四号110で 「どの様な痛み悩みもでけものや 熱も下りもみなほこりやで」 と「因果の道理」を伝えた ― 人々が経験するあらゆる痛みや悩みは、過去の自分の行動やその結果によって生じる。だから、自らの行動や選択に責任を持たねばならない ― 「心違いのないようにせよ」
五号は、「因果の道理」を通じて、人々に自らの生活や人間関係での適切な行動や過去からの教訓を考える機会を提供する。この法則は、仏教の教えにも通じるものであり、個々の行動や選択が将来にどのような影響を与えるかを理解する上で重要な指針となる。
いまゝでハぎうばとゆうハまゝあれど あとさきしれた事ハあるまい 五 1
このたびハさきなる事を此よから しらしてをくでみにさハりみよ 2
後先 ― 「後先」は古語で「しりさき」とも読み、「前後」「あとさき」という意味。ある時点の前と後。過去と将来。前後の事情。物事の順序、筋道。
牛馬と言うは ― この『因果応報』の道理は、人々が自らの過去の行いによって不幸や病気を引き寄せるという、一種の諦めや抑圧的な信念。
それに対し、この道が伝える「因果の道理」は、諦めや負の感情を抱くのではなく、前向きにその結果に対処し、積極的に行動させようとする。過去の行動や選択によって引き起こされる結果に対しては、自己革新や成長を通じて前向きに対処し、より良い未来を築くことができる ― 先なる事を知らしておく
このよふハいかほどハがみをもふても かみのりいふくこれハかなハん 3
一やしきをなじくらしているうちに 神もほとけもあるとをもへよ 5
これをみていかなものでもとくしんせ 善とあくとをわけてみせるで 6
をやこでもふう々のなかもきよたいも みなめへ々に心ちがうで 8
せかいぢうどこのものとハゆハんでな 心のほこりみにさハりつく 9
神も仏もあると思えよ ― この世を始め出したる月日なら、どんな事でも知らぬ事なし (八11)
世界中一列なるの胸の内、月日の方へみな映るなり(八12)
如何ほど我が身思っても ― 自己中心的な考え方は、他者への配慮や社会的責任感を欠いてしまう ― 神の立腹これはかなわん
善と悪とを分けてみせるで ― 過去の自分の行動によって生じた問題や苦悩に対して、その原因を理解し、同じ過ちを繰り返さないよう努めることが求められる。この点は、自己成長と精神的な成熟を促進するために重要。
親子でも夫婦の中も兄弟も ― 例えそれが誰であっても、例外なく、一人ひとりがした事への見返りがある。それはどのような人間関係においても成り立ち、個々の行動や選択がそれぞれの人に返ってくる。
心のほこり身に障りつく ― 自分が苦しみや悩みに直面した際には、それを『因果応報』による前世の因縁のせいにするのでなく、現世、今の自身の選択や行動に対する責任を認め、反省することが大切 ― 『因果応報』で染みついた汚れを剥がすことは簡単ではないが、「ほこり」なら、直ぐにでも払いのけることは可 ― 間違いを認め改善することで、より良い未来を築くことができる。
みのうちのなやむ事をばしやんして 神にもたれる心しやんせ 10
どのよふなむつかし事とゆうたとて 神のぢうよふはやくみせたい 11
しんぢつの心を神がうけとれば いかなぢうよふしてみせるてな 14
こらほどの神のしんぢつこのはなし そばなるものハはやくさとれよ 15
これさいかはやくさとりがついたなら なにゝついてもみなこのどふり 16
神に凭れる心思案せ ― 今の自分の苦労や病気は、自己中心的な考え方や行動から生じていることに気づいたら、神を信じて、神に任せる生き方に切り替える。自分の不幸も自己中心的な態度から来ることに気づいて心を改めるなら、必ずその真実の心に応えて、月日の自由が働き、問題は解消される ― 神の自由早く見せたい
早く悟れよ ― 良い結果も悪い結果も、最終的には自分の行動の結果が返ってくることを多くの人が理解できていない。だからこそ、「因果の道理」をしっかり悟りなさい。
何についてもみなこの通り ― この教えを聞いて、自分を変えようと心が定まったなら、神の自由によってどんな難しい問題も解決される。心の大切さと「因果の道理」を心に留め、これからはその原則に従って生きる ― 「難儀するのも心から我が身恨みである程に」と歌いながら「神に凭れて」行動すれば、全てがうまく進み、陽気づくめの明るい未来が待っている。
