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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

「Applause」

2023-10-07 09:51:45 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

届いてからすぐに車のAV〈CD録音機能〉に入れて 運転する間 ずうっと聴いている

宝塚歌劇団宙組九代目トップスター芹香斗亜さんがこれまで舞台で歌われた曲の中から選ばれたもの

星組時代 花組時代 そして宙組での想いがある歌

芹香斗亜さんの声は すうっと心に沁みいってきます

当然のことながら演じる役柄によって歌声も変わっていて・・・その舞台姿も蘇ります

 

 

 

9と言う数字が厄を呼び寄せてしまったか トップスターとしてのお披露目舞台開幕してからすぐに その舞台が上演できなくなり

勿論芹香斗亜さんだけでなく相手役に就任された娘役の春乃さくらさん以下組子の方々も 現在とても辛く苦しい立場に立たされてしまいました

 

確かな証もなく ただ面白がって〈むしろ調子に乗って〉あれやこれやと吐き捨てられるネットでの言葉たち

おぞましく醜い限りです

 

ひたすらお客様がたに舞台を愉しんでもらいたいーと お稽古を重ねてきた彼女たちに

どうしてああいう言葉を向けられるのか

理解に苦しみます

 

ああよそ様の火事を見物に行って 楽しみ騒ぐ悪趣味な方々

そんなふうにも思えます

 

宙組解体 宝塚歌劇なんて無くなってもかまわない

ジャニーズだって無くなったんだし 今度は宝塚歌劇団の番

なんてね

 

前を向いて どうか顔をあげて 

宙組さん 

頑張って

この災厄を どうか乗り越えてください

 


好事魔多しーとは言うけれど

2023-10-01 08:55:32 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

花組二番手中に主演舞台もあり それが素敵に楽しい作品でこのままトップスターになったら どんな作品を拝見できるかとっても楽しみにしていた

ーけれど そこから宙組二番手として組替え

その後 花組では三番手スターだった方がトップスターになった

しかし彼女はめげずに宝塚歌劇団で最初に配属された星組で一期上だった真風涼帆さんを支え続け

漸くー今年6月12日宙組でトップスターに就任

別箱お披露目作品は「エクスカリバー」

それも無事に千秋楽を迎え 大好評につき来年の再演も決定

そしていよいよ宝塚大劇場でのお披露目舞台「パガド」「スカイファンタジー」9月29日より開幕

29日と30日の舞台はいずれも大好評のうちに終わり

ここまでは順調だったが・・・・・出演者に体調不良者が多数出て10月1日の舞台は上演中止と発表があった

 

この前日に宝塚歌劇団絡みで暗いニュースが流れており

もしかしたらその影響もあるのかもしれない

 

早速噂は色々流れている

またこういう悪い噂は流すのが好きな馬鹿も世の中には残念ながら多い

根も葉もないデタラメを嬉し気に得意がって そして人を貶める

余程不幸な人生を送ってきた人なのだろうが

 

新生宙組の舞台が一日も早く再開されますように 心より祈っております

宙組組子の方々 どうか心を強く持って頑張ってください

ショーでの芹香斗亜さん

カリオストロ伯爵に」扮した芹香斗亜さん


これが最後の二番手としての姿「カジノロワイヤル」

2023-06-02 07:59:10 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

宝塚歌劇団100周年前後 テレビ番組でも宝塚歌劇団についてのニュースや番組が増えていて目についたのか

 

それで「歌劇」など宝塚についての雑誌や本も読むようになった

それまでは育児・相次いで闘病生活ーそして亡くなる自分の両親と主人の父親

手伝っていた母の仕事 もちろん家事もーなどで

そこまでの時間も余裕も無かったから

自分も体を壊し 入院したり

姑の世話もあり 観劇には行けないけれど

〈現在は施設暮らしの姑だけれど もしも何かあって施設から連絡来ても すぐに身動きできなかったらーなどと 思うと・・・・・

自分の愉しみの為だけに劇場へ出向くーという勇気は出ない〉

 

だから観たい作品はDVDお取り寄せとなる・・・・・

そんな消極的なファンを続けている

で 続けている理由ーというか

魅き続けている方は 芹香斗亜さん

〈自分の中では 芹香斗亜様と お呼びしたい〉

2014年のタカラヅカスペシャルで 既に花組の二番手スター扱いで出演していらした

半月遅れで放送あるサンテレビの「カフェブレイク」

花組の花乃まりあさん出演回の 姿勢や話し方 その声

花乃まりあさんが退団すると知り 「金色の砂漠」がどうしても観たくて DVDを取り寄せ そこから花乃まりあさん出演作品を購入して

芹香斗亜さん 背がすらりと高く 顔の表情の豊かさ 声の響き

容姿と演技とに

もっともっと見たいと願うようになり・・・・・

ところが待ちに待った主演舞台から わずか後に宙組へ組替え

 

花組二番手スターとして トップまでじきーそう信じていたから

 

それから宙組二番手として さらに舞台役者 男役スターとしての自分を更に更に磨き続け

〈口さがない人間からは プロ二番手なんて形容も見られた〉

この6月 「カジノロワイヤル」にて 宙組 現トップスター真風涼帆さん宝塚歌劇団卒業後

宙組トップスターに就任される

今年の2月に発表があった

 

まずは別箱

韓国ミュージカル「エクスカリバー」アーサー役で主演

 

宝塚大劇場で「パガド」

カリオストロ伯爵役です

 

稀代の錬金術師 イカサマ師 エセ貴族 魔術も使ったと言われる謎多き人物

モーリス・ルブランのアルセーヌ・リュパン物「カリオストロ伯爵夫人」にも名前が出てきます

 

役柄で 姿ばかりか声も話し方も変えて様々な役柄をこなし続けてこられて 

その歌声は もっと聴いていたいと思わせる・・・・・

 

ただ トップスターになるということは 数年後の退団も覚悟しなくてはなりません

いつかは 確実に もう宝塚歌劇団の舞台では 男役としての姿を観られなくなるのだと

 

トップスターに就いてくれた芹香斗亜さん

これまで見せてくれた舞台とこれからの舞台にも感謝を込めて

彼女の研鑽の日々と その精神力を思うと ただただ頭が下がります

 

 

届いた「カジノロワイヤル~我が名はボンド~」のブルーレイディスク

そしてこれは 宝塚大劇場千秋楽に宝塚歌劇団を卒業〈退団〉されるトップスター真風邪涼帆さんを迎えた男役2・3・4・5の方々の

ボンドガールに扮装されたお姿

女性に戻れば 元々超美形のお方々

その超美脚が写っていないのが 残念!!!!!

 

ふざける時には全力で 楽しいことはみんなで

芸事には 舞台には とにかくストイック

心身ともに打ち込んで 魂を込めた舞台をお客様にお届けしたい

ーそれが宙組

そして宝塚歌劇団なのだと

 

花組・月組・雪組・星組

各組から選りすぐりの組子 もしくは期待されるスターが集められて1998年に増設された宙組

 

この「カジノロワイヤル~我が名はボンド~」で 長く宙組を支えた組長の寿つかささんも退団されます

東京宝塚劇場公演6月11日の大千秋楽で

 

それから新しい組長は松風輝さん そして副組長は秋奈るいさんに

宙組はまた新しい時代を迎えます

 

 

さてさてディスクが届くまでの観劇された方々の感想は とんちき~~~ってものも多かったのですが

この作品で卒業される方々への愛と温かさにも満ち満ちた

〈楽しい作品で送り出してあげたいという歌劇団側の想いも美しい〉

いい作品でありました

 

まだまだ これから繰り返し観ますが^^♪

待ってた甲斐がありました

 


届いたDVDから少し

2022-10-26 15:55:40 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

 

 

 

 

 

 

宝塚歌劇団宙組トップスターの真風涼帆のリサイタルがあり 6月12日に収録されたショーを収録したもの

それとショーの中のMCコーナーや練習風景

このままグループデビューできるよね

そんな雰囲気のビデオ場面もあって舞台裏も楽しいDVDとの2枚組

「HIGH&LOW」これは数年前ドラマ放送もあり その後映画へと展開していった作品なのですが 実に宝塚歌劇団とのコラボという運びとなり

宙組が舞台にかけることになりました

現在東京の宝塚劇場にて上演中ですが

それに先駆けて 6月のショーでも少し紹介がありました

大好きな芹香斗亜さん扮するロッキー

中々に濃く演じておられるそうです

勿論 宝塚らしい場面も

 

現在公演中の舞台も来月にはDVDが発売されます

 

発売日まではカレンダーとにらめっこ・笑

 

 


昨日の幸せ

2022-05-27 13:01:11 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

宝塚歌劇団の情報が得られる月刊誌「宝塚GRAPH]「歌劇」などは行きつけの本屋さんで扱っているけれど 

「Le CINQ」(ル・サンク)は仕入れない時も多い

それで読みたい時にはネット注文になる

まあ好きなスターさんが出ていない舞台には ほぼ興味が無いので

 

 

観たかった舞台 宙組「ネバーセイ グッバイ」のブルーレイとル・サンク 一年に一度出る「宝塚おとめ」

宙組特集「ザ・タカラヅカ」

まとめて届きました

ブルーレイの中の♪↓

 

