RADIO MAGIC

2009-05-30 | Music
くもり。
午後半休で職場を飛び出し、14時発のANA便で伊丹へ。
離陸の直後、空を見つめていた時、
1週間前のワンシーンが突然蘇って、心が揺れた。

新型インフルエンザ騒動で、一時は中止や延期も覚悟していたが、無事来ることが出来た。感謝。
大阪城ホールにて、FM802開局20周年記念イベントライブ「RADIO MAGIC」を観る。
メガネを職場に忘れてきた(あるいは紛失した?)ことは
座席についてから気づいた。
ステージはほぼ正面、最も遠いスタンド席、Cブロック。
双眼鏡を駆使して、それほどの不便は感じない。
オープニングのピエロのパフォーマンスと、映画「Sting」のような音楽と演出、
冒頭から802スタッフの愛情を感じ取ることが出来た。
何と言っても、このイベントのために組まれたスペシャルバンドに惹かれた。休憩20分以外は出ずっぱり。
音楽監督の佐橋くんは勿論のこと、
kyOnさんのフライングV、アコーディオン、オルガン、ピアノ…
有太くんと一緒というのも嬉しい。
ボーカリストあるいは楽曲ごとに有太くんと交互に鍵盤を分け合う。
初めて観るサックスの本田くんも素晴らしかった。
斉藤和義以外は、ボーカルにはまったくと言っていいほど興味がなかったのだが
福原美穂を観れたことは収穫だった。
いきものがかりの彼女も堂々として見事だった。
KANの観客席の盛り上げ方はさすがだった。

気になっていた「and more…」シークレットゲストはユースケ・サンタマリア
そして何と桑田佳祐!
「松本幸四郎です」などと言って佐橋くんに絡む(笑)
しかし周囲の若い観客はいまいちわかっていないようで、世代格差を感じてしまった(苦笑)。
kyOnさんと桑田さんの生のセッションは初めての体験で、高揚した。
そしてkyOnさんと有太くんの連弾も心が躍る。

最後が斉藤和義、という粋なプログラム。さすが802。
力を抜いた感じのせっちゃん。
清志郎のカバー「JUMP」うれしかった。せつなかった。
アンコール。
シャーリー富岡とヒロ寺平の紹介で、メンバーが呼び込まれ
全員で「Oh! RADIO」
あの日、青山で何度も聴いたバージョンとは随分違って聴こえたが
スクリーンに映し出された歌詞、そのメッセージが心に響いた。
本当だったらきっと、清志郎がここに居るはずだった。

終演後、弁天町の居酒屋「なかもと」で友人と夕食。美味しかった。
どうしても話題は清志郎やチャボさんのことになった…。
ホテルの部屋に入り、BS2でジャニス、そしてアレサ・フランクリンのライブ映像を見る。
ソウルは永遠。



FM802 STILL20 SPECIAL LIVE
RADIO☆MAGIC
2009.5.30(SAT)@大阪城ホール
Special Band:
佐橋佳幸(G)河村カースケ智康(D)渡辺等(B)Dr.kyOn(Key)斎藤有太(Key)
本田雅人(Sax)佐々木久美(Cho)渕上祥人(Cho)大滝裕子(Cho)
(スタンドC9列21番)

01 RADIO(吉岡聖恵+福原美穂)
02 気まぐれロマンティック(いきものがかり)
03 帰りたくなったよ
04 SAKURA
05 CHANGE(福原美穂)
06 LOVE~winter song~
07 So in Vain(CHEMISTRY)
08 北風
09 約束の場所
10 HONKY JILL~69(あいなめ)のブルース~(桑田佳祐)
11 悲しい色やね
12 明日晴れるかな
13 波乗りジョニー
Pause
14 愛は勝つ(KAN)
15 まゆみ(KAN+スキマスイッチ)
16 世界で一番好きな人(KAN)
17 view(スキマスイッチ)
18 マリンスノウ
19 全力少年(スキマスイッチ+絢香)
20 おかえり(絢香)
21 三日月
22 Peace loving people
23 JUMP(斉藤和義)
24 やわらかな日
25 君の顔が好きだ
26 アゲハ
Encore
27 Oh! RADIO(All Members)