浄瑠璃長屋春秋記シリーズ第2作 突然行方不明となった妻を捜し 家督を弟に譲り 江戸で暮らす青柳新八郎
生きる為 口入れ屋から仕事をもらう
「潮騒」 義父の墓参りで 泣き崩れる女性を見る 娘は冤罪で店を追われた美濃吉を好いていた悲しみの余り死んだという かたや娘を売り贅沢をする夫婦 そんな夫婦へ娘を返すわけにはいかないという人物は実は・・・
養女をあくまで食い物にする武家の妻女 強欲限りなし―です
「雨の声」 妻から三年前に託された手紙を届けに江戸へ出てきた男 娘に勤める店の若旦那との縁談があるという が 娘は何かに怯えていた
「別れ蝉」 これから騒動のもととなりそうな 美人のお夏登場 かなり飽きやすい 惚れっぽい性格のようです 同じ長屋のお八重さんも新八郎を憎からず思っており 消息不明の新八郎の妻の行方も気になります