スペイン内戦を扱った物語

女性や子供達までもが銃を持って戦うことを選択する

それが現在のーロシアに襲い掛かられているウクライナと重なるようでーと感想を書かれているツイートやブログも多く拝見しました

 

物語はカメラを置いて銃を取り 戦うことを選択したカメラマンのジョルジュの死で終わりますが

宝塚歌劇団独特の続くフィナーレが華やかで楽しく恰好よく見応えあります

特にフィナーレの始まりの歌い手の芹香斗亜さん

ブルーレイでも優しく心に沁みわたり 全てを包み込むような素晴らしい歌声です

踊れば指先までも美しく その動きはコマ送りでも形が綺麗です

 

舞台前の作演出の小池修一郎氏の言葉から

「なんといいますか、すっきりしたイメージじゃないですか、芹香斗亜って。

フレッシュ感を失っていないところは大したものだと思うので、そこにさらに溢れるエネルギーみたいなものもガンガン創っていい。ある種のむさくるしさというか(笑)、ちょっとクサい感じも出したらいいかなと思います」

 

 

キラキラしようと思えば 幾らでもキラキラできる容姿端麗 スタイル抜群の男役

スペイン人のマタドール その地位を捨て国の為に 愛する町を守る為に男を演じる為に出された課題

そこからの役作り

 

舞台ごとに役柄で姿どころか声まで変える その演技力 表現力

観ることしかできませんが 

ずっと観ていたいお方です

 

さっさか用事を片付けて またブルーレイ観ようっと♫

 

 

追加で

歌劇4月号ー宙組宝塚大劇場公演楽屋取材から 作演出の小池修一郎氏の言葉から

「ー芹香もよくここまで成長したなと思いますね。

三拍子揃ってできますし、殊に歌はここ数年でどんどん上手くなって、まだ伸びるでしょうし、芸域が広がっていくところを見ているとこれからがとても楽しみです。

血気盛んなマタドールというところをよく考えてやってくれていますし、何よりフランクさんの新曲を堂々と歌いこなしてくれて本当に感激しました」

 

「ネバーセイグッバイ」の舞台はコロナ禍の為に初日が3週間延びました

芹香斗亜さん演じるヴィセントが心情を歌う曲は 新たに著名な作曲家フランク・ワイルドホーン氏が書きおろしたものです

宝塚歌劇団の舞台は兵庫県の宝塚大劇場で公演後 今度は東京宝塚劇場にて公演 大千秋楽を迎えることになります

 

では芹香斗亜さんの言葉も

ーヴィセント・ロメロー

「まずは幕が開いたことが嬉しいです。

今だからこその作品を上演することに意味があるのかなと思っています。

これはジョルジュがヴィセントたちスペインの人々の生き方を見て人生の真実を知り心動かされていく物語なので、嘘偽りなく、前向きに生きる姿を表現できるように心掛けています。

ヴィセントはひたすら愛する者とバルセロナのために生きている人。

闘牛士で職業的にも常に命を懸けてきたんですよね。

恋人のテレサも死を覚悟して彼を送り出してきたんだろうし、そんな二人だからこそ、何があっても愛し続けるぞ、という強い信頼感や絆があるんだろうなと。

ー俺には出来ないーはワイルドホーンさんの曲の持つエネルギーが大きく、メロディラインや伴奏を聴くだけで気持ちが涌き上がりますし、小池先生がつけてくださった正にヴィセントの思いそのものの歌詞で、何の迷いもなく気持ちよく歌わせていただいています。

開会式リハーサルの場面は、最近オリンピックも開催されましたし、その場の緊張感や平和の祭典なんだなと思い浮かべながら踊っています。

マント捌きは思ったよりも全身運動なので大変ですね(笑)

オリンピアーダの仲間たちはとても愛おしい存在。

二幕の途中では内部分裂もするけれど、スペインのために戦ってくれる仲間がいることの有難さをそこで改めて思い出したり・・・。

ヴィセントは彼らがいたから故郷を離れ義勇軍への参加を決意するほどに、終盤にかけて仲間たちと一緒にいたいという気持がどんどん強くなっていくなと。

戦場のナンバーは抽象的な振付で、いつもと違う感じが良い意味で戦場の緊張感とリンクしていると感じます。

そのナンバーが終りペギーに向き直った瞬間からは、霊魂的なイメージで「よく来たね」、と。

後世に思いを伝える気持ちで演じています。

フィナーレの幕開きは辛いことがあっても頑張っていこうという歌詞ですし、お客様に前向きな気持ちになっていただけるよう歌えれば。

群舞はKORIalive先生の心躍る振付で、皆で息を合わせて頑張りたいです」

 

 

久々に裏表なくストレートな熱い男の役柄で カフェブレイクではヴィセントのことを「直熱男(ちょく あつお」と表現しておられました

ヴィセント役の為に 作った言葉ーとか

 

タカラヅカは愛でできている

疲れたら 夢を見るのに宝塚に来て欲しいと まだ新人公演に出る下級生時代から言っていた芹香斗亜さん

今も劇場で来られたお客様に幸せな気持ちになっていただきたい

そんな思いで舞台に立っていらっしゃるそうです

 

読売新聞夕刊に「タカラヅカ~新たなる100年へ」という記事があり その第79回が「NEVER SAY GOODBYE ~ある愛の軌跡~」出演中の芹香斗亜さんでした

 

見出しに「命がけの闘牛士 堂々と」とあります

ー人気写真家のジョルジュ(真風涼帆さん)が、取材に訪れたスペインで、自由と正義を求めて戦う人々と出会い、スペイン内戦に巻き込まれていく物語。

芹香さんは熱くてまっすぐな闘牛士・ヴィセントを演じています。ー

 

芹香斗亜さん「スペイン内戦を、歴史的な背景から勉強し直しました。

闘牛士についても動画などで学びました。

命がけの仕事だからこそ、とても堂々としていて、潔い。

そういった部分を意識して演じています。」

 

ー闘牛士の衣装、格好良いですね。ー

 

芹香斗亜さん「衣装は膝下がタイツなので、足元がきれいに見えるように意識しています。

民兵の衣装も含め、有村淳先生が新しくデザインしてくださったものなので、格好良く見せたいと思っています」

 

ーマントを使うダンスも印象的ですー

 

芹香斗亜さん「あのようなダンスは初めてで、マントさばきが、思った以上に難しかったです。

予想していたよりも全身を使うので、ラジオ体操のようでした。

マントもほどほどに重量があって、初めはマントを翻せなくて、たくさん練習をしました。

自宅でもバスタオルを使って練習しました」

 

 

ー国際情勢が不安定ななか、今だからこそ一層心打たれる物語になっていると感じました。

作品を通して届けたいメッセージはありますかー

 

芹香斗亜さん「このような状況になるとは稽古の時は思っておらず、当初はソロで歌う時の歌詞が『きれい事に聞えないか』と心配もしていましたが、今だからこそより共感してもらえると思います。

音楽に言葉を乗せて、歌詞を届けたいです」

 

ートップスターの真風さんのもと宙組で、様々な役を経験してきました。

演じてきた役から学んだこと、難しさを感じたことはあるのでしょうかー

 

芹香斗亜さん「悪役だったり、格好悪い役だったり、本当に色々な役を演じられることが毎回楽しいです。

年々肩の力が抜けていっている気がしますし、役の幅が広がったと思います。

ただ、ビジュアルも含めてファンの方からは『それでも素敵』と思っていただけるようにしないといけないので、その部分は難しいです(笑)」

 

ー役者として今後の目標は?ー

 

芹香斗亜さん「作品ごとに『何をお客様に届けたいのか』を一番に考えていきたいです。

舞台は普段の人となりが全て出る場所。

しっかりと広い視野を持った人間でありたいです」

 

 

田上拓明記者からの一言

ー勉強熱心でありながら、自身を冷静に客観視することができる芹香さん。

だからこそ、多様な役を自分のものにできるのでしょう。

得意分野はコメディーだそうです。

「お客様とコミュニケーションが取れている感覚があって燃えます。

小さい頃、吉本新喜劇を毎週欠かさず見ていたこともあって、関西人の血が騒ぐのかもしれません」

 

芹香斗亜(せりか・とあ)

兵庫県出身

身長 173cm

愛称は「キキ」

2017年「シークレット・ハンター」で初舞台を踏み、星組に配属、

2012年に花組、2017年に宙組へ組替えとなった。

次回公演「FLY WITH ME(フライ ウイズ ミー)」は、東京・有明の東京ガーデンシアターで

6月10~12日に上演

 

と記事内で紹介されています

 

 

とっころで♪

こちらが「ネバーセイグッバイ」の時のヴィセント・ロメロ役の芹香斗亜さん

 

 

こちらは

次回 宝塚大劇場公演宙組作品「HIGH&LOW-THE PREQUEL」の役ROCKE役の芹香斗亜さん

 

芹香斗亜さん表紙の歌劇6月号71頁の真風涼帆さんコンサート「FLY WITH ME」紹介の コンサートの構成演出を手掛ける野口幸作氏の言葉によれば

 

