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S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

釣釜で盆香合 懐かしい香合が出てきました

2025-03-14 10:58:46 | 道具



2月の大炉は初炭、後炭
3月は鎖の上げ下げだけなので 盆香合
4月は透き木の扱いで炭所望
 
年が明ければ炭手前の連続で
気を付けないと中毒になります
広間ならよいですが 小間で
炉のそばに座るのは危険ですね
換気扇はまわしておりますが
 

 

 

香合は 細川護光さんの宝珠
 




三齊流さんのお家元襲名披露の時にいただきました
伝承館のお茶席で ご本人さんと同席させていただきました
 

 
お盆が黒だとわかりにくいので
 

 
若狭盆に
このほうが 色移りがよいです
 
他の方のブログで初めて拝見しましたけれど
今のお家元さんの 教授拝受の折に下さるお香合
大宗匠の時と 色合い 形 文字 違いました
見る機会がないので そうですよね 違うのは当然か
 
盆香合にお使いくださいといただきましたけれど
懐かしいです
利休堂の床がボロボロで
入るときは 窓のそばを歩いて 真ん中を歩かないようにと
説明頂いたのに 若くて 緊張していて
真ん中歩きかけて
大宗匠に そっち歩きなさいと ・・・
 
30代での申請でしたので
途中師が亡くなって 11年近く待ちました
大宗匠が ずいぶん待たせたねっと
まだ若いから 頑張りなさいと
お声かけていただいて ・・・
 
その時いただいたお香合
 

 
無事の文字です
 

 
その時 一緒にいただいたのが
 

 

 

友湖の古帛紗
大宗匠好みの宝尽くしの紹巴の古帛紗
 
とても柔らかいです
 
たまには昔のお道具出してみるのもいいですね
色々と 忘れていたこととか思い出して 
 
現在進行形で 頑張らないと 笑
 
釣り釜の盆香合の時は
お点前は初炭ですけれど
お釜の場所が後炭と同じですので
外した弦は勝手付きの壁に立てかけます
普通だと 釜の横に置いて その中に鐶を置きます
 
お釜を上げる前に小上げ 鎖3目くらい
お釜を上げるために ・・・
 
初掃の前に大上げ鎖5目くらい
炉中の仕事をするために ・・・
 
何故鎖を上げるのかが分かっていれば
掛けるときも その逆で
お香を焚いて 炉中の仕事が終われば 大下げ
釜がかかれば 小下げ
 
炉の季節 釣り釜のこの季節が大好きです

大炉終わりました またお引越しです

2025-03-02 08:39:33 | 道具



表の六畳から 茶室へ
大炉の道具を片付けて
畳の入れ替え
灰の掃除
 
自宅の中を何歩歩くのかしら ?
 

 

 
全員が初炭・後炭のお稽古をしましたので
灰も沢山 途中で上げましたけれど それでも多いです
 
普通の炭手前と違い かなり変わっていますので
4回の稽古で 初炭・後炭・濃茶・お薄
 
沢山炭を焚くと 火鉢替わりで 部屋がかなり暖かくなります
お釜の水蒸気もあるのでしょうが ・・・
2月は 寒波で  氷点下の日が続きました
 
ず~~~と お釜をかけていると
エアコン+ストーブ よりも エアコン+炉中のほうが
快適な気がしました
唯 茶室でこれだけ炭を焚くと 一酸化炭素中毒に要注意
頭が痛くなります
ある意味職業病みたいですけれど
自分も慣れてくるのか 怖いですね

 

イオンのカゴの炭 ほとんど使いました
 
昨年は連絡するのが遅くて 割り炭しかなかったので
今年は 寒波の時に奥出雲まで 頂きに行きました
 
少し量が少なくて 60Kでしたけれど
 




 

