「お嬢様…」
「ごっぶさった~」
「そんなふてくされないでくださいな」
「別にふてくされてなんかいないわよ。
あらチネッテ、新しいドレスを持ってきたとか、
私の目の錯覚かしら?」
「錯覚じゃございません。
そういえばお嬢様、老眼の方はまだ大丈夫ですの?」
「嫁入り前の乙女に何てこと言うのよ」
「あー…嫁入り…で…ございますか…。
嫁入り…ねぇ…」
「もういいから、さっさと見せなさいよ!」
「ふーん…なかなかいい感じじゃない。
裾もヒラヒラ盛大に広がって、優雅な気分になるわ」
「それはようございました。
せめて気分だけでも優雅になって頂きませんと…」
「チネッテ、おまえ最近、嫌味がきつくなってきたわよ」
「気のせいですって。
こちらのスカートは、リサイクルショップで見つけた物を
リメイクしたそうです。
もともとはウエストゴムだったのを切り替えにして、
裏地と裾にレースをつけてペチコート風にしていますわね」
「えー結局、古着ーい?」
「何をおっしゃいますの。
古着といっても、素材が違います。
単純にゴムでギャザー入れただけでなく、裾に向かって
かなりフレア入ってますし、フリルもギャザーではなく
フレアで、三つ折りで始末してあります。
裾のラインも凝っていますわ。
素人がイチから作るより、断然上等ってなもんですわ」
「そうねぇ…見えないけど、追加したレースも幅広でゴージャス
だしねぇ…。
…って、ちょっと今、何て言ったのチネッテ。
素人…?
素人に私のドレス作らせてるの?」
「細かい事気にしてると、行き遅れに拍車がかかりましてよ、お嬢様。
さ、キラキラヒラヒラジャラジャラさせて、リサイクルならぬ
リターンマッチですわ!」
愛と敬意を込めてリメイクしたから、お嬢様。
そう、復活戦のゴングは、いつ鳴らしてもOK!
こんなイメージで、くるくる回ってみて!
「ごっぶさった~」
「そんなふてくされないでくださいな」
「別にふてくされてなんかいないわよ。
あらチネッテ、新しいドレスを持ってきたとか、
私の目の錯覚かしら?」
「錯覚じゃございません。
そういえばお嬢様、老眼の方はまだ大丈夫ですの?」
「嫁入り前の乙女に何てこと言うのよ」
「あー…嫁入り…で…ございますか…。
嫁入り…ねぇ…」
「もういいから、さっさと見せなさいよ!」
「ふーん…なかなかいい感じじゃない。
裾もヒラヒラ盛大に広がって、優雅な気分になるわ」
「それはようございました。
せめて気分だけでも優雅になって頂きませんと…」
「チネッテ、おまえ最近、嫌味がきつくなってきたわよ」
「気のせいですって。
こちらのスカートは、リサイクルショップで見つけた物を
リメイクしたそうです。
もともとはウエストゴムだったのを切り替えにして、
裏地と裾にレースをつけてペチコート風にしていますわね」
「えー結局、古着ーい?」
「何をおっしゃいますの。
古着といっても、素材が違います。
単純にゴムでギャザー入れただけでなく、裾に向かって
かなりフレア入ってますし、フリルもギャザーではなく
フレアで、三つ折りで始末してあります。
裾のラインも凝っていますわ。
素人がイチから作るより、断然上等ってなもんですわ」
「そうねぇ…見えないけど、追加したレースも幅広でゴージャス
だしねぇ…。
…って、ちょっと今、何て言ったのチネッテ。
素人…?
素人に私のドレス作らせてるの?」
「細かい事気にしてると、行き遅れに拍車がかかりましてよ、お嬢様。
さ、キラキラヒラヒラジャラジャラさせて、リサイクルならぬ
リターンマッチですわ!」
愛と敬意を込めてリメイクしたから、お嬢様。
そう、復活戦のゴングは、いつ鳴らしてもOK!
こんなイメージで、くるくる回ってみて!