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のんびりぽつぽつ

日常のこと、本のこと、大好きなこと・・・
いろいろ、と。
のんびりと。

みをつくし料理帖2.3巻

2010年05月01日 22時50分35秒 | ☆本☆
みをつくし料理帖シリーズ続編
「花散らしの雨」
「想い雲」
を一気に読みきってしまった。

続きは~~~???と、思っている自分。

久々の心地よさ。

澪と芳。
化け物稲荷のご縁からつながる源斉先生、つる家主人の種市。
おりょう、伊佐三、太一親子、ふきと健坊、りうさん。
清右衛門と坂村堂。
そして、野江・・・いまはあさひ太夫と又次。
浪人小松原さま。

なんか、これでもか!っていうほどの災難を、澪は周りにも撒き散らしている気がするんだけれど・・・
でも、物語全体はとても暖かな人情に溢れていて、皆がへとへとになりながらも精一杯生きている。

江戸庶民が命の限り生きる。

そんな物語なんだなあ・・・と、一気に読んで思う。


武士のメンツとかお家のためとか、お城様がどーのとか・・・
所謂、目に見えない「大義名分」?
そんな物が関わってこない(はずの)、江戸庶民の暮らす姿。

ちょっと小松原さまが不安だなあ。。とか、
采女相馬がイヤだなあ・・・は思うけれど、それはそれ。
澪はきっとそのまま生きるだろうから。
(あー、その恋心がまた不安なんだけど・・・)

このままの雰囲気でいてほしいな、と思う。
この、読み手をいい意味で引きずり込まない距離感?
力いっぱい引きずり込まれることもいいけれど、
この位の感覚もまた心地よいものだなあ・・・と思いつつ。

このままぐるっと再読するかな~?
続巻は、、いつ頃になるんでしょうね~

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