夢のLeidi Laidi

着物と宝塚、ほぼ半々

シルクの誘惑

2016-03-23 15:42:10 | 一人着物部活動報告
先日、久しぶりに正絹の着物で出かけました。



理屈抜きですねぇ。
準備してる時から、手触りにうっとりです。
最近、ウールや木綿、一番出番の多いのが
デニム二部式だったので、差は歴然。
なんなんでしょ。
袖を通して肩にかけ、ふんわりと前を
かき合わせる喜びって。

でもねー。
これは紬なので、いわゆる普段着。
改まった席にはNGなのですね。
オールシルクですよ。
それが「オシャレ着」で「遊び着」。
ひー贅沢だ。
ひー罰当り。

ま、考えてみたら「改まった席」など、
いつあるのだというマイライフなので、
何の問題もないのですが…。

まじまじ写真見てみたら、
相変わらずグサグサに着ておりますね。
これくらいだと4寸幅の帯をしても
楽々「腕を前から上に回して~ラジオ体操~」
の深呼吸ができます。

帯から上、脇あたりのたっぷり感は、
おはしょり両脇をぴっと引っ張れば、
瞬間的に消せるので、写真撮影の時は
対応可です。
出かける直前に焦って自撮りしたので
誤魔化しきれませんでしたが。

この程度の適当着方で(しかも上にカンボジアシルクの
ストールで作った羽織物着てた)も
特にジロジロ見られたり、
何か言われるなんてことはありませんので、
着物着てみたいけどなー
でも、あれこれ注意されたら怖いしなー
なんて方は、安心してお出かけください。

もし、着物着てるくらいで注目されたり、
知らない人からあれこれ言われたりするのなら、
貴方は多分、人を魅了する特別な何かを
生まれつき身に備えているのです。
自信を持ってください。
その力を存分に発揮して、世界を我が物に
しちゃってください。

えーと…何の話だっけ。
そうそう、次回はまたぞろ、ウールで出かける
予定なんですが、コットンプリント生地で
ウソツキ袖を作りました。
私は着物に縫い付けちゃう派です。



襦袢と裄丈合わなくて、袖が出てくるとか
身八つ口が覗くとかってトラブルも
ありませんので、よかったらお試しあれ。