中山みき様を尋ねて 陽気ゆさん磐田講
五号は、「因果の道理」を通じて、人々に自らの生活や人間関係での適切な行動や過去からの教訓を考える機会を提供する。この法則は、仏教の教えにも通じるものであり、個々の行動や選択が将来にどのような影響を与えるかを理解する上で重要な指針となる。
いまゝでハぎうばとゆうハまゝあれど あとさきしれた事ハあるまい 五 1
このたびハさきなる事を此よから しらしてをくでみにさハりみよ 2
後先 ― 「後先」は古語で「しりさき」とも読み、「前後」「あとさき」という意味。ある時点の前と後。過去と将来。前後の事情。物事の順序、筋道。
牛馬と言うは ― この『因果応報』の道理は、人々が自らの過去の行いによって不幸や病気を引き寄せるという、一種の諦めや抑圧的な信念。
それに対し、この道が伝える「因果の道理」は、諦めや負の感情を抱くのではなく、前向きにその結果に対処し、積極的に行動させようとする。過去の行動や選択によって引き起こされる結果に対しては、自己革新や成長を通じて前向きに対処し、より良い未来を築くことができる ― 先なる事を知らしておく
このよふハいかほどハがみをもふても かみのりいふくこれハかなハん 3
一やしきをなじくらしているうちに 神もほとけもあるとをもへよ 5
これをみていかなものでもとくしんせ 善とあくとをわけてみせるで 6
をやこでもふう々のなかもきよたいも みなめへ々に心ちがうで 8
せかいぢうどこのものとハゆハんでな 心のほこりみにさハりつく 9
神も仏もあると思えよ ― この世を始め出したる月日なら、どんな事でも知らぬ事なし (八11)
世界中一列なるの胸の内、月日の方へみな映るなり(八12)
如何ほど我が身思っても ― 自己中心的な考え方は、他者への配慮や社会的責任感を欠いてしまう ― 神の立腹これはかなわん
善と悪とを分けてみせるで ― 過去の自分の行動によって生じた問題や苦悩に対して、その原因を理解し、同じ過ちを繰り返さないよう努めることが求められる。この点は、自己成長と精神的な成熟を促進するために重要。
親子でも夫婦の中も兄弟も ― 例えそれが誰であっても、例外なく、一人ひとりがした事への見返りがある。それはどのような人間関係においても成り立ち、個々の行動や選択がそれぞれの人に返ってくる。
心のほこり身に障りつく ― 自分が苦しみや悩みに直面した際には、それを『因果応報』による前世の因縁のせいにするのでなく、現世、今の自身の選択や行動に対する責任を認め、反省することが大切 ― 『因果応報』で染みついた汚れを剥がすことは簡単ではないが、「ほこり」なら、直ぐにでも払いのけることは可 ― 間違いを認め改善することで、より良い未来を築くことができる。
みのうちのなやむ事をばしやんして 神にもたれる心しやんせ 10
どのよふなむつかし事とゆうたとて 神のぢうよふはやくみせたい 11
しんぢつの心を神がうけとれば いかなぢうよふしてみせるてな 14
こらほどの神のしんぢつこのはなし そばなるものハはやくさとれよ 15
これさいかはやくさとりがついたなら なにゝついてもみなこのどふり 16
神に凭れる心思案せ ― 今の自分の苦労や病気は、自己中心的な考え方や行動から生じていることに気づいたら、神を信じて、神に任せる生き方に切り替える。自分の不幸も自己中心的な態度から来ることに気づいて心を改めるなら、必ずその真実の心に応えて、月日の自由が働き、問題は解消される ― 神の自由早く見せたい
早く悟れよ ― 良い結果も悪い結果も、最終的には自分の行動の結果が返ってくることを多くの人が理解できていない。だからこそ、「因果の道理」をしっかり悟りなさい。
何についてもみなこの通り ― この教えを聞いて、自分を変えようと心が定まったなら、神の自由によってどんな難しい問題も解決される。心の大切さと「因果の道理」を心に留め、これからはその原則に従って生きる ― 「難儀するのも心から我が身恨みである程に」と歌いながら「神に凭れて」行動すれば、全てがうまく進み、陽気づくめの明るい未来が待っている。
中山みき様を尋ねて 陽気ゆさん磐田講