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奥山文弥のフィッシングカレッジ

魚の生態、水辺自然環境。釣りを介した人との出会い。家族・親子の釣りが楽しい。東京海洋大学フィッシング・カレッジの情報も。

よく引く魚、美しい魚、魅力的な魚

2006-12-23 | フライフィッシング
 その名はHLSバビーン。10フィート8番のロッドだ。私はバビーン最後の年、2000年9月のこのロッドを中心にスティールヘッドを狙った。釣れた。感激が込み上げた。我が心のバビーン。

 ラインはすべてフローティング。グリースラインメソッドといって、ウエットフライをフローティングラインで水面直下を流してスティールヘッドを誘う。時にフライをチェイスし、フライをくわえて反転するのが見える。衝撃的だ。80cm級のマス(サケ??)が水面近くで自分の巻いたフライに食いつくのだから。
 アワセるとズシッと手元に来て、フライリールがキャイィーンと悲鳴を上げる。
 私はあのスティールヘッドの思い出と夢だけで生きていられる。どんなにつらく釣れない場面に遭遇しても、なんとも思わないようになった。
 その次は同じくヤマメ843.オービスが日本向けに作ったロッドだが、今流行りの極細ティペットによるマッチザハッチにはちょっとパワーがありすぎてよろしくない。ピシッとアワセると切れてしまうのだ。そこでカディスによる打ち返し野釣りに使った。ベーリーグッドである。
 オービスは25年保証。結構自信を持っているなと思う。海外の老舗ってやはり風格がある。
 今は家具の一部となって春の出番を待っている。


やっぱり釣りたいゾ!

2006-12-05 | フライフィッシング
 先日マイピクチャの写真を整理していたら、友人から送られてきたスティールヘッドの写真が出てきた。いつかアップしようかなと思っていたのだが、今日になってしまった。
 1m近いニジマス。野生の魚。スティールヘッド。秋になるとカナダの奥地、バビーンリバーに遡上する。この魚をフライロッドで釣るんだからたまりましぇん。
 30年以上まえの芦沢一洋さんのビデオ「釣り人の詩」に登場する凄い魚。ベータだったテープをDVDにおとしてもらって見てみると、懐かしい
 このビデオではなく、バビーンにいかなくなって6年目、の私の思い出である。
友人が釣ったこのオスの写真でも十分に興奮できる凄い魚だ。

 今、防波堤の小物釣りに興じている私、それはそれで楽しいので不満はない。しかし行っていたあの頃、燃えていたあの頃、そしてそれを今でもやっている友人。
悠々として急げ、てか?



あと20年?もしかしたら30年??

2006-11-19 | フライフィッシング



日曜日だと言うのに仕事中の友人と、息抜きを兼ねてしばし会話をした。私も仕事中だった。(笑)
 その男は、ターポンを釣りに行くのが夢だと言った。齢37歳、40歳までになんとか資金繰りをして、休みを取り、カリブへ出かけたい。と思っていたが現実はそうも行かず、たぶん無理であろうとため息をついていた。
 作家故開高健さんが「悠々としていそげ」と言っていたことの意味がやっと分かってきた今日この頃である。やりたいことはできるうちになるべく早くやっておいたほうがいい。できることなら、、、。精神的(愛情も含めて)に満たされるか、金銭的に満たされるかの両方があればいいが、とても無理。
 それ以上に年をとってくると、後がない。例えば我が趣味の釣り。日本には四季折々の釣りがあって、面白い釣りはたくさんある。魚種はたくさんいる。
 春のスズキ、夏のシイラ、秋のカツオ、冬のタチウオ、季節ごとにしか釣りに行けない魚達。
 魚種を一つに絞ってみても、この時期でないとできない釣りかたもある。ノッコミのヘラは1年で一回しかできない。バスのトップウォーターゲームは晩春がいい。という具合にだ。
 オイカワからカジキまで、一通りかじってみたが、釣りとしてはフライフィッシングが面白い。マスは解禁中はいつでも釣れるが、1年に一回しかできない釣りがある。夏のシイラ釣りであろう。
 1年に一回?それはヤバイ。今46歳だから、あと20年ぐらいしか、こんなアクティブな釣りは元気でないとできないだろうから、あと20回しかこの楽しい釣りができない。
 友人はあと30回だと豪語していた。