 

LDHと宝塚歌劇のコラボは昨年の宙組公演の時に話が始まっていたそうです

イケメンの皆さんが様々な理由でケンカー格闘を繰り広げ ドラマから映画へ

 

この男おとこした世界を 妙齢の女性集団である宝塚歌劇団が どう料理・アレンジしていくのか

想像もつきません

コンサートの中で「HIGH&LOW-THE PREQUEL」の挿入歌も歌われるそうです

 

 

 


祖国を踏みにじられる辛さ(たとえ創作作品でも)

2022-04-19 13:47:56 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

 

 

 

 

現在 宝塚歌劇団宙組は「NEVER  SAY GOODBYE ーある愛の軌跡ー」を東京宝塚劇場にて公演中

スペイン内戦を扱い 国こそ異なれど

現在 一方的に侵略され蹂躙されている国(ウクライナ)が存在することから心に刺さる言葉も多いという感想も

この同じ宙組には正塚晴彦氏が手掛けた「追憶のバルセロナ」(初演は2002年雪組)という上演作品(2019年再演)もある

こちらはフランスから宣戦布告され敗北した時代のスペインを扱っている

物語はカーニバルの夜から華やかに始まる

まだ開戦の報せを知らず楽し気な青年貴族のフランシスコと恋人のセシリア 親友のアントニオ

皆 明るい笑顔だ

戦場に赴く前 フランシスコは戻ってきたら結婚しようとセシリアと約束

指輪を贈る セシリアはフランシスコが無事に戻るように祈りをこめて十字架を

 

アントニオは戦場で捕虜となり フランス軍への協力者となることで生きのび

フランス軍が処刑するスペイン人を減らすべく奔走

だがーフランシスコの父を救うことはできなかった

フランシスコは戦場で重傷を負い消息不明に

故郷からは戦死したと思われていたが ロマの民に助けられていた

意識は取り戻したが記憶を喪っている

名前も思い出せないフランシスコをホアンと呼び 看病していたイザベルは彼を慕うようになる

やがて記憶を取り戻したフランシスコはロマの人々と共にバルセロナへ戻るが・・・・・

再びカーニバルの季節 セシリアはアントニオの妻となっていた

 

母は息子を喪った失意のうちに病死

父も処刑されたと知ったフランシスコはフランス軍を追い払うべく立ち上がる

恋人を殺されフランス軍に恨み持つロマの青年や彼の仲間と共に

彼らは「黑い風」と名乗って行動する

 

業を煮やしたフランス軍側はアントニオこそが「黑い風」ということにして処刑しようとする

ロマの仲間たちの協力でアントニオ救出に成功したフランシスコ

彼らはスペイン全土での「黑い風」となって スペインの自由を取り戻す運動の為 それぞれ別れていく

 

 

 

現在公演中の「ネバーセイグッバイ」のDVDが届くのはまだひと月ばかし先

同じスペイン舞台だしーと手持ちを観てましたが

こちらも心に刺さるセリフ 歌 多かったです

 

まずは開戦を知ってのアントニオ(芹香斗亜さん)とフランシスコ(真風涼帆さん)の会話

ア「徹底抗戦か・・・・・」

フ「当然だろう 国王を処刑するような奴等だ」

(フランス国王 ルイ16世をギロチン台送りにしたことを指します)

 

ア「だが彼らの共和制に憧れる人間達もいる」

フ「いずれにせよ 侵略者どもを許すわけにはいかない」

ア「もちろんだ しかしフランスの変革をもう少し冷静に受け止めていれば 違った道もあったかもしれない」

フ「共和制を受け入れるのか」

ア「何が正しいのかは分からない ただ・・・感じるんだよ 新しい歴史の流れを

世界中に新しい波が打ち寄せようとしている  そんな気がするんだ」

 

フ「人が平和に 幸せに生きていける そんな世の中であって欲しいと思うよ

世界は王や貴族の為だけにあるんじゃない

しかし新しい制度はフランスに何をもたらした

いまのところ恐怖政治と経済の崩壊だけだ

奴等の苦し紛れの拡張政策に呑みこまれてたまるか!」

 

ア「そうだな」

 

この短い会話場面で二人の青年の違いと個性も見せています

戦場に出向く前の二人の歌

ア「この時を共に生きている」

フ「語り合う夢は限りなく」

フ&ア「戦いに蹴散らされようと」

ア「この思い」

フ「潰えない」

ア「命を懸けて守り抜こう」

フ&ア「信じる友よ」

フ「我らが祖国」

ア「愛する人」

フ&ア「その祈りを」

 

そして場面は戦場に移り フランス軍と戦うスペインの軍人たち アントニオも戦っています

この場面で歌うのはロマのミゲル(留依蒔世さん)とロザリンド(天彩峰里さん)

ミ「剣を振れば命が避けて迸る こびりつく」

ミ&ロ「血だまりにうずくまり 泣き叫ぶ男の上に 火の雨が降り注ぐ

もう 心が壊れていく」

ロ「あの空はいまも変わらずに輝き続けてる

この泥沼にも変わらずに朝日がのぼりくる」

 

 

再びのバルセロナのカーニバルでフランシスコに会ったと今や妻となったセシリアから聞いたアントニオは フランシスコを捜しその居場所を訪ねます

アントニオが胸中を歌にしたものは

ーどんな孤独も耐えてみせよう 

たとえ誹られようと ひとり(この「ひとり」の歌い方が絶妙で)

けれど我が友よ 想い出がこの胸を貫く

あの懐かしい時代には もう戻れるはずはないのだけれど

この大地こそが 我が祖国だと

護り抜くしか 道は無い

 

 

衝動が再び 湧き上がる

怒りに身を任せ戦えと

 

踏みにじられ 全てを奪われた

悲惨な敗北のその果てに あ~~~~

何を守り 何を願うべきか 打ち捨てられた誇りみつめて

君なら何を思うのだろう 我が友よ いまー

 

フランシスコと再会したアントニオ

彼はスペイン人が 同胞が フランス側に殺され続けていることを案じている

フランスに反抗する人間が居る限り スペイン人は殺され続けるのだと

自由を求めて立ち上がっているフランシスコは真逆の考え方で 二人の言葉はぶつかり合う

ア「フランスの統治を受け入れれば」

フ「ここはスペインでは無くなる!」

ア「国とは 人ではないのか 

愚かな人は愚かな国に住む

やすらかな人は やすらかな国に住む」

フ「一つの平野 川の畔なら その通りだろう

だが・・・・・スペイン全土が一つである為には ここを愛し守り抜く認識が必要だ

我々はそれを踏みにじられた

取り戻す為に戦おうとする者がいるのは当然のことだ」

 

ア「たとえ どれほどの血が流れようとも」

フ「自らの血でもって贖うしかない」

ア「死んでしまえば何の意味もない」

フ「ただ今日の命の為に 将来から目を背けるのは卑怯だ」

 

ここで二人の歌が始まります(歌劇団ーなので)

 

フ「取り戻せはしないと」

ア「引き返せはしないと」

フ「知りながら」

ア「余りにも」

フ&ア「過ぎた日々は重い」

フ「望んだわけではない」

ア「迷ったわけでもない」

フ「運命に立ち向かい」

フ&ア「生きてきただけ」

フ「現在(いま)も終わりなき戦い」

ア「決して逃れられない」

フ「見えざる戦場へと」

ア「再び駆り立てられ 行く手には荒れ果てた」

フ&ア「荒野拡がる」

 

 

 

アントニオを救出し ささやかな勝利に涌く人々を前にフランシスコは話します

「国を愛し守ろうとする者がいる限り

第二 第三の黒い風が必ず現れるからだ

共に戦う意志のある者はいるか

 

 

いまの言葉を忘れるな

いずれ我々が力を合わせて立ち上がる日が必ず来る

まず ここから始めよう

そしてスペイン全土に黒い風が渦巻く時

その時こそ フランスがここから出て行く時だ」

 

流れる歌は

ー耐えてきた嘆きの歴史に

恨むより 安らかな日々

フ「生きていることの素晴らしさ 」

イザベル「わかりあうことの愛おしさ」

ー人に巡り合い 明日に憧れ

踏みにじられても 消えはしないけど

奪われた誇りをこの手に

取り戻せるその日まで暗闇に身を隠し

いま黒い風となって 駆け抜けていくー

 

 

 

ここで言われる「黑い風」とは 重傷を負い倒れているフランシスコを戦場で見つけたロマ達に流れる伝説

危地に現れるという救い手 いわば救世主のこと

 

 

 

他国が自分の思い通りにならないからと身勝手に攻撃を始め 人々を虐殺し続け反省もない暴虐の国ロシア

 

自分達の戦争犯罪を「フェイク」だと言い張る面の皮の厚さ

こんなウソもド平気な国を誰が信じられるでしょう

冷血 冷酷無慚 ド厚かましさよ

 

日本に対しては北方領土を返す気もないくせに 何かと理由をつけては金をせびり続けた

おひとよしの日本国

いい加減 他国にお金でカモにされるのは止めましょう

生まれ変わるべくは ウクライナではありません

ロシアです

 

