ユイちゃん復活です!
今日の「あまちゃん」
いらいら~~~な表情から 洗い物しながらの(妙に力が入ってました 食器がいたがりそうな洗い方^^;)毒舌展開
機関銃のように毒吐くユイちゃんと周囲の「キタキタ~。^^。」な表情
ついにユイちゃんが「やるよ!」
しかもノートに潮風のメモリーズー復活第二章の計画を書いていた
東京では鈴鹿さんの音痴をどう克服するか?騒動勃発な予感
また明日が楽しみです
同じ学校から同じ大学へと 近い目標だったクラブの先輩の妹のことは 時々先輩の話に出るからー聞いたことはあった
ただ それがこんなにキレイな人だとは 知らなかった
松元みやび 名前もキレイだ
「兄が迷惑かけてるんじゃありません」そう挨拶して笑う
ひどくほっそりした女性で頭にはきっちりとバンダナを巻いていた
俺はただ「高矢一貴(たかや かずき)と言います」と頭を下げるのが精一杯
父親が定年を迎えると 両親は祖父母の面倒をみるためもあり 住んでいた家を手放し田舎へ行ってしまった
俺はー住むところが無くなった
部屋を捜す必要ができたことを話したら 多少遠くてもいいなら自分の家に来ないかーと先輩が言ってくれたのだ
母親が死んで父親と二人暮らしで部屋は余っている
少し離れたところで妹が母親がしていた店をやっているから食事はそこですませてもいいのだと 連れてきてくれたのだ
いい店だと思った
先輩を軽くやりこめる妹のみやびさん
お客さんへ笑顔を向けるみやびさん
心臓に響いた
一目惚れだった
俺は有難く先輩の家に住まわせてもらうことにした
住居兼店舗で妹さんは別に暮らしているから 男所帯
妙な気を使わないでいいのも嬉しかった
先輩の家の冷蔵庫には みやびさんが料理を適当に入れに来る
「店の残り物をおしつけているんだ」と先輩
「男ばかりだと冷凍食品やコンビニで買ってきたもので済ませるんだから」とみやびさん
先輩のお父さんはいわゆる農業をしていた 休みの日に手伝うと「人手が増えて楽になった」と喜んでくれた
そこでできた野菜や米は みやびさんが店でも使っている
俺が置いてもらっているのは 以前はみやびさんの部屋だったらしい
なんとなくくすぐったいような みやびさんに悪いような気持ちがしている
「だって こっちはアニキの家だもん」と みやびさんは笑うのだ
「お店付きの家はわたしがもらったし」と
先輩の妹
下手に好きだなどと言えば この心地よい場所は失われてしまう
それはひどく残念でイヤだ
みやびさんにとって 俺は「兄の後輩」以上のものと見られているようではなかったし
だから片思いに甘んじていたんだ ずっと
みやびさんは 常連客同士の恋の成り行きの方が気になっているふうでもあった
「人の恋愛ってじれったいものよねぇ」なんて言っていた
「みやびさんは 恋人は?」思い切って尋ねてみたら ちょっと寂しそうに笑った
それで悪いことを言った気分になった
その笑顔が意外に弱々しいものだったから
踏み込んではいけないーそんな気持ちになった
数日後 みやびさんは泊り客を迎えていた 亡くなった母親の友人の陶芸家の花野紗彩(はなの さあや)
駅向うの公園での陶器市に来たらしい
「お茶碗屋さん」に泊まるのは習慣らしかった
弟子の若い娘を連れている
もう一人 大崎という男の弟子もいるらしい
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