 それよりも年に一たった回の釣りのために、いろんなタックルを揃えてしまった。
 釣りに行けない時でも、それを眺めていれば満足度は高いのだから、決してムダではない。
 ある人が言っていたが「道具を買ってまでヤルキがしない。」という類の釣りはきっと面白くないのだろうと。
 地球の裏側まで行ってカジキをフライで釣って、だから何なのだ!面白かったのだ。そのとき購入した、デッカいフライリールは次にいつ使えるのだ!ワカラン。
 でも過去を思い出してニヤニヤできるではないか。息子に讓ろうか?それぐらい長持ちするリールだ。
 時間があるときは金がない。金がある時は時間がない。と言う状況に陥ってみたいものだ。今の私には時間も金もない。
 すべての平均的な家庭が抱える問題。子育てがある。マイホームローンがある。
あと何年釣りができるか?体力がなくなったら、あのジジイ達のように座ってあの釣りをするか?でも心はジェントルマンでいたい。
 優雅なフライキャスティングができる爺さんになることもできる。精神的にも優雅になりたい。
 いずれにせよ35歳を過ぎたら人生の戻り道。後悔のない人生を送りたい。それは金では買えない。
 日々の生活には追われるけれど、それにしてもあと20回かぁ~。



オービス・T3のロッドにヴォーテックス。丸金タックルだが、来年の夏まで出番がない。



大海原でやるフライロッディング。20年後、息子が車を運転して連れってくれるかな?
今の内から仲良くしておこう。そしていつまでも元気で、健康なからだを維持したい。魚をたくさん食べて、、、。





 

アングラーのRV・4WD

2006-09-23 | フライフィッシング



 部屋の改装に飽きたのでその合間に気分転換をと洗車した。ワックスもかけた。久しぶりである。(半年ぶりか??)
 このプラドはガソリン車。以前はプラドのディーゼルに乗っていた。
 前のプラドの時は、家内に「壊れるまで乗るから。」と言う約束で、カローラⅡと家内の嫁入り道具、ルノーサンクを売って購入した。
 しかし東京都のディーゼル対策がささやかれ始めた頃、プラドは逝ってしまった。中央高速の談合坂PAの手前で(3車線)の一番右(つまり追い越し車線ね)を走っているときに「ポン!」と大きな音、そしてボンネットから煙が、、、、。
 バックミラーをみてすぐに左へ寄る。エンジンの回転数が急激に落ちる。あと少しでPAに入れるところで、ストップしてしまった。
 こんなことがあって7年で11万キロ走ってくれた愛車は壊れてしまったのである。原因はディーラーの整備不良。エンジンと冷却水のパイプの接続部分がしっかり止まっていなかったため、高速の上り坂で回転数を上げたときに外れてしまったってわけ。点検から一ヶ月も経っていないというか、ラジエーターをリコールで変えたばかりだったからね。エンジン積み買え派タダだったが、そろそろディーゼルにもお別れをするときかもしれない。とある会合では環境の話になった時に喫煙者から「ディーゼル車に乗ってるヤツに意見をして欲しくない。」と言われたこともあったなあ。また有名アングラーのディーゼル車の後ろをついて走ったとき、その車から真っ黒い排気ガスが出てるのをみて「オレのもあんなに出てるのかなあ?」と不安に思ったこともあった。
 と言うわけで我が家では2代目のプラド。片側横開きになじめず、後ろ座席が非常に狭く、運転席回りも決して広いとはいえないので、イライラしたこともあったが、やっと愛情が湧いてきた。
 フライフィッシングをやっている仲間には4WD車に乗っている人が多い。カナダやアラスカじゃないので4駆である必要はあまりないのだが、スタイルも大事にしなきゃね。以前家内が乗っていた赤いスパシオで釣り場に行ったら「どうしたんですかその車?」とからかわれてしまった。やはり格好も必要か?
 某編集局長はメルセデス、マスターはVOLVO。
 プラドがカッコイイかどうかは別として、もう買っちゃったんだから。コイツも壊れるまで乗りたいと思っている。


