S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

風炉の灰です 初風炉は土風炉 ? 板は荒目板 ?

2021-04-30 14:34:35 | 道具

 

こんな感じで 灰を …後でもうすこしきれいにしますよ

炉の灰を 片付けて

バケツ3杯

 

 

これは 掃除をして 夏まで取っておいて

夏に湿し灰にします

 

 

これは 風炉の灰 右はとっておきの灰で 黄色いです

お茶会用

普段は 左の灰を使います

 

湿し灰も 風炉灰も 床下に 発泡スチロールに入れて 何箱かストック

日にあたらないほうがいいですから

 

紅鉢と土風炉に灰を入れて

 

 

 

釜を合わせてみました

 

初風炉は土風炉がよいようですけれど

土風炉には 荒目板を ・・・ という事で 出しましたけれど

 

 

 

手前が広いほう 奥に向けて 細くなります

この板は 使い勝手が悪く 土風炉にしか使えない

土風炉は 真塗り以外なら たいていの板があわせられます

 

出番のない道具ですけれど 生徒さんに こういう板もありますよ

という事で 出してみました


炉を片付けて ・・・ 茶室の畳も入れ替えて

2021-04-30 00:14:22 | 茶室・露地

炉の季節が終わりました

次のお稽古は 風炉になります

 

 

最後のお釜 透き木釜を片付けて

 

 

炉縁も 助炭も 灰も

 

 

 

中は深いので 少し灰を出して あとは 真ん中にかき上げて そのまま蓋をします

灰は余分がたくさんあるので

 

 

炉に蓋をして

 

 

畳を上げて

踏み込み畳を 道具畳の場所に入れて

 

これが重いんです

持ちあがらない 

お茶事の時にしびれにくいようにと 藁が1.5倍入ってます

 

 

踏み込み畳の場所に 切りこみのない 半畳を入れて終了

 

 

釜は箱に収めて 包んで 紐をかけておきます

片付けるときに 紐をかけておくと 出し入れが楽ですし

落とした時にも 蓋が開かないということで

ひと手間かけると 後が楽ですね

 

これで 茶室は終了

 


鵬雲斎大宗匠の花押 2個セットの蓋置は花押を変えて ・・・

2021-04-27 23:02:01 | 道具
 
 

世の中には 偽物があふれていて

自分で判断しなければ お茶会で大恥をかきます

自分が使うだけなら 何でもいいのですけれど

お茶会に持ち出すときは 100パーセント本物でないと出せません

 

その見極めを 何処でするか

その人 それぞれですけれど

私は お店の信用 もし偽物を出したら 店がつぶれるぐらいの信用で

お商売をされているお店でないと とても 買えませんね

 

その代わり そういうお店は それなりのお値段で

とてもネットオークションのようなお値段ではありません

唯 最近は お道具やさんも大変で

ちゃんとしたお店も出品していらっしゃいます

そういうお店は それなりのお値段か もしくは在庫処分で

たまに お安いものも出ています

 

 

オークションも 見ていると 凄い勉強になります

 

 

買っている方が 気の毒になるときもありますけれど

まあ こればっかりは  お勉強ですね

 

本物をたくさん見ることです

 

ネットで志野茶碗の卯花墻が出ていて

国宝で 三井記念館にありますけれど 笑

東博の茶の湯でも 出てましたね 見に行きました

 

《大名品》桃山~江戸初期 牟田洞窯 古志野茶碗 /遠州流八代家元 小堀宗中 目利き 書付 銘「卯花墻」

 

こういううたい文句で

写真も 商品の茶碗と 本物の卯花墻の掲載された本を出して

説明文は 本そのまま そして 下のほうに薄い字で

 

【備考】国宝 卯花墻の写しとされる逸品 参考資料 付属しない  と

 

こわいですねえ~~~

 

話が それ過ぎましたけれど

先日 友達が 大宗匠の蓋置 買ったよ と 下げてきて見せてくれました

 

珍しい花押です

 

こちらが多いです

 

二つ同時に描かれるときは たまに1枚目の花押を書かれるときがあるそうです

 

もちろん これは 本物

 

正玄の箱

 

本物の箱の字を ちゃんと見ておかないと

筆の流れ 跳ね 勢い

偽物は やはり どこか違います

 

こんなの買ったよ と たまに下げてこられますので

見せてもらって 写真写して 勉強させてもらってます

 

元は 旦那さんの友達ですけれど

お互い 道具大好きで

旦那曰く 病気だと  お道具病気 ・・・ まあ そうかもしれませんね


先週に続いて お菓子はきんとんの藤

2021-04-27 22:10:22 | 菓子・スイーツ

先週は 練り切り

今週は きんとん

 

 

 

先週の練りきりの藤

 

先日の濃茶席のきんとんが とても柔らかくて ・・・

でも 見ただけでは お菓子の銘は想像できませんでした

やはり 生菓子は ぱっと見たときに 何か銘が想像できるのがいいような気がしました

 

このきんとん

 

厚かましく 私のきんとんのほうがおいしいかも なんて思ったりして

 

それで 今回 作ってみました

 

明日のお菓子

 

先週の練りきりの白餡は レンジで水分をとばして 白くしてから着色しましたけれど

今回は 白餡の色 そのままで 着色 かなり柔らかなきんとんです

 

白餡は そのままだと 黄色味を帯びていますので

着色したときに 少し 色がくすみます

 

紫芋のパウダーで着色しました

上に載ってるのは 型がなかったので 桜の花びらですけれど

 

作っているうちに 乾燥してきて

最後の残り物の花びらは かなり硬く ・・・

それで 思いましたけれど

練りきり餡で 干菓子が作れるかもしれませんね

今度 作ってみようかな

かたちを作って乾燥させて

 

毎回 試行錯誤ですけれど

お菓子造りを初めて 1年 はまってしまいました

習ったわけではないけれど 分量なんかは インターネットで調べれば

皆さん 丁寧に出してくださっています

本も 教室も 不要ですね 笑


お薄席の花 黒蠟梅と瓔珞蘭

2021-04-26 14:16:49 | 茶花

唯一の写真

 

 

 

瓔珞蘭と黒蠟梅

 

瓔珞蘭 素敵でした

 

以前 山野草の会の方に見せていただいたときは

へご板に着床させて 花の元がこんなに赤くなくて

もっと地味だったような気がするんですけれど ?