こういう国にするために皇帝一家を皆殺しにしたのでしょうか

ロシアの方々は

どういう国になりたかったのでしょうか

周辺の国にも迷惑のかけ通しじゃあないですか

 

 

 


到着「プロミセス、プロミセス」

2022-02-07 09:24:20 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

映画「アパートの鍵貸します」を舞台化した「プロミセス、プロミセス」(宝塚歌劇団宙組の芹香斗亜さん主演舞台)のCDが先日届きました♪

著作権の関係により映像化は許されないー映像は残らない舞台です

 

ずうっとツイッターやブログを追って観劇された方の感想を読んでいました

CDの中から

 

CDが届いて一番にしたことは車に入れて録音

これで運転中 好きなだけ聴けます♪

始まりから音楽がとても楽しくて ブログなどで詳しく書いて下さった方のおかげで 場面を頭の中で再現できるようです

妄想力 最大限に働かせております

 

フランが大好きで片想い中のチャック

だけどフランは道ならぬ恋・・・・家庭ある男性を愛していて悩み発作的に自殺を図る

そんなフランを発見したチャックは隣人の医師を呼び必死に看病

フランを庇って フランの兄カールには殴られる

これまで出世の為にと理不尽も我慢してきたチャック

そういうチャックの人柄 優しさに気付いたフラン

 

明るくて楽しくて ちょっぴり苦くて切なくて

やっぱり舞台が観たかったな

映像欲しいなとは思ってしまうのですが

 

 

芹香斗亜さんと宝塚歌劇団をこよなく愛する楽楽(らら)様のブログ「嬉々こもごも」

「プロミセス、プロミセス」についても詳しく書いて下さっております↓

嬉々こもごも (livedoor.jp)

 

 

PURPLEROSE cosmos

PURPLEROSE (hatenablog.com)

より「プロミセス、プロミセス」につて書かれた記事↓

宙組「プロミセス、プロミセス」キャスト別感想 - PURPLEROSE (hatenablog.com)

宙組「プロミセス、プロミセス」池袋感想 - PURPLEROSE (hatenablog.com)

 

宙組「プロミセス、プロミセス」梅田DC感想 - PURPLEROSE (hatenablog.com)

 


DVDが届くのは2月

2021-01-06 20:02:53 | ちょっとヒイキの引き倒し?!

観劇に行けない暇人が 舞台観たさを募らせて

妄想募らせることとなる

宝塚歌劇団 芹香斗亜さんを贔屓しておりますーゆえに 今迄演じられた役柄の短い印象など

あくまで個人の思いです

 

グレブ(「アナスタシア」 アーニャに一目惚れするが それは抹殺しなければならない皇女アナスタシアかもしれぬ女性だった 彼は 苦悩する  )

苦悩するロマンチスト(「歌劇「ルサンク」「宝塚グラフ」及びツイッターや他ブログ様の印象から)

 

ひたすら「アナスタシア」のDVDが届くのを待っています

 

アレハンドロ(「エルハポン イスパニアのサムライ」より 大貴族の息子ながら宮廷の権謀術数を嫌い 剣術学校で腕を磨く 放浪の旅に出ていたが 親友と思う男が殺されたと知り 残された家族や商売を案じー

物語中のマカロニウエスタンの飄々とした用心棒的役割を受けもつ

父親には可愛さ?!もみせる返答で笑いを誘う

しかし きっと強いのだろう おそらくは)

豪放磊落 情に厚く いい加減に見せて正義の人

 

 

ロレンツォ(「異人たちのルネサンス」)

メディチ家の者の誇り 「支配するという野望」すら 美学に変える男

 

ラスティー・ライアン(「オーシャンズ11」)

おしゃれ 軟派な色男で人たらし

そりゃあマダム相手のカリスマ講師などお手の物にもなるでしょう

 

(でもね 私はダニー・オーシャン役でも観たいと思っています 花組の新人公演で演じた役柄

現在の芹香斗亜さんなら どう魅せてくれるだろうかと

また新しいダニー・オーシャンをつくってくれそうな気がするのです)

 

 

ラムセス(「天は赤い河のほとり」 )

己の理想とする国を造り上げる眩しい炎を心に抱く男

斜に構えた男の色気を併せ持つ

 

カール(「群盗」)

人を疑うことなく 真っ直ぐすぎる心が悲劇を招く 

破滅の縁でも他を信じ正義を愛する

 

 

ノア(「フライナグサパ」)

愛する者にはとことん寄り添う 

個の心や魂への蹂躙を憎み 自由を守る静かなる闘士

能ある鷹は爪を隠すー人物であるかもしれない

 

ノア・ティラー(「マイ・ヒーロー」)

その見た目の格好良さゆえにモテるのは当然

若さゆえに調子にも乗るけれど

逆境でもがきながらも ちゃんと前に進む力を持っている

 

ジャー(「金色の沙漠」)

実は王子パールシャー 奴隷として育っても消せない気高さ気品

己の苦しみよりも愛する女性の幸せを祈り 守ろうとする強い心を持つ

真の意味で男らしい男

 

 

アベル(「ハンナのお花屋さん」)

己が果たさなければならないと思い込んだ義務に誠実であろうとしたゆえに苦しみ 悲劇を招いた

もう少し ちゃらんぽらんに生きられたら ラクだっただろうに

 

 

クコチヒコ(「邪馬台国の風」)

それでいいの あなたは何も悪くない 自分の国を守りたかっただけ

どう見ても剣の勝負では勝っていた

唐突に見える死は きっと呪われたに違いない(ほぼ ヒイキの引き倒し感想・笑)

 

ロベルト・ゴルジ(「カリスタの海に抱かれて」)

島の独立の為の英雄と思われて 若いながら指導者的立場 親の決めた婚約相手のアリシアを想っているのに

アリシアは戻ってきたロベルトの友に恋する

無骨で女の扱いに慣れない そのぶん純情なロベルト

生まれついての重い責任にも苦悩

 

銀橋でアリシアを想っての歌も好きでした

桜咲彩花さん演じたのんbりした島娘のが きっとロベルトはアリシアと一緒になるより幸せになれる気がする

ソフィア・ローレンお「島の女」って映画があり 島の女というと私はそれを思い出します

明るく強くたくましくめげない

 

 

 

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ごめんなさい


聴いたモノから

2020-11-17 21:11:18 | ちょっとヒイキの引き倒し?!
2020年11月16日(月曜日)夜8時放送
ラジオ関西 ビバ!タカラジェンヌより

現在 宝塚歌劇団宙組は 兵庫県の宝塚大劇場にて「アナスタシア」を上演中

宙組の男役二番手スターの芹香斗亜さんがゲストでした
ロシア革命後 
新政府の役人 グレブ・ヴァガノフ役を演じておられます

掃除婦のアーニャ(記憶を失くした皇女アナスタシアかもしれない女性)に一目惚れ
上官からの命令で もしもアナスタシアなら殺さなくてはならない

グレブの父親はニコライ二世皇帝一家を銃殺した一人
皇帝一家の警護の任にありながら 一家を殺したことを気に病み拳銃自殺

グレブは歌います 銃声のあとの静寂を覚えている
皇帝一家は死んだのだと
皇族は潰えたーと

それで世界は全て変わり 自分も変わったのだと
変わらざるを得なかったというか

好きになった相手に冗談を言う茶目っ気もある

もしも革命がなければ 悪戯好きの少年で 明朗快活な青年たりえたかもしれない
けれど革命半ば 自殺した父

皇帝一家を殺したことを恥じて死んだのだとは思いたくない
もしも自分ならば 引き金がひけるだろうか

ネヴァ川の流れにも恥じない己でいられるだろうか

イングリッド・バーグマン主演の映画「追想」に着想を得て制作されたアニメの「アナスタシア」
そこからのミュージカル「アナスタシア」

そのミュージカルを宝塚歌劇団宙組が舞台に

宙組はコーラスの宙組と呼ばれます

これは一人一人の歌唱力が高いからこそ
歌唱場面になって 「え あかんやん」と感じる人はおりません

それゆえ宙組だからこそ 「アナスタシア」も上演できたのだと思います

もう楽しみで 楽しみで
家事を大急ぎで片付けて マイカーに戻り車のラジオで聴きました
家の中だと集中できないし

覚えているところを少しだけ↓


パーソナリティは小山乃里子さん

小山「ちょっとコワモテを演じてる芹香斗亜さん キキちゃんがゲストです」

(いま 舞台が終わったばかりーと説明があります)


芹香斗亜「久しぶりのグランドミュージカルでたのしいです
物語の中ではシリアス担当というか ちょっと色々なモノをしょっている
芝居が終ったら 眉間に皺が寄っている」


星風まどかさん演じるアーニャに冗談をしかける場面は

芹香「(アーニャの心をときほぐしてあげようと思って」

グレブはアーニャに一目惚れした設定です
怖ろし気な軍服は着ているけれど 自分は恐ろしい人間ではないのだと 分かって欲しくて

芹香「お稽古中から アーニャを笑わせようとしてました」

以前の舞台「オーシャンズ11」のラスティー・ライアン役も大好評だった芹香斗亜さん
ラスティーの変装しての場面の毎回違うアドリブ場面は同じ舞台に立つ組子の方々からも
「今日 何するん」と楽しみにされていたとか