家族でフライフィッシング。ドライフライもウエットも

2006-05-09 | フライフィッシング
 5月7日(日)GW最終日に、家族で多摩川源流小菅川に出かけた。
ここのキャッチ&リリース区間は、車で川原に降りられるため、初心者でも安全に釣りができる。管理釣り場との中間的な存在だ。
 こんな場所があること自体素晴らしいと思う。多摩川本流では絶対に実現しないであろう場所なのである。


「マムシだ。」入った場所にいきなり現れたではなく、そこにいた。



さて当日は天気予報が雨だったためか、11時の到着だったが、空いていて、家族4人で2本のフライロッドを使い回し、ヤマメ、イワナ、ニジマス30尾ぐらい釣ったかな?家内はドライ専門でヤマメを、子ども達はニンフやウエットフライでイワナと、ニジマスを。
 長男勇樹が自ら巻いた紫色のフライでヤマメが釣れたのには驚いた。
 ここのエリアはフライやルアーで攻められまくっているので、正攻法のセコイフライよりも、邪念のないフライの方が掛かるのか?
 私が掛けた魚はすべて次男尚樹がファイトし、ばらしたり取り込んだり。
周りには迷惑を掛けなかったつもりだが、ごめんなさい。
午後4時、釣りを止めていつもの小菅の湯へ。極楽極楽。


キャストと呼べるレベルのものではなかったが手前の魚をサイトで釣った勇樹。


尺イワナと遊んだ尚樹


ジムグリと遊んだ勇樹。最初のマムシとは遊べなかったので、、、。(怖)



リールに注目!20年ぶりに修理して登場した、両軸タイプのフライリールだ。

原宿のノリエで買った気がする。

夫婦の恋?、来い?、濃い?コイ??

2006-04-13 | フライフィッシング
 2ヶ月ぶりに家内と釣りに行った。管理釣り場に行くのが普通かもしれないが、我が女房はちょっと変わっていて「デカくて刺激のある魚。」がいいと言う。しかもできれば野生で。と。そんな魚いるの?しかも近場で???午前10時から午後1時までのお手軽フィッシングでもある。
 ではコイしかないじゃないか?と子供たちと行く浅川へ二人で行ってきた。
 最近は工事も終わり、水温も高くなったのでコイの活性も高い。相変わらず、底を突付き、ボーンフィッシュのようにテイリングしている魚も多い。なぜかワクワクするときである。その魚にニンフを流しこむと、ふっとニンフが消え、アワセを入れるとキャィーン~。ってリールが逆転する。のも楽しいが、簡単にパンを巻いて、浮かせて釣ると水面でバクッてやるのが見えるからなお楽しい。
 今日のスコアは家内が7尾で私が3尾。家内はバラシ多数。不覚のティペットブレイクお互いに一回。最大魚は家内の63cm。デカイのどこへ行った~!!
 70cm、5kgオーバーを探しながら、また行こうと言うことになった。
浅川はヘドロのドローンとした川ではないので、フライフィッシングしている気になる楽しい川である。といいわけをしておこう。
 さあ、週末は蔵王だ。


出てくるときはこんなにいる。気持ち悪いと言った人もいた。しかし見事にフライを見破ってくれる。

こんなストレイトにコイがいるんですから、引かないわけがアリマセン。楽しいです。ミニチュアスティールヘッドですゥ。


彼女のフライデビューは16年前。カナダのバビーンリバーだった。日本人女性としては初のフライフィッシングだと、言っていたのは教えてくれたバビーンノーレイクスロッジのピアス・クレッグでした。当時はトップクラスのルアー&フライニュースを提供していた月刊アングリングに記事を載せたら反響があって、それで友人になった人もいた。我がウエブマスターもその一人。人間関係って、夫婦もそうだが、大切ですねえ。



雨でよかった?

