北京生まれのウー・ウェンさんは1990年に日本へ来て暮らすうちに 中華鍋の便利さを再発見したそうです
でも鉄の中華鍋は錆びるし重い
で見つけたのが北陸アルミさんのフッ素樹脂加工の中華鍋でした
鉄の鍋と違って これなら油もそんなに必要とせず 健康に良い料理ができる
彼女が愛用し続け8年が過ぎた頃
なんと北陸アルミさんから
使い心地はいかがでしょうか
そう電話が入ったのだそうです
で もっとこうなら便利なのにと話したら
納得のいく中華鍋を作ってみませんか
と北陸アルミさんから話があったとか
そこで中華鍋ながら 形と蓋にも工夫あり 蒸し皿もついたウー・ウェンさんの名前がついたウー・ウェンパンは数々の試作の末に完成したのだそうです
この鍋と土鍋があれば たいていの料理はできるはず
と本に書いてあります
炒める・煮る・揚げる・焼く・ゆでる・蒸す
一つの鍋でできますよと
気取った料理はありません
あたたかな家庭の味
そんなレシピが並んでいます
家庭にある手に入る材料での料理です
中華鍋でなくてもフライパンで炒め 他の鍋で蒸せばいい
煮ればいい
レンジで蒸してもかまわない
自分なりに応用をきかせて
同じ著者の本に「北京小麦粉料理」があります
200グラムの小麦粉があれば餃子からタンタン麺まで作れるのだとか
勿論やる気作る気が必要 一番大切でしょうが ちょっと欲しくなりました
中華鍋って、偉大な文明の利器かも。
これひとつで、何でも作れる。
鉄人・陳建一氏も、ほとんど中華鍋オンリーでしたものね。
中華鍋は本当に便利で 以前使用していた中華鍋が底が丸いのでIHで使えないと知った時は ちょっと寂しかったです
何かでいつか出番がないかと倉庫に仕舞ってあります
今はIH専用のマーブルコート・タイプを使ってますが 何か前の中華鍋が本物の道具という気がするのです