今回 超どシリアスな役柄ながら この場面だけは アーニャは笑わせず 観客様には笑っていただけるネタをと 使命が課せられているそうです

「エル・ハポン」でも広がった話の大回収の役柄でした

困ったら芹香斗亜さんへ回せ!みたいになっているようなー

ツイッタ―に流される 今日の舞台の芹香斗亜さん キキちゃんグレブ情報がとても楽しみです


こうした一発芸的アドリブ場面

芹香「はい 頑張りたいと思います」


芹香「わたし 一回はふざけないといけないみたいで(笑)

(お客様が)なんか笑って大丈夫なんだと

一目惚れしている設定なので 」


グレブという役柄は

芹香「選ばなきゃいけない道との間で 揺れ動いているという感じです」


ミュージカルなので曲数の多さについて

芹香「譜面を持っているだけで手が疲れる」

分厚い譜面の数だとか


宝塚歌劇は生演奏だったのですが 中国発武漢熱の影響で
演奏を録音したものとなっています

芹香「録音に芝居の感情をはめていくのが難しい」

大曲のソロ2回 他も5~6曲は歌っているそうです


そのうちの一曲
「ネヴァ川の流れ」の芹香斗亜さんがグレブ役で歌っている歌が流れます

ー噂話に気をつけろ



ロシアの方にとってネヴァ川とは故国の象徴的な大切なもので 
日本人なら富士山かというくらいに思入れのある川なのだと そんな説明があります

で 芹香さん「富士山にそんな思い入れ無いですけどー」とオチもつけます

この方は幼少のみぎりから吉本新喜劇が大好きで 舞台を見に行くし お笑い芸人さんの動画を見ることも大好きとお笑い大好きな方でもあるので

舞台が上演できない自粛期間中は 舞台に関連した読書
自炊をしたり 思う存分愛犬と遊んだりしていたと

料理の腕は「食べられるモノは 作れるようになりました」

そして自宅生活「意外と愉しく過ごしてました」



舞台ができることになって集合日
「全員が揃って嬉しかったですね」
「フライング サパ」この初日は「忘れられない」



いま気になっている曲は 中島みゆきさんの「ファイト」
テレビで大竹しのぶさんが歌っているのを見て 調べたそうです

ミュージカルのようなーとも仰ってました


小山「軍服似合う スーツ姿も勿論素敵なのだけれど」


芹香「軍服(気持ちが)引き締まっていいです」

今回の舞台は
芹香「映像も素敵なので 花道の方から覗いたりして楽しんでいます」
テーマパークのようだとも話されてました


そして男役だけど今回の舞台では女役のリリーを演じている和希そらさんと組んで踊る場面については
「さすが(和希そらさんは踊りが得意な)ダンサーなので 」リフトもいいのだと


そして前回ゲストの月組の月城かなとさんから芹香斗亜さんへのメッセージ

「金色の沙漠」のジャー役がとても好きなので お話したいです」


それに対し芹香さん「(月城かなとさんは)「すごくお顔の美しい方だと思いながら
(もしもお話したら)じろじろお顔を見てしまう」と


次回のゲストは同じ宙組の桜木みなと 愛称ずんちゃん

ずんちゃんに対して芹香さん
(今回の舞台では)
「おひげをはやしてコミカルに頑張っておられるのが大変だろうなと思っていて 
いまの役を楽しんでいるなと」



芹香斗亜さん 今回の舞台から2曲目は「スチル」
聴いていて胸が苦しくなるような 迫ってくる想いに辛くなる
素晴らしい歌声でした






今回のグレブ役の芹香斗亜さん




ちなみに前回の舞台SFモノ「フライングサパ」は ほぼストレートプレイで歌はなかったのですが
テウダ役の松風輝さんと芹香斗亜さんに伴奏なし アカペラで歌う場面がありました

その歌の結びの歌詞が「あの人が待ってる  君を抱きしめキスするよ」と
とてもロマンチックなものでした


この時の役柄は 精神科医で反政府主義者のノア
というのも未来の水星の世界では 違う思想を持つことが許されず 人々は精神を管理されているのです

絶対的権力者にクライマックス 言い放つノアの言葉
「ここで殺せ 記憶を奪うくらいなら
お前の薄ら寒い建前など要らない・・・!」

日頃温厚で優しいノアが唯一激する場面

この無鉄砲さを主役の真風涼帆さん演じるオバク(サーシャ )
「正面から突入するバカ」「死刑もんのバカ」



「アナスタシア」も「フライングサパ」も どちらも実力ある宙組だからこその舞台 作品であったと思います


そして私は こちらではひと月遅れの放送となる「カフェブレイク」を とても楽しみにしているのです












芹香斗亜さん 1月22日 読売新聞夕刊から

2020-01-22 15:18:01 | ちょっとヒイキの引き倒し?!
読売新聞夕刊は時々宝塚のスター・インタビューを記事にしてくれる
タカラヅカ新たなる100年へ

今回は宙組の男役スター 芹香斗亜さん

見出しはー感情のままを楽譜にー

今回ショー アクアヴィーテのトップスター真風涼帆さんとトップ娘役の星風まどかさんとのデュエットダンスの場面で「男が女を愛する時」を 芹香斗亜さんは歌っておられます

1月3日に宝塚大劇場で録画されたものがBSプレミアムにて放送されました
(しっかり録画もしています!)

では夕刊記事から芹香斗亜さんの言葉を抜粋

ー真風さんと星風まどかちゃんのデュエットダンスの場面では 「男が女を愛する時」という名曲を舞台上で歌っています
これは元々の楽譜にあまり音符が書かれていなくて びっくりしました
要するに「感情のまま高低をつける」部分が多いのだそうです
一つ一つ分析して自分なりの楽譜を作ってみたらとっても細かくなってしまって慣れるまで大変でしたが 
今は気持ちよく歌っていますー

また別の場面では今回の公演で宝塚歌劇団を退団される実羚淳(みれい じゅん)さんをパートナーに踊っておりますが
その実羚淳さんについて
ー藤井先生は 男役が女役を演じる見せ場を作るのを得意としていて 今回もたくさんあります
私が野獣に扮し歌い踊る場面では 今回の公演で退団する男役の実羚淳ちゃんがトウシューズを履いて女役に挑戦しています
最後 片方の脚を上げてポーズをするのですが 長すぎて手を上げているみたいに見えるので 振付の先生にも
「スタイルがすごすぎて信じられない」
と驚かれていましたー


劇「エル ハポン  イスパニアのサムライ」では謎の男アレハンドロ役で 大野拓史氏のマカロニウエスタンへの夢を芹香斗亜さんは一身に背負って具現化すべく
明るい舞台回しにもつとめておられます
飄々として掴みどころなくー

では芹香斗亜さんのお言葉を
ー東京宝塚劇場で2月16日まで上演中の宙組公演に出演しています
お芝居「エル ハポン イスパニアのサムライ」は大野拓史先生作・演出のオリジナル作品
スペイン南部の町に残る日本の侍伝説が基となっています
今も「サムライの伝説を自任する「ハポン(日本)」姓の人々がいるそうで 想像をかきたてられますね
私は伊達政宗が派遣した慶長遣欧使節団の蒲田治道(演・真風涼帆)が窮地に立った時に現れる謎の剣士・アレハンドロを演じています
大野先生からは「マカロニウエスタンがやりたい」と お話があり 色んな映像作品を観て勉強しました
持っている銃に「キキちゃん」という名前がついていて それを紹介する場面が台本に書かれているのを見たときは驚きましたが

(芹香斗亜さんの愛称は「キキ」 サンリオのキキに似ていると 安蘭けいさんがトップスター時代につけました)

丁寧に稽古してきました
まじめなキャラクターばかりのなかで笑いをとったり どんでん返しの鍵を握っていたりする重要な役どころなので テンポを大事に演じていきたいですー









芹香斗亜さんを取材された<小間井藍子記者からの一言>
ースラッと長身のクールビューティー
ほほえみの奥深くに卓越したお笑いセンスが潜んでいるのを私は知っています
昨年の「オーシャンズ11」では日替わりのアドリブで客席を爆笑させ続けました
実は幼少時から吉本新喜劇や漫才の番組を録画して見ていたそうです
今後もキキちゃんならではのギャップに期待していますー





(この「エル ハポン  イスパニアのサムライ」と ショー「アクアヴィーテ」のDVD発売は2月
車でも聴きたいとCDも予約しました)




ついでにオマケ





こちらは2019年12月2日の読売新聞夕刊の記事から
宝塚大劇場公演の頃に書かれたものです

「エル ハポン  イスパニアのサムライ」について
史実アレンジ 壮大活劇ーとあります


芹香斗亜さんについては「芹香 ひげで風格」
ー宝塚には ひげを付けた男役スターがしばしば登場する
代表的なのは 榛名由梨や鳳蘭が演じたヒット作「風と共に去りぬ」のレッド・バトラーや「エリザベート 愛と死の輪舞」の暗殺者ルキーニ

近年では専科の轟悠が好演した「チェ・ゲバラ」などがある

大人の色気 立ち姿の美しさがないと ひげは決まらない
男役としての経験 技量が問われるアイテムでもある
今公演では 2番手スター芹香斗亜が カタリナらを助ける謎のガンマン役で登場する
体格の良さ 野性的な動作がひげと絶妙にマッチしており 独特の風格を醸し出しているー




何故スペインにハポン(日本)姓の人々が存在するのか
史実と想像(たとえ妄想でも)織り交ぜて 
後味悪くないハッピーエンドに仕立てた物語

上演時間 トップスターを何よりひきたてて書かなくはいけない
宝塚歌劇団ゆえに 夢がなくてはいけないし
歌(歌詞)も入れなくてはー

オリジナルを書かれるのは大変だろうなあと思いながら

その中で登場人物の人生を考え 役を創っていかれるタカラジェンヌさん達

一つの公演が終われば もう次の公演のお稽古にかかられる



来年の愉しみ DVD化されますように!