2006-04-06 | フライフィッシング
 4月5日は、奥多摩湖上流の小菅川に行ってきた。連荘ですな。同行者はいつもの山本恵子ちゃんに、ルーキー橋本顕寛(アキヒロ)さん。以前フライタイイングを一緒にやった仲間だ。朝7時に我が家に集合し、ゆっくりの出発。おまけは次男尚樹。
 ライセンスは大人800円(安い!)女性400円(もっと安い!)子どもはタダ(うれしい)。
 しかし現地へ到着するとあいにくの雨。川へ降りるとうれしい貸しきりだあ。
 ウエイダー無しでも釣れる最下流域へ行くと、おっと一人いるぞ。え、ちょっと待って!カカシじゃん。人間も間違えてしまったほどだが、マネキンに服を着せてあった。カワウ避けだ。
 魚は、、、。ポツポツ見える。準備に掛かる。あれ、今日はみんなオービスだ。恵子ちゃんなんかはトライデントTLだぜ。
 私はスーパーファインウルトラツーで、いつものサイトニンフ、両名は自作のドライ。ですぐに私はヤマメをヒット。ヤマメの口には1mティペット付きのフライがついていた。泳ぎにくかったことだろう。おいおいバーブレスになってないじゃんか!だから外れなかったのか?それを外して逃がしてすぐにニジマスも、、、。まだまだ魚はいる。フライを追いかけてくる。
 橋本さんを呼んで「ここでねえ。魚がたくさんいるよ。」と彼のフライをみる。「え?」フライが12番ぐらいのデカイヤツだった。小さいほうに変えたほうがいいかもよ。と促すが、さっきこれに追いかけてきたのでと。彼にポイントを譲る。
 少しして「イエーイ!」橋本さんヒット、しかもヤマメ。あのデカイドライで、、、、?しかも自作フライで始めてのヒットだ。うれしくないわけがない。いいなあこのときの気持ち。過去を振り返って私も感激しよう。
 尚樹は写真だけ撮って、雨が降っているから車から出てこない。ルアーでも釣れそうだったが。
 私はその後、、、、、。たくさん釣れたよ。恵子ちゃんもニジマスを連発。上手だネエ。そして究極は、、、、。
 雨がひどくなり川に泥水が入って半分だけ濁ってきた。カナダのバビーンリバーもそうだが、その筋がフィーバーレーンになった。
ヤマメは釣れなかったけど、ニジマスとイワナが連発。写真をご覧あれ。
 恵子ちゃんがデカイのを掛けた時は頭が水面から出ただけで赤いほほが見えて、「デカッ!」と思ったときには外れてた。惜しい!!雨は一向に止まない。
 私は11時過ぎに終了。早く上がって温泉に行こうと両名を促すが、やめないんだもん。結局12時を回ってやっと納竿。3人で30尾以上キャッチ&リリース。「こんなに近場にいいとこありマスねえ。」と橋本さん感激。そこを「いつもはこんなに釣れませーん。雨で貸しきりだったからよかったんです。」と恵子ちゃん。突っ込みますな。
 温泉には1時間ゆっくり浸かって体を温め、そば(量が少なくて高かった)を食べて帰路についた。
 私はお風呂で次男とコミュニケーションできたから満足満足。
温泉から上がった後、コーヒータイムを楽しんだが、次男はその時祖父糸クリームを食べた。そして「お父さん寒いよ~。」だって、アホか!お前は。誰の子じゃ!!(爆)


川はこんな感じ。カカシもいる。ドキッとした。



12番のドライでヤマメを釣った橋本さんと、人が釣るとすかさず記念写真に参加する次男尚樹。この後すぐに車の中へ退散。



濁ったらチャンス。でも濁りすぎもダメ。これはダブルゲットのワンショット。この日、実は私はニジマスのペアリングを見つけ、その回りにいたイワナもゲット。
 晴れていたらこんなに釣れなかっただろうねえ。しかもデカイフライで。







