山下達郎 Performance 2008-2009

2008-12-05 | Music
晴れのち一時暴風雨のちくもり。
達郎さんの6年ぶりのツアーがいよいよスタートする。
厚木市文化会館に出向くのも6年ぶりのことで、駅からの道のりを90度間違えて、引き返すはめに。

1階15列のややしもて。佐橋くんの達郎さんステージでの立ち位置は、確かしもてのはず。
わずか4分遅れで開演。ドラムは噂に聞いていた通り、やはり若い子だ。
キーボードはおなじみのしばっちゃん(柴田俊文)
個人的には、重実徹さんの不在はとても淋しい。
コーラス隊は久美さん参加で変わりなし。
ステージセットも相変わらず凝っていて楽しい。ワクワクする。
佐橋くんは久しぶりに見るゴールドとグリーンのストラト、2本のみを使用。
ドラムは驚異の24歳(!)小笠原拓海くん。
達郎さんに「必ずや日本を代表する名ドラマーになることを保証する」と言わしめる。
ソロ回しでは、ほんの少しだけ物足りなさも感じたが、全体的には素晴らしいドラミングだった。
これからもっと成長していくだろう。
達郎さんからは
このメンバーで来年はライブハウスでのツアーを、そして、まりやさんのライブもこのメンバーで考えている
と驚きのMCも飛び出した。
現在55歳の達郎さん。小田さんは化け物だと、75歳の三波春夫さんを見たことがあるが、素晴らしかったと言い
還暦まで突っ走ることを宣言してくれた。
佐橋くんのギタープレイは言うまでもないことだがやはりさすがで
「Paper Doll」でのソロはぐっと惹かれるものがあった。
私の座席から、ほぼ延長線上の正面。見入ってしまう。何があっても世界一のギタリスト。
この久しぶりのツアーは「1から出直しツアーだ」と達郎さん。
大阪フェスティバルホールが年内いっぱいで閉鎖され、取り壊されることが
ツアーを始めるひとつの大きなきっかけになったと言う。
最後のフェスティバルホール、行かないわけにはいかない。
私もしっかりさよならと感謝を伝えよう。
セットリストはアカペラコーナーなど、過去に観てきたツアーと構成上大きな変化はないように感じたが
後半の「ずっと一緒さ」に心を動かされた。
そして、佐橋くんのギターで始まる「DOWN TOWN」嬉しかった。
達郎さんのステージは、すべてが完璧だ。曖昧なものなど何一つない。
約2時間50分。久々に音楽的に感動したステージだったと思う。

帰宅後、パンフレットを開く。なべちゃんも写真入りで紹介されていた。
彼が元春の傍らに居た頃のことは、何もかも懐かしい。



山下達郎 Performance 2008-2009
2008.12.5(FRI)@厚木市文化会館
山下達郎(Vo,G)
小笠原拓海(D)伊藤広規(B)難波弘之(Key)柴田俊文(Key)佐橋佳幸(G)土岐英史(Sax)
国分友里惠(Cho)佐々木久美(Cho)三谷泰弘(Cho)
(1階15列10番)

01 Sparkle
02 Jungle Swing
03 Blow
04 ドーナツ・ソング
05 夏への扉
06 ついておいで
07 Paper Doll
08 さよなら夏の日
09 Forever Mine
10 バラ色の人生~ラヴィアンローズ
11 Chapel of Dreams
12 Have Yourself A Merry Little Christmas
13 クリスマス・イブ
14 蒼氓
15 Get Back In Love
16 Bomber
17 Let's Dance Baby
18 高気圧ガール
19 Ride On Time
Encore
20 ずっと一緒さ
21 アトムの子
22 Down Town
23 Your Eyes


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