お道具は 箱が大事
古いものは その時代の箱が欲しい
お茶碗なら 元箱と 書付箱 とで 眼鏡に
本物でも 箱が今のものだと
いくら お家元さんの箱がついていても
もったいがない ・・・
なんて 贅沢かなあ
箱というのは
その書かれた字 墨の色 時代を経た 木の色
それだけで
色々と 想像の世界へ いえいえ 妄想かも ・・
ロマンと 歴史と 物語 が感じられて
あ~~~ よだれが出そう
美術館へ行っても 箱が並んでいるのは
少ないような気がします
やはり 箱が見たいですね
お茶碗も 高台裏の粘土の色 粘土の質
見込みの色
時代付けされた色とは違う
本当の時を経た色
これって 本物をたくさん見ないと
自分の中で 判断できません
とにかく 見ること 触ることはなかなかできませんけれど
それでも 最近 すこ~~~し わかるようになりました
半使を買ったときに お道具やさんが
この色を 大事になさいませよ と おっしゃいました
昔 20代のころ
お茶を飲むのに 汚い茶碗は嫌だからと
蔵にあった 雲永さんの秋草 キッチンハイターして
真っ白にしてしまい 先生に叱られました
今なら 考えられませんけれど
幸い 粘土については
知り合いの陶芸作家さんが よく見て 教えてくださいます
見るのも勉強 機会があれば どんどん見に行きたいですね