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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

忘れていたのはーー;

2018-06-07 13:27:01 | 子供のこと身辺雑記
朝から出たり入ったりの繰り返しで・・・
もうどうせなら姑のおかずを作って早めに家を出て郵便局に回って・・・・などと予定を立てて

車におかずを積むのは忘れなかった

郵便局の用事は早めに終わり 姑の家に行くにはまだ少し早い時間なので 猫のトイレ砂も買っておこうと通り道のペットショップに寄って
自動ドアに映る自分の顔に気が付いた

ああ化粧してなかった・笑

まだトイレの砂を買って一旦帰宅しても まだ時間はある!

結果 郵便局もいつも行くペットショップにも平気で素顔でーー;
ああ珍獣と間違えられて捕獲されないで良かった・・;


それから帰宅して化けて・・・姑の家に向かったのですが
早めに姑の家に行こうと思ったのに 家を出るのは予定より遅くなったのでした

辻堂魁著「暁天の志 風の市兵衛 弐 ㉑」 (祥伝社文庫)

2018-06-07 08:39:51 | 本と雑誌
暁天の志 風の市兵衛 弐 (祥伝社文庫)
辻堂魁
祥伝社



北国の貧しい武士の平八は出世を夢見て剣術の修業を怠らずにいたが もとより家格にてほぼ人生も決まる世の仕組み
願いなどかなおうはずもない
そんな中 平八は恋をした
相手は身分高き女
手の届きようもない
その女は言った
自分には親の決めた許婚者がいる 同じような身分の相手
しかし もしも平八が自分を奪って逃げてくれるなら ついていくーと

諦めていた恋だが・・・
平八は女と共に何もかも捨て逃げる道を選ぶ
追ってきた女の許婚者と斬り合いになり 相手を斬り 死体を捨ておいて江戸へ

どうにか仕事も順調になり始めた頃 妻にした女は胸の重い病になる
高価な薬代で生活は行き詰まる
病気の妻と二人の幼子を抱えた平八は ある男に声をかけられ 鍛えた剣術の腕を生かした仕事に
それは金で請け負い 頼まれた相手を仕留めること


渡り用人をなりわいとする元は旗本の家の出の唐木市兵衛は 自分の母方の祖母の名前すら知らなかった
母が自分を産んで亡くなり 祖父はあれこれ細かなことを話す男ではなかった


その祖母の血筋の人間が遠方より訪ねてきて 市兵衛は初めて己の祖母の出自を知り その身内へ会いに旅に出る
その前に市兵衛を訪ねてきた男は 斬り殺された
御用聞きから話を聞いて・・・市兵衛はそれが顔見知りでいつか気に掛けるようになった平八が下手人ではないかと考える

当たってほしくはない予感だったが・・・・・・



妻が遺した子供達を育てる為に殺しを続けた男

惚れた女の病気を治したかった
子供が飢えないように食べさせたかった
だが平八の体も重い病におかされていた


市兵衛は平八の子供二人の世話をしている
しかし いつか子供達は知るかもしれない
殺し屋稼業を自分の父親がしていたこと
その父を斬ったのが市兵衛であることを

渋井の息子の登場など 人間関係の展開と変化も次作への興味をつなぎます