「永遠の処女」と呼ばれる伝説の女優 原節子さんは 伯父・伯母や父などが語る およそ第一番の美人の代名詞のように記憶している
鷲尾いさ子さんがCM「鉄骨娘」で注目された頃 夕刊記事でー何処か原節子さんを思い出させるーとあったのを読んだことがあります
父は「婚約三羽烏」なども 面白くて好きだったとか
映画界を引退したあとは ひっそり生きてきた方
引退し続けた意志の強さ
こうと決めたらー
十代の少女の頃に銀幕デビュー
その半生を追う本を読みながら 心に浮かんだ言葉は
美しい生き方を貫いた人
でした
原節子さんは細川ガラシャを演じたいと思われていたのだとか
今の時代なら可能でしたでしょうに
銀幕に咲いた大輪の花
凛として格調高く
艶やかにして清楚
気品ある静謐なる美貌
選んだその晩年が幸福なものでありますように