今月だけ 大炉
逆勝手のお点前とあまり変わりませんけれど
炭手前が違います 羽の使い方 灰のまき方
手前座の周りが建具ですので 低い風炉先を置きました
炉縁は 北山杉の磨き丸太ときまっています
釜は広口釜
大蓋用の蓋置
柄杓の時は 縁外3目
蓋の時は 縁内5目
蓋が大きいと 竹の蓋置だと張り付いてしまいます
何度か 釜の中に落ちたことがあります
やはり 焼き物ですね
水指は 赤膚焼 遠州七窯のひとつです
筒茶碗は萩 野坂康起さん
棗は槍梅蒔絵
最初のお稽古はお薄から
こちらに来るまでは 奈良の秋篠の先生に習っていましたので
阪奈道を挟んで 反対側に赤膚焼がありました
大昔に買ったお道具が 今でも使えます
ちょっと メモ
遠州七窯は 奈良の赤膚 京都の朝日 滋賀の膳所焼
静岡の志戸呂焼 大阪の古曽部焼 福岡の上野焼 高取焼
福岡は 二つもあるんですよね
やはり 秀吉さんの時代に朝鮮から連れて帰った陶工さんたちが
開いた窯なんでしょうね 海が近いですから
どちらも 茶陶です