2019-10-28 20:47:25 | ちょっとヒイキの引き倒し?!
専ら生の舞台は観に行けずDVD購入か 稀にテレビで放送してくれるくらいしか観る機会はない宝塚歌劇団だけれど

日々ひと様のブログやツイッター 宝塚歌劇団のサイトなどで情報を拾っております

今日は宙組が来年 ミュージカル「アナスタシア」を舞台にかけるとニュースがありました

宝塚歌劇団のサイトさんから コピーです↓

ー宝塚大劇場:2020年6月5日(金)~7月13日(月)
一般前売:2020年5月2日(土)
◆東京宝塚劇場:2020年7月31日(金)~8月30日(日)
一般前売:2020年6月28日(日)

ミュージカル
『アナスタシア』
ANASTASIA THE MUSICAL
Book:TERRENCE McNALLY
Music:STEPHEN FLAHERTY
Lyrics:LYNN AHRENS
Inspired by the Twentieth Century Fox Motion Picture by special arrangement with Buena Vista Theatrical
From the play by Marcelle Maurette as adapted by Guy Bolton
潤色・演出/稲葉 太地

アカデミー賞で歌曲賞、作曲賞にノミネートされた1997年公開のアニメーション映画「アナスタシア」に着想を得て制作されたミュージカル『アナスタシア』。ロシア革命で殺害された皇帝一家の末娘アナスタシアが、密かに難を逃れて生きていたという「アナスタシア伝説」にもとづいたロマンティックな作品は大好評を博し、2017年の初演から2019年3月までブロードウェイでロングラン上演されました。2018年のスペイン、北米ツアー公演を皮切りに世界各国で上演されてきた話題作が、2020年春に上演される日本公演に続いて、ついに宝塚歌劇版として登場致します。詐欺師でありながらも純真な心を持つ青年ディミトリと、アナスタシアによく似た記憶喪失の少女アーニャが繰り広げる愛と冒険の物語に、どうぞご期待ください。なお、宝塚歌劇での上演にあたって、ブロードウェイのクリエイティブスタッフにより、真風涼帆演じるディミトリ役に新たに楽曲をご提供いただきますー





悲劇の皇女アナスタシアで思い出すのは 「追想」(1956年 アメリカ映画)です

今はアンナと名乗り生きていて実はアナスタシアらしき記憶喪失の女性をイングリッド・バーグマンが演じています

彼女をアナスタシアに仕立てて利用しようとしつつ いつかアンナを愛するようになるパヴロヴィッチ・ボーニンを演じるのはユル・ブリナー



ロシアの皇帝一家は殺されましたが 何故かアナスタシアは生きているーそうした話もあって そこからつくられた映画でしたが

イングリッド・バーグマンとユル・ブリナー 好きな俳優さんが出ていて

こういう一種の貴人流離譚にも興味をそそられて それに孫娘を捜すおばあ様の姿

孫娘をいとおしく思う祖母の愛情

大好きな映画です


ミュージカル「アナスタシア」は「追想」とはまた違った筋 登場人物でもありますが


宙組の とても素敵な大好きな芹香斗亜さんが どういった役を演じられるのかもーとてもとても気になります

来年の話しをすれば鬼が笑うと言いますが


宙組の今年最後の舞台は11月「エルハポン イスパニアのサムライ」 ショー「アクアヴィーテ」の2本立て

12月に届く宙組全国ツアーのDVDを ひたすら待っています


ところで ミュージカル「アナスタシア」について書かれたサイトを見つけました
結末は書かれておりませんが↓

http://artconsultant.yokohama/musical-anastasia2/

好きなスターさん

2018-08-16 21:25:18 | ちょっとヒイキの引き倒し?!
少し時間に余裕があると好きな舞台のDVDや動画などを観ています
(主に宝塚歌劇団の舞台ですが)


なかでも花組二番手から昨年に組替えで宙組の二番手となられた男役スターの芹香斗亜さん(93期生)が好きで 花組以前の下級生時代の星組での舞台などでも
捜して観たりなどしております
(星組バウ「アンナ・カレーニナ」  「再会」 「ノバ・ボサノバ」「リラの壁の囚人たち」 紅譲さん主演の新人公演の「スカーレット・ピンパーネル」とかね)

2011年には轟悠さん(専科生であり理事長さん)のディナーショー「今宵きみと」に星組生として芹香斗亜さんは出演しておられますが この時研5くらいかな
他のメンバーが優香りこさん(元星組娘役 91期生) 妃海風さん(元星組トップ娘役) 綺咲愛里さん(現・星組トップ娘役) 紫藤りゅうさん(星組男役96期生)

振り返ればトップ娘役二人が出た凄いメンバーです

一番上級生になる優香りこさんにしても当時は研7生で 研5の芹香斗亜さんとが参加メンバーの中では上級生になり
とはいえ研7まではまだ新人公演に出る学年なのですが

轟理事長は優香りこさんの事は豆芝と呼んでいました

で芹香斗亜さんについては 研1(一番下っ端学年)の時は声も小さかったのにーこのたびのショーの練習では一番賑やかだと紹介
面白いことをする中心人物であったそうです

轟理事長は遥か雲の上のような学年のお方 度胸あります芹香斗亜さん
私が観た動画とは別の日のショーに行かれた方が書かれたサイトさん↓

https://anahobe.exblog.jp/14349290/

こちらでは理事長さんが芹香斗亜さんのことを 黙っていればクールな二枚目ーと形容
面白いやりとりを書いて下さっております


あと宝塚歌劇の雑誌「ル・サンク」など眺め返して
芹香斗亜(度)不足分補充など




















こちらは「ウエストサイドストーリー」でベルナルドの恋人アニータ役の和希そらさん






お芝居の声も踊りも演技も素敵です







しかし この「ウエストサイドストーリー」の舞台は著作権の関係でDVD化はされません
もう残念でしかたなくって ただ悔しがっております


ところで宙組は今年 篠原千絵さん作の少女漫画「天⦅そら⦆は赤い河のほとり」を上演しました
芹香斗亜さんは後にラムセス1世となるウセル・ラムセスを演じておられます
現代の日本からナキア皇后の魔力により古代社会ヒッタイトにさらわれる高校生・鈴木夕梨ーユーリはヒッタイトの第三皇子のカイルに愛され
いつか暁の女神・イシュタルと呼ばれるようになりますが
エジプト軍のラムセスもユーリの資質に気付き彼女を自分のものにしようと動きます
が!ユーリはカイルとの恋を選びます

芹香斗亜さん演じるラムセスのその後を少し想像を逞しくした物語など

「「その砂のごと・・・」」
風が吹く 灼けた熱い砂を巻き上げる
砂は いずこより舞い降り訪れる
そしてまた彼方へと去り行くか
儚きものよ

重責から逃れるように時に独りとなる男がいる
偉大なるエジプトのファラオ・ホルヘムエブの忠実なる腹心にして親友
軍の司令官にして宰相でもある
彼は次なるファラオの地位も約束されている
その地位は揺るがぬ

だがー
戦いは終わったと思っても まだ次なる諍いの種が生まれてくる

たとえ小さな争いでも誰かの命が失われる
抗う事もできぬ弱い者ほど犠牲になる
身を守る術も持たず・・・その命は消えていく

その男の持つ高い理想 果てしない夢
どれほど苦心し腕を伸ばそうと夢の高みには手が届かぬ
それでもー

男はその理想を夢を諦めない
諦めは敗北を意味する
敗北は男にとって我慢ならないことだ

後にラムセス一世と呼ばれた男
如何なる敵にも怯まなかった男

国境に異状がないか僅かな部下を連れ見回りに出ていた男は穏やかならぬ砂煙に気付く

野盗が獲物を襲っているのだった
その男ラムセスが駆け付けた時 野盗達は生き残りの一人を嬲るようにその身を切り刻んでいた
瞬時にラムセス達が野盗を蹴散らしたがー
体中から血を流して その者の命は消えようとしていた


異国の者らしいその男がどうにか言い残したのは 乗船が難破し上陸せざるを得なかったこと
主人の筋の幼き娘を護る為に荷物の中に隠していること
その娘の名はディアン
傷ついた男は自分の名は言うことなく命絶えた