ヤマメクラシック  うらたんざわ渓流釣り場

2006-03-22 | フライフィッシング
 3月18日(土)
 無性にヤマメが釣りたくなった。各地が解禁しているが、放流ヤマメなら出来るだけストレスなしに釣れるところがいいと思ったので、うらたんざわ渓流釣り場に行ってきた。ここにはヤマメクラシックと言う、フライ専用のキャッチ&リリース区間がある。ウキ釣り(インディケーターのことだよ)が禁止。カナダのバビーンリバーのように、フライライン先端からフライまで、付属品は何もついていてはいけないというルールが好きだ。
 水中をかき回していないので、ヤマメ達は元気だ。ドライフライにも出る。いやドライが一番出る。ドライでヤマメ。いいフライフィッシングだ。
 で、午後1時から4時半までやったが、ヤマメたちは次々にドライに出た。その数40発以上。
 この日は土曜日だぜ。一般エリアは混んでいたがクラシックはガラガラ。何で?釣り方知らないのか?拙著を読んで欲しい(宣伝するなってか)
 ゆっくり楽しみたいならあなたもどうぞ。
ただしレストランはアリマセン。コンビニ弁当か、川原での自炊になる。



この瀬尻からヤマメが飛び出す。スゴイ世界!!!水温は7℃。気温も同じ位。


綺麗なヤマメでしょ?ちゃんと手は濡らしてあるよ。



これは放流間もない魚体。腹が黄色くて、側線近くの赤みが強かった。





春のスティールヘッド?とはかなり違うが、、、、?

2006-03-17 | フライフィッシング
 遡上魚。特にサケ科魚類のそれはすばらしい。サクラマス、サツキマス、アメマス、カラフトマス、そしてスティールヘッドだ。特に産卵期になると、例外はあるものの、体色が婚姻色で赤く彩られ、釣った人、いや、それを見た人を魅了する。
 夢のサーモンフィッシングは、行った人は思い出に、まだの人は夢として、いつまでも憧れ、そして心に残るものである。
 淡水域での大物釣りの代表格として、それら遡上魚の釣りは魅力的である。一方サケ科じゃなければ何があるのか?
 私はコイ釣りをする関係で、川原を歩くことがよくある。コイもドローンとした水溜りにいると、それほどの魚ではないが、急流の底に張り付いている姿は、遡上魚そのものである。多摩川にはそんなポイントがいくつもある。
 で、友人から情報が入って出かけたのがこれ。最初は携帯に写真を送ってもらい驚いた。スティールヘッドか?まさか?
 真っ赤に彩られたその姿を、画質の悪い携帯の画面だと間違ってしまうのだ。
 で、一眼レフでとったまともな写真をどうぞ。都会の脇でこんな魚もフライで釣れるのだ。それなりに価値を認め満足するのか?サケ科魚類が釣れない自慰とみなすか?それはあなた次第。私?当然次の休みにも行きますぜ。同じ場所にいてくれることを祈って、、、。遡っているか、当然。



一瞬ドキッでしょ。ほほ辺りが、、、、。マルタといいます。ウグイの降海型ではなく、別の仲間です。北里大学時代は水産学部のある三陸の越喜来湾、崎浜港で、ギンピカのをスピナーで釣ったこともある。海ウグイですな。



はじめて自分で巻いたフライで釣ったのがこのマルタとは。と言う山本恵子さん。ロッドはオービス、リールもオービス。つまりクリアウオータークラシックのセット。このマルタ、53cmで1,5kgもあった。2kgオーバーもいる。












