップしたりして、芯を喰った打感が全くない。
結果は明白だった。病後のゴルフはこの所100を切るのがやっとの状態になっていた。
ゴルフを初めて間もない初心者の状態に逆行してしまった気がしていた。
人に見てもらうまでもなく原因は明確だった。
老化だ!ゴルフ休止期間中に老化が急激に進んだと言うことだ。
75歳を過ぎて筋肉が急激に落ち、それに伴い筋力が極端に低下した。
歩行速度がこの所みるみる落ちたのもこれが原因だろう。
ゴルフクラブを振るスピードが落ちて当たり前だ。そうなれば必然的に打球の飛距離は落ちる。
しかしそれ以上にゴルフに悪影響を及ぼした原因は、筋力のアンバランスが生じたことだと思っている。
歳を取れば筋肉が落ちるのは当たり前だ。その落ち方が問題だと思う。
下半身の筋肉の落ち方が、上半身のそれに比べて激しいようだ。歩くのがしんどくなったり、歩行速度が極端に低下したことを実感する機会は日常的に嫌というほど味わっている。しかし腕力とか胸筋が衰えたと自覚する事はあまりない。
つまり年寄りは下半身から筋肉の老化が進行するようだ。
ジジイと喧嘩する場面を想像してほしい。
ジジイと殴り合いをしたら案外ジジイは強いだろう。
しかしちょいと突けば、意外なほど簡単に腰から脆くも崩れ落ちるだろう。
下半身が退化しているのだ。
ゴルフは腕でボールをうって飛ばしているようだが、その実下半身先導で全身を使って打っている。
上半身だけを使ったゴルフは下手なゴルファーの代名詞だ。
歳を取ってその大切な下半身の筋力が衰え、上半身とのバランスが崩れてしまったのが、ゴルフを下手にした真犯人なのだ。
・・・・・・と、この頃やっと理解できるようになった。
これが100点ゴルフの真犯人だった。
ジャーどうする?
これがまた難しい。80近くになって、今更下半身の筋肉強化に乗り出すほどの意欲も持ち合わせていない。
練習場に通いながら、ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら一応の結論を導き出した。
下半身の筋力が衰え、上半身とのバランスが崩れた結果がゴルフボールを打つことにそれほどのマイナスだったとしたら、逆に上半身の力をそれに合わせて落とせばバランスは保てる!
上半身の力を抜こう、脱力しようと決心した。
しかしこれがなかなか難しい。ボールを打って遠くに飛ばそうと思うと、本能的に上半身、特に腕に力が入ってしまう。
若い時の下半身に十分な筋力があるときでも、上半身に力が入りすぎて打ち損ねる事が多い。
今更上半身の力を意識的に抜くと言うことがこんなにも難しいことだと練習場で再確認した。
80才近くになって、練習場で初心者のような練習は何となく面映い。
しかしこれが何となく効いてきたような感じだ。
昨日のスコアは「83」だった。
数年ぶりの80台。
いけるかもしれない・・・・・・・・・・
ゴルフの出来るのも後数年。
惰性でするのではなく、歳なりの努力はしたいと思いながらゴルフを続けよう。
病で腰の手術をして当分運動も出来ない状況から回復して、どうやらゴルフ復帰がかなって間もないのに、素晴らしいスコアーで回っておめでとうと言いたい。
どこも悪くなく月2~3回ゴルフを楽しんでいる小生にとって、200ヤードの飛距離、100切のスコアが難しくなって何とも寂しい現状を思うに”83”は夢のようだ。
これからも 精進されて"Age Shoot"を目指して欲しいものと願っている。達成の折には、お祝いに出かけていきましょう。頑張って!