そしてラムセスは見つけ出した子供の姿にとらわれた

白い肌 輝く緑の瞳 波打つ金の髪の・・・

野盗より救い 死んだ男に託された娘ディアンを宝玉のように大切に育てた

子供はすぐに少女に・・・そして乙女になる

身に着けた最高の教養 女性としての嗜み
そうしてディアンはラムセスが教えようと思わなかったものまで習得していた
彼女が何より熱心に学んだのは戦い方
武器の使い方 身のさばき方


ラムセスは彼女を安全な場所に置いておきたがったが 娘が望んだのは真逆なことだった
彼の傍にあって共に戦うことを願い望んでいた

ー愛する貴方を守りたい -
荷物の中から取り出され 怯え切っていたディアンを優しくみつめ微笑んで 深い声で語りかけてくれた男
その頃 この国の言葉はわからなかったけれど その声の響きに もう何も怖くないと思えた
この御方のお傍にいれば もう何も恐ろしいことはないのだと

やがてこの御方のお傍にいられる 
いて相応しい女性になりたいと願うようになり

この御方が守って下さったように それ以上にこの御方
ラムセス様を守りたい
自分が傍にいることでやすらぎを感じてほしい

そして・・・愛されたい
いつしか それこそが彼女の生きる願いとなった

大エジプトには牙をむく強大な敵は殆ど残っていなかったが
ラムセスの地位を羨む者はいた
取って代わろうとする人間達が放つ刺客も

美しく成長したディアンに惹かれる男としての心を抑えようと
ラムセスはディアンの相手探しを試みる

ディアンはラムセスが勧めるどの男にもその瑕疵をあげつらう

「どのような男なら気に入る」

「我が心は幼き日よりずっと一人の御方にとらわれております」

ディアンのラムセスに向けた心 その想い
この男らしくもなく戸惑う
「お傍にいられないなら死にます!」

愚かなほどひたむきな心 その愛
ただただ一途に

その花のような娘にどうして抗えよう

ラムセスの片翼のようにディアンは寄り添う

寄り添いすぎてラムセスを狙った毒矢に射られた

「御身の代わりとなれて幸せです
どうか命ながらえ その夢をかなえて下さいまし
人々が安心して暮らせる平和で美しい国を・・・」

花は散った この世から消えた
ラムセスがその生涯において最も激しく愛した乙女は


本当にいたのか

確かにいた

それなのに

躯は冷たくその唇は もう何も語らない





さてラムセス一世の息子セティ一世は王妃のミイラと共に2000年にアメリカのアトランタで発見され その後2002年にアメリカからエジプトへの帰国を果たしたそうです

そしてラムセス2世はヒッタイトと和睦を結び ヒッタイトの王女を妻としたとか


ピラミッドとスフィンクスの国エジプトの歴史は想像(妄想も)を誘う材料がいっぱいです

ピラミッドといえばミイラ男だし










「正義は死んだ」模様ですー相撲協会ー

2017-12-28 15:48:55 | ちょっとヒイキの引き倒し?!
弟子・貴ノ岩さんが横綱三人と恩師も居合わせた場所で 流血するまで誰も止めなかった暴力を受け 9針縫うほどの頭が割れる大怪我をして入院し
そのことをどういう事件であったのか
もしも一般人が巻き込まれていたらー
諸事情を明らかにしたいと警察に調べてもらおうと届け出た貴乃花親方が 
何故か処分されました

ーなんで警察沙汰にしたんやねん
おかげでもみ消せんようになったやないか あほんだら
俺らのメンツ丸つぶれやないかいな
モンゴルの横綱は相撲協会にとってドル箱やねん
がっぽがっぽ金儲けしてんのに
何してくれんのや
このスカタン

おかげで暴力横綱・日馬富士は引退してしもたやないかいな
わてらの言う事きかん お前(貴乃花親方)なんか
みせしめに罰与えたるわ

お前みたいなんに続く奴がこれから出たらかなへんさかいなー

ーそやそや 優勝よおさんしてる元横綱さんやさかい 理事に置いておいたらな 
いつか理事長になってまうかしれんし 邪魔しといたるわ
これも相撲協会が続く為やさかいな

お前なんかな理事長にならしたらへん
ざまあみさらせー

ーほんま週刊新潮や週刊文春にも世間に知られとうないこと ぎょうさん書かれてしもうたわ
なんつ~~迷惑な騒動起こしてくれたんやー


と まあ そんな事を思ってのことでは まさかまさか無いでしょうが
伝統ある大相撲の相撲協会がまさかねえ(笑)
いくらなんでも そんなみみっちい人間ではないと思いたいですが

現役時代 人気の面でも実力の面でも貴乃花さんにかなわなかったからって
まさか・・・ねえ


色々みっともなくもひがんでいるわけでも 裏で何か悪い事してるからでもないでしょうが


学校で子供がいじめられて大怪我したので親が警察に届けたら

そんなんあかんやろ学校に悪い評判立つやんけ ぼけ!
もうアンタ ここいらに住めんように悪い評判立てたるわー

ーみたいな事をしているともネットで書かれているけれど


正直 私
貴乃花親方への処分について会見する八角理事長がTV画面に写る姿を見ながら
心はあの豊田議員になっていました・爆

「ちがうだろ~ ちがうだろ~ このハゲ ハゲ豚
腹黑ブタ~~~」

そして「死ね!」を通り越して
「滅べ!相撲協会 危機管理か何かの高野ジジイ」


白鵬が親方になり理事長になぞなる時代がきたらー
日本の大相撲が死滅することだけは間違いありません


白鵬一派が勝利し日本の誇るべき横綱であった貴乃花親方が 白鵬一味の希望通りに追いやられた
とも見える相撲協会による決着の付け方です


暴力事件を起こした側の味方をするのが相撲協会
大相撲の理想を追求しその未来を模索し 裏方の方々の待遇改善への努力も忘れない貴乃花親方をマスコミまで利用して
よってたかって「あんたが悪い」とする相撲協会


相撲協会の方々には 過去の名力士 名横綱の怒りの声が聞こえませんか

あなた方は天地神明に誓って「正しいことをした」と言い切れますか
誇りを持って

正義を信じたいです

2017-12-27 02:47:40 | ちょっとヒイキの引き倒し?!
前にも書いたけれど両親や祖母が大相撲が好きな人間だったこともあり 子供の頃からずうっと大相撲は観てきた

稀勢の里が好きな姑は大相撲の場所が始まるのをとても楽しみにしている


貴花田と若花田の兄弟が父親に弟子入りする時に荷物を運ぶ映像も観ている

印象に残るのは師匠の教えを守った負け方で顔にひどい傷を負った姿

貴乃花親方をさして愚直と言う人がいる
さて愚直とは悪い事だろうか

正々堂々の相撲を取り必死に稽古した若者は横綱になる

優勝し横綱になるには十分な成績をあげても まだ横綱になることがみとめられなかったーなんてこともあったが
彼はそれをはねかえし見事な成績で優勝し誰からも文句を言わせないような強さを示し横綱に昇進した


その横綱になるまでに彼は恋をしている
相手は人気女優

微笑ましい婚約会見だった

しかしどんな事が裏であったのか この恋は実を結ばなかった
結婚には至らなかった

その泥を全てかぶり 彼は自分が相手に対する愛情が無くなったのだーと悪者となることを引き受ける
相手が悪いのではない 自分が悪いのだと



父親に似て寡黙だ
自分を正当化するような弁明などは若い頃からしてこなかった人間だ


書きたてられたスキャンダルは他には両親の離婚の時

そして父親が死後の兄との遺産をめぐる争い



角界を離れていた兄

父親の跡を継ぎ角界から離れなかった貴乃花

横綱を引退してもずうっと相撲と真剣に向き合ってきた


その真摯な取り組み方は兄との不和の原因ともなり 洗脳されている
おかしな考え方に取りつかれた人間なのだと あること無い事ー殆どが無い事で憶測ばかりの酷い低俗な記事なのだがー書かれまくったこともある


本当の気持を話しても面白おかしくこねまわされた記事しか書かれない
ならば行動で評価してもらうしかない

自分は角界の為に尽力する 命懸けで

大相撲を理想とするあるべき姿に こうであってほしい姿にしていこう


そんな気持ちで弟子を育て やっと強い力士が出てきた


日本人横綱を育てたいと願っていた貴乃花が その気持ちを曲げても育てたいと惚れこんだ貴ノ岩

三役も目の前というところまで来ていたのにー

恩師の母校の集まりと聞いていた席に参加したら・・・・幾針も縫うような暴力を受けた


そして暴力をふるった人間の言い分は彼が弟子から聞いた話とは食い違う
理屈に合わない


頭から出血している怪我をした人間がいるのに どうして誰も病院へ連れて行かなかった
救急車を呼ばなかったのか

疑問が残る


貴ノ岩の頭を幾度も殴り しかも素手でなく大きく固いカラオケのリモコンで殴った人間は 貴ノ岩に礼儀を教える為に殴った
貴ノ岩を思ってこその指導なのだと引退会見で言い張った
尚も自分を正当化しようと醜い言い訳をする