 
すべて 丸炭 皮の付いた 良い炭でした
雪が解けたら 炭切の仕事が待ってます
 
陶芸の窯小屋が 炭小屋になってます
 


お薄は 筒茶碗・棗ではなくお薄器で
出雲の萬祥山の四滴
 

 
1年1回の大蓋用の蓋置
竹を使うと 蓋裏にくっついて お釜に落ちることがあります
 

 
灰匙は左が本使いですけれど
灰をすくうときに 折れて修理
お稽古では金属を使っています
 
焙烙は自作です 少し重たいですが
 
荷物をみんな運んだら かたずけて
来週から 釣り釜です
 
裏千家は3月釣り釜 4月透き木
表千家さんは 裏と反対で4月が釣り釜になるそうです
 
来月は茶飯釜の茶事かな ?
日にちは生徒さんと相談ですね

南米の鳥 さざなみインカ鳩ひらいました ありがたくいただきます

2025-02-22 21:53:54 | 道具



雪の上で
 

 
可愛い顔しています
渡り鳥ではないので どこかから逃げ出したのか
寒くて 死んじゃったのか
落ちてました
 
最近 あまり 鳥も落ちていないので
ありがたく 頂きました
 
羽がさざ波のようなので
名前が付いたようです
 

 
手袋して マスクして 消毒して
小さな鳥なので ハサミで処理できました
 
両羽と尾羽
 
トンビなどの大きな鳥は 骨が固いので
出刃包丁の出番です
 
羽をいただいた後は ちゃんとくるんで
畑に埋めておきました
深く埋めないと 匂いがすると狸とかが掘り出して
食べてしまうので
 
それも 食物連鎖でありかもしれませんが
 
茶入れの中の掃除用に 使います
 
あまり寒いと 鳥も動かないのか
 

 

ソウシチョウ という鳥だそうですが
家の前の道路の側溝で動かなくて
まだ生きていたので
タオルでくるんで 茶室の台所に入れておいたら
動き出して そのうち 出ていきました
初めて見た鳥さんで
カラフルできれいでした
 
小さい鳥は あまり使い物にならないですね
ムクドリやヒヨドリくらいの大きさがあれば
何かに使えます
 
今回は ちょっと小型の鳩ぐらいの大きさでした

卯花牆 馬蝗絆 ・・・ お茶碗でお腹がいっぱい

2025-02-22 21:41:49 | 道具




 
岡山県立博物館 行ってきました
お茶碗 オンリーで 展示品の数が半端なく 
見るだけでお腹がいっぱい
 
駐車場も空いていて良かった
それに入館料が激安
シニアで220円
後楽園の半券見せたら
そこから割引 ?
いいのかしら 160円ぐらい? ただみたいですよね
 

 
図録が フルカラーで1000円
今後のお勉強に コンパクトでちょうどよいサイズでした
ちらしがA4サイズです
 
錚々たる美術館から
良くこれだけのものを貸し出ししていただけたな と
 
茶の湯 とか 国宝展 とか
色々行きましたけれど
お茶碗だけの美術展は初めてでした
ワンフロア―なので お茶碗目白押し
100碗ほどが ・・・
もう 御馳走様という感じで ・・・
時間があれば もう一回ぐらい 行ってみたいな
 
地元であれば 毎日
畠山記念館の時は6回くらい通ったかな
やはり 本物を見て
色・風合い・形・汚れ・土・高台 エトセトラ
自分の目で見て 物差しになれば 
 
時代を経たお道具は
そこに物語があって お茶人さんたちの歴史があって
大切に使われてきたからこそ
今に伝わっている 
のぼせ者のわたくしとしては
ロマンだ ロマンだと
ついてきた主人はあきれておりましたけれど
 
ほんと ついてきただけのひとでした
往復 私が運転
スマホ見ながらのナビゲーターもあてにならず ・・・
 
博物館と後楽園だけなら
さっと行って さっと帰れるかな
 
おまけのお話
岡山はお安いです
後楽園もシニアで200円でした
お昼に 頂いたご当地グルメ
知らずに入ったのですが
 

 
えびめし というそうですが ハーフでこの量 食べきれなくて
旦那さんに 要応援
二人で食べて 2000えんでおつりがありました

2月 大炉を出しました 炭の準備も

2025-02-06 19:26:23 | 道具



大炉は炭手前が変則ですので
生徒さん全員 初炭・後炭のお点前をされます
炭がたくさん要りますので
ちゃんとした炭でなくても
長ささえ15㎝ と 7.5㎝に切ってあれば
ということで
山に切りに上がりました
とても 自宅で 手でなんか切っていられないので
 

 
四駆だけど 上まで車が上がらなくて
沢山切った炭は重かったけれど
ビニール袋で 雪の上だったので
滑って 楽々下ろせました
 

 
雪の上 鋸外に出して
粉塵が凄くて 中では切れません
 
とりあえず 2月の分を切って
 

 
水路に1晩つけて 中の粉を流して
籠のまま干しています
 

 
畳を入れかえて
 

 
大炉を出しました
 
細かい作業は 明日
茶室から運ぶもののあります
 

 
茶室の炭箱にも炭を補充して
 

 
茶入れ掃除用の羽も作って
 

 
見たことのない羽根です
旦那さんがひらってきてくれました
 
うちの猫ちゃんが ヒヨドリ食べたときも
何も残らず 羽だけが残っていましたから
多分 一羽分でしょう
 
虎屋さんの羊羹の竹の皮とタコ糸でできました
 
中の掃除をして
茶掃箱も表に引っ越しです