スティールヘッドジャケット

2006-02-28 | フライフィッシング
 正式には、パタゴニアのSSTジャケット。私が90年代に狂ったスティールヘッドフィッシングには欠かせないものだ。
 このジャケットは当時バビーンリバーに通う仲間達のユニホームみたいなもので、何年かに一度モデルチェンジをするから、全員が同じパターンになると言うことはない。私も2着愛用している。
 我がウエブマスターの菊池謙哉氏もそうだった。
 しかし、しかしである。ついに大幅なモデルチェンジになった。詳しくはパタゴニアのウエブサイトをみて欲しいが、あのトレードマークでもある大型ポケットが、すっきりしてしまった。こっちのほうが機能的にはいいのだろうが、私はやはり、、、。


マスターケンヤとグリーンバットスカンクでヒットしたスティールヘッド。バビーンリバー・ルードアウエイクニングにて。



これもバビーンリバーのスティールヘッド。ポーラーセッジ#2で。場所はグース。ラニー・ウォーラーがビデオ「トロフィースティールヘッド」のなかでドライフライ「ウォーラーウエイカー」で釣ってみせる場所だ。


フライタイイング

2006-02-11 | フライフィッシング
 いつもね、ソルトはベテランでも、フライになるとまるっきし初心者の仲間達と釣りに行くと大変なのよね。
 何がって? フライ持ってないんだもん。釣れるやつを。例えばマラブーでバシバシ釣れるときもね。わがフィンズメンバーの柴田さんのオリジナル「AMPM」アタリがいいわけね。そして連発繰り返して何匹か釣ると、ついリーダーチェックしないから、ノットが弱って切られたりするでしょ?
 ルアーだとさ。「買って返してね。」って遠慮なく言えるかえど、フライは売ってないからね(私の‘釣れる’フライは特に)。
 で、教えてあげるから巻きなさいって話になったわけ。
我が家は本日、フライタイイング教室になったのよ。二人とも幸せ一杯だったから
よかったね。

 今度は今日巻いたフライで釣ろうね。



恵子ちゃんの巻いているフライは何??


ルーキー橋本氏は一気にタイイングにハマッタ。やっぱり自分で巻いたフライで釣るのが面白いよね。って。バイスはいきなりダイナキングかよ。
ところでその奥にあるのはEOS5Dじゃ!!私はこっちが欲しいよお~。









マーフィーの法則

2005-09-26 | フライフィッシング
 9月25日と26日、仕事があって白河フォレストスプリングスへ行ってきた。仕事なので釣り具は無い。
 東京の家を出るときは(と言っても都下羽村ですが)それほど寒くなかったのだが、もしやと思い、パタゴニアのR4ベストを忍ばせておいたのがヨカッタ。新白河を降りるとちょっとひんやりした白河の秋を感じ、さっそくベストの登場となったからだ。ジャケットのほうがよかったことは言うまでもない。
 FSカフェで商談しているとセカンドポンド(フライ池)がよく見える。ライズそしてまたライズ。フライのロッドがあちこちで曲がっている。こんなのありか?
 白河へ行く時はいつもシビアでなかなか釣れない。掛かればパワフルシスじゃなかったトラウトがジャンプを繰り返すのだが、今日は簡単に掛かっている。
 フライロッドを持ってこなかったからか?
 マーフィーの法則によれば、かといって、レンタルロッドを持って池に出るとライズは止むのである。
 しかし一向にライズの止む気配はなく、フライマン達は非常に楽しそうに釣りをしていた。私は彼らを横目にまじめに仕事を遂行した。
 翌日26日はカラッと晴れ上がった台風一過の太陽が輝いている。暖かな日になりそうだ。フォレストスプリングスに行ってみると今日もそうだった。ライズがいっぱい。笑顔がいっぱい。こんな日は珍しいのかと思ったら、9月~10月は結構ライズがあるのだそうだ。自然もいい。水もいい。環境バツグンだ。師匠テツ西山(故)が監修しただけのことはある。
 私はキャビンで温かいコーヒーを飲みながら、フライフィッシングを楽しんでいる姿をみて、無理やり仙人になったような悟りの心境になった。

(今回はカメラ忘れたから写真はなしね)