その引退会見の場では怪我を負わせた貴ノ岩への謝罪の言葉は無い
そういう横綱に育てあげた親方も貴ノ岩や貴乃花親方への申し分けないという言葉もなく逆に記者の質問にきれて言葉を荒げ怒りさえする始末だった


そうして貴ノ岩の頭を割った人間を白鵬は止めたという
モノを持って殴ってはいけない

ひどく面白い止め方だ
素手ならいいのか


しかも貴ノ岩が頭から血を流すまで止めてないのだとか

貴ノ岩の頭から出血して 傷という暴力の証拠が残るからやばいーと思って止めたのではないか


ところで他の部屋の力士が他の部屋の力士を説教するなんて随分非常識な いやしてはいけないことなのだ

その場所に三人も横綱がいて そのしきたりを規則を誰も知らなかったと言い張るのだろうか
自分達の親方から教えてもらっていないのか
ならば彼等三人の親方たちは弟子にどんな指導をしてきたのだろう


そして掟破りの説教をねちねちと一次会でも二次会でもした白鵬という大横綱と自分でも言っちゃう御仁は
自分達が怪我させた相手の親方が一緒だと巡業に出たくない
それが力士たちの総意だと 勝手な発言をしてはいけない場で臆面もなく意見を言う


それは後ろめたいだろう
どんな厚かましい人間でもー
悪いことをしたと自分で思っているから
後ろ暗いことがあるからーともとれる言動なのだ


ところが相撲協会とかいう組織は こういう事があったと知っていても どうやら一力士の負わされた怪我
暴力事件などよりも三横綱の存在に忖度

貴ノ岩は場所では好成績
だからもしも理不尽すぎる暴力を受けなければ 怪我の為に休場せざるを得なかった場所でも良い成績を上げた可能性が高い

貴景勝と一緒の昇進も有り得たのだ


こんな暴力事件の被害者にならなければ 貴乃花部屋にはどれだけめでたい初場所になっただろう


暴力事件の被害者に執拗な取材を続ける迷惑なマスコミの為に 貴乃花親方は貴景勝の昇進の記者会見の場に出ることすら叶わなかった


貴ノ岩が暴行された場所には三横綱の他にも力士が複数と貴ノ岩の恩師もいたのだという話もある
私は疑問に思う
これは恩師と呼んでいい人間なのか

恩師と呼ばれる人間は 頭から血を流しながら帰る貴ノ岩の姿をどう思ったのだろうか


相撲協会は理事なのに自分達の言うことをきかない貴乃花親方をどうにかして処罰しようと考えているそうです

これは今後 暴行事件が起きても勝手に警察に届けたらあかんよ
内内でもみ消せんようになるからーという「みせしめ」の為なのでしょうか


自分達の顔を立てない人間は相撲協会なる組織の邪魔だからと


せんだっての理事会では貴乃花親方は幾度も発言しようとして遮られ
そこで自分なりの報告書を作ったが 
相撲協会側がその報告書の持ち帰りを禁じ回収したのだとか


ここで相撲協会が貴乃花親方を処罰したり排除しようとしたら
それは大相撲に必要な人間を迫害することになります

自分達の何かの理由からの保身をはかるのか
公表できない不可思議な理由がそこにあるのでしょうか


貴乃花親方や被害にあった貴ノ岩に原因があるとしたがるようなその理由こそが 追及すべき謎


貴ノ岩が勝手に怪我をしたのではないのです

たいした怪我ではないとか かわいがりにあった
なんて発言をする人間は物事の本質がわかっておりません

稽古中の怪我でもありません


一方的に暴力を受けたのです
しかも殴られた場所は頭です
死んでいた 殺されてしまった可能性だってね無くは無いのです


もしも自分の子どもが 自分の家族がそうした目にあったら

ちょっとひどい行き過ぎたかわいがりを受けたで笑ってすませられるのでしょうか


相撲協会とは そういう暴力容認の組織なのでしょうか


これはね 貴乃花親方が嫌いだから悪く言ってかまわないーとかね
そんな問題ではないんです

暴力事件なんです


そんな暴力励行 暴力容認の組織に属する親方の部屋に自分の子供を預けようなんて親がいると思いますか

預ける以上は殺されてもいいです

ーなんて人間が

たかが 酒の席の事でなんて言ってはいけない

2017-11-26 20:47:04 | ちょっとヒイキの引き倒し?!
千秋楽も白星の貴景勝に大相撲解説で元横綱の北の富士勝昭さんの言葉
「これしか無いという信念を持ってとっている」

貴景勝は11勝4敗の好成績で二度目の殊勲賞
インタビューでこの場所の取り組みで切った口の中の事を「腫れていますがー」聞かれて
貴景勝「全然大丈夫です!」
「恰好悪いとこ見せられないです」
「実力はないので もう気持ちだけ いくしかないので」
(上位との対戦に)
「自分は胸を借りていくしかないのでーそうしたつもりで(あたっている)」
好成績により次の場所での三役昇進の可能性について尋ねられて
「実力と自分の相撲をもっと磨いていくしかないので」と謙虚

この受け答えぶりに北の富士氏は「中々 潔い」ことを言うねと好意的

北の富士氏の解説は辛口とも言われますが 一所懸命に伸びて来る人間に向ける言葉は温かいです


貴景勝光信(たかけいしょう みつのぶ)は1996年8月5日生まれ 身長は173cmですから力士としては大きな方ではありません
そしてこれはウィキペディアにあったのですが
ー2017年11月場所中の記事によると、貴乃花部屋では午後9時消灯が基本であり、日の出前から稽古を行うといい、貴景勝は夜の街には出掛けることは極めて少ない。ー

取り立てて私が立派だと思ったのは(この場所では同じ部屋の兄弟子の貴ノ岩が出身高校の集まりによる二次会でこともあろうに横綱の日馬富士から
話半分にしても10発以上殴られ その殴られる間 暫くは同席者達からの止めが入らず かなり殴られてからの止め
10発以上殴られている間 すぐには止めてやらなかったのか!という疑問が私にはあります

だってこれね もしも自分の子供がこんな目にあったら腹 立ちません?
暴力をふるったのは横綱ーなんですよ 普通の人間に10発以上殴られても怪我しますーそれが横綱!!!!
死にますよ 並みの人間なら

一緒に居合わせた人間に対しても なんですぐ止めてくれんかったん?って怒りに震えますよ
子供に愛情ある親ならね)

そうした事件があり それでも何故か弟子を庇う貴乃花親方や怪我をさせられた貴ノ岩が悪い事にしようというような報道
テレビ番組や一部の出演者など
そういう謎の騒動の中で見事 勝ち続けた貴景勝
実に実に立派だと思います
その強い精神力に拍手です


さて 優勝された白鵬さんが こう話されたとか
「その前にこの場を借りて、場所中に水を差すようなことになってしまったこと、全国の相撲ファンに力士代表してお詫び申し上げます。私は15歳で来日し、62キロの少年がここまでくるとは誰も思ってなかったと思います。相撲の神様に認められたからこそ、40回の大台があると思います。この土俵の横で誓います。場所後に真実を話し、膿を出し切って日馬富士関と貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」


この白鵬さんの言葉に対して北の富士氏はこう言われています
ーNHKでテレビ解説を務めた北の富士勝昭氏(75、元横綱)は、白鵬の優勝インタビューについて「横綱としての責任感でしょうね」と評価した上で、インタビューの最後に場内へ万歳三唱を呼びかけたことには、「彼らしいと思うけどやりすぎたな」とくぎを刺した。ー

何処となく皮肉にも感じられるのは 私の気のせいでしょうか

北の富士氏はこうも言われています

 ー日馬富士の暴行問題には「気を引き締めていかなきゃいかん。八角理事長も就任して2年で興行成績で満員が続いて人気が上がっている。そこで思ってもみない事件が降りかかった。どこかに気の緩みがあったと思った方がいい。一丸となって立て直してほしい」と苦言を呈した。「ここまで大きくなってしまったのは、どこかで手落ちがあったのでしょう。お客さんは応援してくれているのだから、立て直すチャンスはある」と期待を寄せていた。ー


北の富士氏は色々と歯がゆい思いを堪えているーそんなふうにも感じられるのです
本当はもっと ずばずばっと言いたいこともあるような気がします


相撲を愛し大相撲の将来を真剣に憂える人間が 世のおかしな流れにそれこそ「忖度」ではじき出されることがありませんように
大相撲 横綱 そうした外枠を外して考えてみて下さい
灰皿・リモコン 何かかたいモノを持ってまで見境なく殴り続ける
そんな人間が罪にならず 殴られて怪我をした人間とその人間を庇う人間が 何か悪企みでもしたかのように言われる世の中っておかしくないですか

心・技・体ーと言われる横綱の地位にある人間ならばなおの事
そうした人間が暴力をふるい平然と最初は場所に出ていた

おもてに出なければ いえ隠しきれると思っていたのか
「良い人間だ」という人がいても私には信じることができません

ばれなきゃいいじゃんと思っていたのでは?

仮にもし暴力をふるっても 悪いことをしたという反省があれば その後の行動は騒動になるまで日にちもありましたし
それこそ色々おかしいでしょ!と